HOME 国内

2023.05.21

田澤廉 英国で27分40秒40!世界陸上標準突破ならずも世界挑戦の姿示す
田澤廉 英国で27分40秒40!世界陸上標準突破ならずも世界挑戦の姿示す

23年GGのべおか10000mで2位だった田澤廉

5月20日に英国で行われたナイト・オブ・ザ・10000mPBsにオレゴン世界選手権体表の田澤廉(トヨタ自動車)が出場。ブダペスト世界選手権の参加標準記録(27分10秒10)を目指した。

序盤から果敢にトップ集団につく姿勢を示し、5番手あたりを追走して5000mはトップが13分36秒で通過した。だが、その後はじわじわとトップ3とは差が広がったものの、最後まで粘りきる。

記録は27分40秒40で5着フィニッシュ。参加標準記録突破はならずも果敢な挑戦だった。

広告の下にコンテンツが続きます

田澤は駒大4年だった3月に米国で27分28秒04、5月のゴールデンゲームズinのべおかは27分51秒21をマークして2位。ゴールデンゲームズが代表選考会だったため、今大会で参加標準記録を突破すれば代表内定だった。

現段階での出場資格は得られず。今後レースへの出場がなければ、ポイントによるワールドランキングで出場権が得られるかどうかを待つことになる。世界選手権の出場資格獲得者は選考の有効期間が7月30日で終了したのち、8月2日以降に世界陸連(WA)から発表される。

5月20日に英国で行われたナイト・オブ・ザ・10000mPBsにオレゴン世界選手権体表の田澤廉(トヨタ自動車)が出場。ブダペスト世界選手権の参加標準記録(27分10秒10)を目指した。 序盤から果敢にトップ集団につく姿勢を示し、5番手あたりを追走して5000mはトップが13分36秒で通過した。だが、その後はじわじわとトップ3とは差が広がったものの、最後まで粘りきる。 記録は27分40秒40で5着フィニッシュ。参加標準記録突破はならずも果敢な挑戦だった。 田澤は駒大4年だった3月に米国で27分28秒04、5月のゴールデンゲームズinのべおかは27分51秒21をマークして2位。ゴールデンゲームズが代表選考会だったため、今大会で参加標準記録を突破すれば代表内定だった。 現段階での出場資格は得られず。今後レースへの出場がなければ、ポイントによるワールドランキングで出場権が得られるかどうかを待つことになる。世界選手権の出場資格獲得者は選考の有効期間が7月30日で終了したのち、8月2日以降に世界陸連(WA)から発表される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.30

中越が県高校最高の2時間5分38秒!オール区間賞で2連覇 女子は新潟明訓が首位譲らず3年連続V/新潟県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた新潟県高校駅伝が10月30日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195km)は、中越が県高校最高記録の2時間5分38秒で2年連続19回目 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」

2025.10.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第62回「伝統の火を灯し続ける~ある記念品と箱根駅伝予選会~」 1959年~62年まで4年間の […]

NEWS 日本陸連、暑熱下の大会「危険な状況回避して」来年の全中、インターハイは予定変更できず

2025.10.30

日本陸連、暑熱下の大会「危険な状況回避して」来年の全中、インターハイは予定変更できず

日本陸連は10月30日にメディア向けの説明会を開き、暑熱下での競技会運営について、田﨑博道専務理事と強化部・磯貝美奈子部長が登壇して報告した。 日本陸連は7、8月の主催大会において「WBGT(暑さ指数)が31度以上となる […]

NEWS 日本陸連が東京世界陸上を有森裕子会長、田﨑博道専務理事を総括「今回の経験を生かして、つなげていきたい」

2025.10.30

日本陸連が東京世界陸上を有森裕子会長、田﨑博道専務理事を総括「今回の経験を生かして、つなげていきたい」

日本陸連は10月30日、9月に行われた東京世界選手権の総括会見を開き、有森裕子会長、田﨑博道専務理事が登壇した。 日本陸連創設100年の節目に迎えたビッグイベントに対し、「その成功が今後の陸上界の成長、発展につながる」( […]

NEWS 山崎一彦強化委員長が東京世界陸上を総括「今までにない活躍」「底上げができた」選手、指導者の海外経験を推進していく構え

2025.10.30

山崎一彦強化委員長が東京世界陸上を総括「今までにない活躍」「底上げができた」選手、指導者の海外経験を推進していく構え

日本陸連は10月30日、9月に行われた東京世界選手権の総括会見を開き、強化委員会の山崎一彦・強化委員長が登壇した。 34年ぶりに東京開催となった世界選手権で日本代表は銅メダル2を含め、入賞11を数えた。入賞順位からポイン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top