「子供のがんばりを応援しよう!」「でも、どんなふうにサポートすればいいんだろう……」。
そんな悩みを持つみなさんのために、中学生の子を持つ先輩パパママが陸上選手の親ならではの苦労や悩み、テクニックやノウハウを共有していきます。未来の陸上パパママにバトンをつないでいきましょう!
第10回目は、3姉妹を育てる佐藤さん一家にご登場いただきました。一体どのようにお子様の活動をサポートしているのでしょうか?
第10回 佐藤誠さん、悦子さん/希娃さん(中3)、朱莉さん(高1)、瑠捺さん(高3)「一緒にいて応援してあげることが大切」
家族メモ
母・悦子さんは中学、高校と陸上(ハードル)経験を持ち、父の誠さんはバレーボールとテニスというスポーツ一家。3姉妹ともスポーツ未経験から中学で陸上部へ入り、長女の瑠捺さんと三女の希娃さんは長距離、次女の朱莉さんは混成競技に取り組む。
Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと
今通っている中学・高校では、熱心にご指導してくださる顧問の先生やコーチに巡り会え、親子ともども陸上の楽しさを感じています。目標達成に向けての日々の練習は大変そうですが、生き生きとしています。
Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは?
朝練習がある日でも朝食をあまり食べられないので、副菜を数種類少量ですが用意し、栄養が摂れるよう心掛けています。また、鉄分不足になると走れないので、1日分の鉄分が入ったヨーグルトなどを飲ませています。
Q.洗濯でのこだわり、気をつけていること
特にこだわりはありません。ただ頻繁に着替えをするために洗濯量が多くなるので、なるべく帰宅後すぐ洗うようにしています。ウィンドブレーカーを洗濯した際には、急な雨対策として防水スプレーをかけています。

防水スプレーは欠かせません
Q.陸上ならではの大変なこと、悩みは?
競技場が遠いことです。家から車で20分くらいの場所にもあるのですが、その他は車で40分〜1時間強くらいの距離にあります。3人とも異なる場所で競技場練習がある時は、祖父母にも協力してもらい送迎をしています。
Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか。
高校のコーチが時々陸上専門誌を部員に貸してくれるので、一緒に読んでいます。その他、YouTubeやネット検索をして学ぶことも。
Q.陸上のシューズやウェアはどこで購入していますか?
小柄なのでウェアは試着をし、店舗で購入しています。シューズに関しては店舗
で試着をしてから、その店舗のオンラインで購入をしています。そうすることで店舗購入より費用を抑えられます!
Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?その時に気をつけていることは?
動画を撮るなどはしていますが、アドバイスをするほどの知識はないので本人に任せています。大会前日では気が張りつめている時もあるので、なるべくいつもと同じ生活を送れるよう心掛けています。
佐藤希娃 さん(寺尾中3埼玉)
種目&自己記録
800m 2分19秒18
佐藤朱莉さん(高校1年)
種目&自己記録
四種競技 2501点
佐藤瑠捺 さん(高校3年)
種目&自己記録
3000m 9分52秒86
Q.陸上を始めたきっかけ
希)走るのが好きで、姉と同じ競技場で走ってみたかったからです。
朱)姉が陸上部に入部しており、楽しそうだと思ったからです。
瑠)昔から走ることが好きで、中学校に陸上部があったので入部しました。
Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと
希)部活の仲間と出会えたこと。声かけなどの大切さを知ることができました。
朱)四種競技でいろんな種目に挑戦でき、練習した成果を大会で発揮できたことです。
瑠)生活態度やあいさつの大切さが学べたことと、あきらめずに最後まで全力でやり切る力がついたことです。
Q.好きな選手、あこがれの選手は?
希)田中希実選手(豊田自動織機)
朱)有森裕子さん
瑠)不破聖衣来選手(拓大)
Q.今後の目標
希)全国大会に出場することです。
朱)楽しみながら陸上を続けることです。
瑠)3000mで9分30秒台を出すことと、駅伝で全国大会に出場することです。
※情報は2023年4月18日時点
第10回 佐藤誠さん、悦子さん/希娃さん(中3)、朱莉さん(高1)、瑠捺さん(高3)「一緒にいて応援してあげることが大切」
家族メモ 母・悦子さんは中学、高校と陸上(ハードル)経験を持ち、父の誠さんはバレーボールとテニスというスポーツ一家。3姉妹ともスポーツ未経験から中学で陸上部へ入り、長女の瑠捺さんと三女の希娃さんは長距離、次女の朱莉さんは混成競技に取り組む。Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと 今通っている中学・高校では、熱心にご指導してくださる顧問の先生やコーチに巡り会え、親子ともども陸上の楽しさを感じています。目標達成に向けての日々の練習は大変そうですが、生き生きとしています。 Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは? 朝練習がある日でも朝食をあまり食べられないので、副菜を数種類少量ですが用意し、栄養が摂れるよう心掛けています。また、鉄分不足になると走れないので、1日分の鉄分が入ったヨーグルトなどを飲ませています。 [caption id="attachment_98959" align="alignnone" width="2104"]
長女の勝負メシは野菜たっぷりの煮込みうどん![/caption]
Q.洗濯でのこだわり、気をつけていること
特にこだわりはありません。ただ頻繁に着替えをするために洗濯量が多くなるので、なるべく帰宅後すぐ洗うようにしています。ウィンドブレーカーを洗濯した際には、急な雨対策として防水スプレーをかけています。
[caption id="attachment_98960" align="alignnone" width="150"]
防水スプレーは欠かせません[/caption]
Q.陸上ならではの大変なこと、悩みは?
競技場が遠いことです。家から車で20分くらいの場所にもあるのですが、その他は車で40分〜1時間強くらいの距離にあります。3人とも異なる場所で競技場練習がある時は、祖父母にも協力してもらい送迎をしています。
Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか。
高校のコーチが時々陸上専門誌を部員に貸してくれるので、一緒に読んでいます。その他、YouTubeやネット検索をして学ぶことも。
Q.陸上のシューズやウェアはどこで購入していますか?
小柄なのでウェアは試着をし、店舗で購入しています。シューズに関しては店舗
で試着をしてから、その店舗のオンラインで購入をしています。そうすることで店舗購入より費用を抑えられます!
Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?その時に気をつけていることは?
動画を撮るなどはしていますが、アドバイスをするほどの知識はないので本人に任せています。大会前日では気が張りつめている時もあるので、なるべくいつもと同じ生活を送れるよう心掛けています。
佐藤希娃 さん(寺尾中3埼玉)
種目&自己記録 800m 2分19秒18
佐藤朱莉さん(高校1年)
種目&自己記録 四種競技 2501点
佐藤瑠捺 さん(高校3年)
種目&自己記録 3000m 9分52秒86
Q.陸上を始めたきっかけ
希)走るのが好きで、姉と同じ競技場で走ってみたかったからです。
朱)姉が陸上部に入部しており、楽しそうだと思ったからです。
瑠)昔から走ることが好きで、中学校に陸上部があったので入部しました。
Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと
希)部活の仲間と出会えたこと。声かけなどの大切さを知ることができました。
朱)四種競技でいろんな種目に挑戦でき、練習した成果を大会で発揮できたことです。
瑠)生活態度やあいさつの大切さが学べたことと、あきらめずに最後まで全力でやり切る力がついたことです。
Q.好きな選手、あこがれの選手は?
希)田中希実選手(豊田自動織機)
朱)有森裕子さん
瑠)不破聖衣来選手(拓大)
Q.今後の目標
希)全国大会に出場することです。
朱)楽しみながら陸上を続けることです。
瑠)3000mで9分30秒台を出すことと、駅伝で全国大会に出場することです。
※情報は2023年4月18日時点 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
2025.11.17
長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す
日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025