2020.03.26
連載18区
「同世代の4年生の存在があったから……!」
春の高校伊那駅伝中止になったため放送された特別番組で、両角監督、上野監督と共演させていただきました!
長野が誇る〝レジェンド〟と共演
3月22日(日)にNBS長野放送さんで放送された『ランナーズ~伊那から世界へ!~』に出演させていただきました。同日に開催される予定であった「春の高校伊那駅伝」が新型コロナウイルス感染拡大防止により、中止となったことで放送された特別番組です。
テーマは「高校生ランナーを応援」。ゲストには東海大学陸上競技部駅伝監督の両角速さんと立教大学男子駅伝部監督の上野裕一郎さんをお迎えしました。
両角さんは長野県・佐久長聖高校を強豪校に育て上げ、東海大学では同校初の箱根駅伝総合優勝を導いた名将です。
上野さんは佐久長聖高校出身で、中大、実業団と活躍された名ランナー。今も走り続けながら大学の監督も務め〝二足の草鞋〟を履いています。
長野県を代表する陸上界のレジェンドのお二人と共演できたことが本当にうれしかったです!!
伊那駅伝のことはもちろん、佐久長聖高校から世界へ羽ばたいたランナーのことや、伊那路を走った大学生ランナーの今、注目の高校生ルーキーなど、貴重なお話をたくさんうかがうことができました。
番組では、私が集めている駅伝グッズを紹介するコーナーもあり、収録時には大量に新潟から長野に運びました。
その中には非売品である東海大学箱根駅伝優勝記念タオルもあり、それを見た両角さんは大変驚かれていました(笑)。「これ非売品のやつ! よく手に入れたね!!」と。両角さんのレアな表情を見ることができました。
個人的には、お二人とも、とてもクールで寡黙なイメージを持っていました。けれど実際にお会いして、お話ししてみると、とてもフレンドリーで優しく、私にプレゼントまで用意してくださっていました。両角さんからは「GO東海」と書かれた焼酎を、上野さんからは立教大学のタオルとクッキーをいただきました。お気遣いありがとうございます。
両角さんや上野さんに再会できるように精進します。そして、NBSさん、この度は貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
〝伊那から世界へ!〟という番組のサブタイトルにもあったように、長野から羽ばたく高校生ランナーたちをこれからも応援していきます。そして、今回のような駅伝に関する番組が、もっと増えていったらうれしいです。
グッズ紹介コーナーのために大量に私物を持ち込みました!!
4年生に感謝
さて、話は変わりまして、もうあっという間に3月下旬です。〝春は出会いと別れの季節〟という通り、大学から4年生が巣立ったこのタイミングで、チームを牽引してきた4年生について書かせていただきます。
みなさんは駅伝を走ってきた選手のうち、どの世代のランナーたちと同世代でしょうか? 同い年のランナーの活躍はやはり特別に感じるものだと思います。
私は1997年生まれ、つまり今の4年生と同学年です。そんなこともあり、特に応援していた世代で、その走る姿に私自身すごく刺激をもらっていました。それと同時に、個人的にとても感謝している世代でもあります。
〝駅伝に詳しすぎるアイドル〟という聞き馴染みのない肩書きまでいただき、当初は活動していく中でさまざまなご意見をいただきました。
もちろん応援してくださる声もたくさんありましたが、なかには厳しい声も届きました。そんな中で、特に今の4年生が同い年として、温かく受け入れてくださったことが私の励みにもなっていました。
例えば、東海大学の小松陽平選手。小松選手といえばアイドル好きで有名ですよね。私のことをTwitterで触れてくださるなど、いつも応援してくれていました。それにより、駅伝ファンの方が私のことを知ってくださるケースも多かったようです。
実際に私のもとに「小松くんのTwitterで西村さんの存在を知りました。これから応援します!」というメッセージをいただいたこともありました。
SNSだけでなく握手会や舞台などにも来てくださった小松選手。ありがとうございました!
女子選手では、立命館大学・佐藤成葉選手から、富士山女子駅伝後に「女子駅伝を取り上げてくださりありがとうございました。これからも応援しています!」とメッセージをいただいたことも。すごくうれしかったですし、とても救われた思いがしました。
他にも、よく私の記事を読んでくれている日本体育大学・廻谷賢選手など、ありがたいことに多くの選手に私の存在を知っていただけました。同世代の選手からの応援は、私の支えとなり、活動の幅を広げるきっかけにもなっていました。
普通にアイドル活動をしているだけでは本来なら関わることのなかったかもしれない同世代の選手に出会えたことに心から感謝しています。
大学4年間、計り知れない苦しみや葛藤があったことと思いますが、それでも学生生活の最後まで陸上に捧げたみなさんを本当に尊敬しています。
大学を卒業し、実業団に入り陸上を続ける方、陸上から離れる方などそれぞれの道があると思います。4年間陸上に励んだみなさんが、またそれぞれの場所で輝き続けることを願いつつ、新潟から応援していきます。
あらためて、ご卒業おめでとうございます。そしてたくさんの感謝の気持ちを申し上げます。ありがとうございました。
※Twitterのハッシュタグ「♯西村菜那子の陸上日記」で感想や質問、コラムの内容など随時募集中!
前回の記事はこちら
![]() NGT48 西村菜那子(にしむら・ななこ) 1997年8月11日生/O型/長野県出身 特技:クラシックバレエ、歴代の箱根駅伝の優勝校を暗記 趣味:陸上観戦、サッカー観戦 2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で幼い頃から駅伝を好きになる。アイドルとしての活動を続ける中で、自身のSNSを通して陸上競技に関する情報を発信。駅伝関連のメディア出演も多数。 西村菜那子モバイルサイト ●Information リリースや出演など最新情報はNGT48公式HPまで AKB48の57thシングル「失恋、ありがとう」劇場盤(2020年3月18日発売)発売記念大握手会の詳細などは href=”http://akb.kingrecords.co.jp/theater/003359.html”>こちらまで!※詳細は最新情報をご確認ください |

連載18区 「同世代の4年生の存在があったから……!」

長野が誇る〝レジェンド〟と共演
3月22日(日)にNBS長野放送さんで放送された『ランナーズ~伊那から世界へ!~』に出演させていただきました。同日に開催される予定であった「春の高校伊那駅伝」が新型コロナウイルス感染拡大防止により、中止となったことで放送された特別番組です。 テーマは「高校生ランナーを応援」。ゲストには東海大学陸上競技部駅伝監督の両角速さんと立教大学男子駅伝部監督の上野裕一郎さんをお迎えしました。 両角さんは長野県・佐久長聖高校を強豪校に育て上げ、東海大学では同校初の箱根駅伝総合優勝を導いた名将です。 上野さんは佐久長聖高校出身で、中大、実業団と活躍された名ランナー。今も走り続けながら大学の監督も務め〝二足の草鞋〟を履いています。 長野県を代表する陸上界のレジェンドのお二人と共演できたことが本当にうれしかったです!! 伊那駅伝のことはもちろん、佐久長聖高校から世界へ羽ばたいたランナーのことや、伊那路を走った大学生ランナーの今、注目の高校生ルーキーなど、貴重なお話をたくさんうかがうことができました。 番組では、私が集めている駅伝グッズを紹介するコーナーもあり、収録時には大量に新潟から長野に運びました。 その中には非売品である東海大学箱根駅伝優勝記念タオルもあり、それを見た両角さんは大変驚かれていました(笑)。「これ非売品のやつ! よく手に入れたね!!」と。両角さんのレアな表情を見ることができました。 個人的には、お二人とも、とてもクールで寡黙なイメージを持っていました。けれど実際にお会いして、お話ししてみると、とてもフレンドリーで優しく、私にプレゼントまで用意してくださっていました。両角さんからは「GO東海」と書かれた焼酎を、上野さんからは立教大学のタオルとクッキーをいただきました。お気遣いありがとうございます。 両角さんや上野さんに再会できるように精進します。そして、NBSさん、この度は貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。 〝伊那から世界へ!〟という番組のサブタイトルにもあったように、長野から羽ばたく高校生ランナーたちをこれからも応援していきます。そして、今回のような駅伝に関する番組が、もっと増えていったらうれしいです。
4年生に感謝
さて、話は変わりまして、もうあっという間に3月下旬です。〝春は出会いと別れの季節〟という通り、大学から4年生が巣立ったこのタイミングで、チームを牽引してきた4年生について書かせていただきます。 みなさんは駅伝を走ってきた選手のうち、どの世代のランナーたちと同世代でしょうか? 同い年のランナーの活躍はやはり特別に感じるものだと思います。 私は1997年生まれ、つまり今の4年生と同学年です。そんなこともあり、特に応援していた世代で、その走る姿に私自身すごく刺激をもらっていました。それと同時に、個人的にとても感謝している世代でもあります。 〝駅伝に詳しすぎるアイドル〟という聞き馴染みのない肩書きまでいただき、当初は活動していく中でさまざまなご意見をいただきました。 もちろん応援してくださる声もたくさんありましたが、なかには厳しい声も届きました。そんな中で、特に今の4年生が同い年として、温かく受け入れてくださったことが私の励みにもなっていました。 例えば、東海大学の小松陽平選手。小松選手といえばアイドル好きで有名ですよね。私のことをTwitterで触れてくださるなど、いつも応援してくれていました。それにより、駅伝ファンの方が私のことを知ってくださるケースも多かったようです。 実際に私のもとに「小松くんのTwitterで西村さんの存在を知りました。これから応援します!」というメッセージをいただいたこともありました。
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