HOME 海外

2023.02.19

女子60mでホッブスが世界歴代2位の6秒94 好調ホールは2冠達成/全米室内選手権
女子60mでホッブスが世界歴代2位の6秒94 好調ホールは2冠達成/全米室内選手権

A.ホッブス(2022年世界選手権100m)写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

◇2023全米室内選手権(2月16~18日/アルバカーキ)

2月17日、18日に米国ニューメキシコ州アルバカーキで全米室内選手権の2、3日目が行われ、女子60mでA.ホッブスが世界歴代2位の6秒94で優勝を飾った。

1月に6秒98をマークするなど、室内シーズンは負けなしと好調のホッブスは予選も7秒02で1着で通過。決勝でもスタートから身体ひとつ抜け出すと、フィニッシュ前でさらに差を広げ、世界記録(6秒92/I.ブリワロワ)まであと0秒02にまで迫った。

来週で27歳を迎えるホッブ18年の全米選手権100m以来の全米制覇。21年東京五輪4×100mリレーでは1走を務め、銀メダルに貢献。昨年の世界選手権では100mで6位に入っている。

女子400mは初日の五種競技で優勝したA.ホールが51秒03で2冠獲得。2位に1秒以上の大差をつける圧勝だった。また同重量投では19年世界選手権ハンマー投金メダリストのD.プライスが26m02の世界記録を樹立。走高跳ではV.カニンガムが2m00の自己タイ記録で7度目の優勝を飾った。

男子では棒高跳で元世界チャンピオンのS.ケンドリックスが5m91で快勝。昨年の北中米カリブ選手権優勝のW.ウィリアムズが8m20の自己新で優勝を果たした。60mでは世界選手権200m金のN.ライルズが準決勝で6秒56をマークしたものの、決勝を棄権。代わって、大学生のJT.スミスが6秒53で制した。
次は 世界歴代2位をマークしたホッブス

広告の下にコンテンツが続きます
◇2023全米室内選手権(2月16~18日/アルバカーキ) 2月17日、18日に米国ニューメキシコ州アルバカーキで全米室内選手権の2、3日目が行われ、女子60mでA.ホッブスが世界歴代2位の6秒94で優勝を飾った。 1月に6秒98をマークするなど、室内シーズンは負けなしと好調のホッブスは予選も7秒02で1着で通過。決勝でもスタートから身体ひとつ抜け出すと、フィニッシュ前でさらに差を広げ、世界記録(6秒92/I.ブリワロワ)まであと0秒02にまで迫った。 来週で27歳を迎えるホッブ18年の全米選手権100m以来の全米制覇。21年東京五輪4×100mリレーでは1走を務め、銀メダルに貢献。昨年の世界選手権では100mで6位に入っている。 女子400mは初日の五種競技で優勝したA.ホールが51秒03で2冠獲得。2位に1秒以上の大差をつける圧勝だった。また同重量投では19年世界選手権ハンマー投金メダリストのD.プライスが26m02の世界記録を樹立。走高跳ではV.カニンガムが2m00の自己タイ記録で7度目の優勝を飾った。 男子では棒高跳で元世界チャンピオンのS.ケンドリックスが5m91で快勝。昨年の北中米カリブ選手権優勝のW.ウィリアムズが8m20の自己新で優勝を果たした。60mでは世界選手権200m金のN.ライルズが準決勝で6秒56をマークしたものの、決勝を棄権。代わって、大学生のJT.スミスが6秒53で制した。 次は 世界歴代2位をマークしたホッブス

世界歴代2位をマークしたホッブス

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.23

【選手名鑑】小林 香菜

小林 香菜 KOBAYASHI KANA 大塚製薬 2001年4月44日 前橋三(群馬)→早大本庄高(埼玉)→早大 自己ベスト 5000m:15.45.68(24年) 10000m:32.22.98(24年) マラソン: […]

NEWS 【選手名鑑】吉川 絢斗

2025.04.23

【選手名鑑】吉川 絢斗

吉川 絢斗 YOSHIKAWA KENTO SNS: サンベルクス 2001年8月9日 中山中(神奈川)→中大横浜高(神奈川)→東学大 20kmW:1.17.38(25年) ■代表歴 世界選手権(25東京) 【年度別ベス […]

NEWS 【選手名鑑】近藤 亮太

2025.04.23

【選手名鑑】近藤 亮太

近藤 亮太 Kondo Ryota SNS: 三菱重工 1999年10月5日 島原一中(長崎)→島原高(長崎)→順大 自己ベスト 5000m:13.42.08(24年) 10000m:28.16.14(23年) マラソン […]

NEWS 男子5000m五輪メダリストのポール・チェリモ インタビュー「マラソンで米国記録を作る」

2025.04.23

男子5000m五輪メダリストのポール・チェリモ インタビュー「マラソンで米国記録を作る」

4月上旬、フランス・パリでランニングブランド「KIPRUN(キプラン)」の新作シューズ発表イベントが行われた。KIPRUNとして過去最大となったイベントでは、カーボンプレート搭載のシューズについての説明が行われただけでな […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―95年イエテボリ―エドワーズが三段跳で世界記録の圧巻のパフォーマンス!山崎一彦が400mHで同種目初のファイナリストに

2025.04.23

【世界陸上プレイバック】―95年イエテボリ―エドワーズが三段跳で世界記録の圧巻のパフォーマンス!山崎一彦が400mHで同種目初のファイナリストに

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top