HOME 海外

2022.10.17

400mH世界記録保持者マクローリン「目標持つこと、あきらめないこと」
400mH世界記録保持者マクローリン「目標持つこと、あきらめないこと」

東京オリンピック・パラリンピック開催1周年記念イベントとなる「Thank you Tokyo!」が10月16日、東京・国立競技場で行われ、女子400mハードル世界記録保持者のシドニー・マクローリン(米国)らトップ選手が参加した。

お昼過ぎにマクローリンは男子やり投金メダリストのニーラジ・チョプラ(インド)、女子走高跳銀メダリストのニコラ・マクダーモット(豪州)とともにファンと交流するフォト撮影エリアへ。多くのファンと写真を撮影したり、サインに応じたりして交流を楽しんだ。その他の世界トップアスリートも同様にイベントに参加したが、まったく疲れた様子も見せずに応じている姿が印象的で、子供へのファンサービスは特に丁寧だった。

広告の下にコンテンツが続きます

また、午後のセレモニーにも出席。小中学生へのメッセージを求められたマクローリンは、「目標を持つことが大切。あきらめず、昨日の自分よりも成長しようと思うこと。それを継続していけば、目標に近づけます」と答えていた。

マクローリンは1999年生まれの23歳。陸上一家に育ち、14歳にして全米ジュニア選手権で2位に入るなど早くから天才少女と謳われた。世界ユース選手権を15歳で制し、2016年リオ五輪には米国陸上チーム最年少の17歳で出場している。

昨年6月の全米選手権で女子初の52秒切りとなる51秒90の世界新を叩き出すと、東京五輪ではさらに記録を更新する51秒46で金メダルを獲得。今年の全米選手権でも51秒41と世界記録を塗り替えると、地元米国でのオレゴン世界選手権では女子初の51秒切りとなる50秒68の驚異的な世界新記録で優勝した。

東京オリンピック・パラリンピック開催1周年記念イベントとなる「Thank you Tokyo!」が10月16日、東京・国立競技場で行われ、女子400mハードル世界記録保持者のシドニー・マクローリン(米国)らトップ選手が参加した。 お昼過ぎにマクローリンは男子やり投金メダリストのニーラジ・チョプラ(インド)、女子走高跳銀メダリストのニコラ・マクダーモット(豪州)とともにファンと交流するフォト撮影エリアへ。多くのファンと写真を撮影したり、サインに応じたりして交流を楽しんだ。その他の世界トップアスリートも同様にイベントに参加したが、まったく疲れた様子も見せずに応じている姿が印象的で、子供へのファンサービスは特に丁寧だった。 また、午後のセレモニーにも出席。小中学生へのメッセージを求められたマクローリンは、「目標を持つことが大切。あきらめず、昨日の自分よりも成長しようと思うこと。それを継続していけば、目標に近づけます」と答えていた。 マクローリンは1999年生まれの23歳。陸上一家に育ち、14歳にして全米ジュニア選手権で2位に入るなど早くから天才少女と謳われた。世界ユース選手権を15歳で制し、2016年リオ五輪には米国陸上チーム最年少の17歳で出場している。 昨年6月の全米選手権で女子初の52秒切りとなる51秒90の世界新を叩き出すと、東京五輪ではさらに記録を更新する51秒46で金メダルを獲得。今年の全米選手権でも51秒41と世界記録を塗り替えると、地元米国でのオレゴン世界選手権では女子初の51秒切りとなる50秒68の驚異的な世界新記録で優勝した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

サニブラウンがU20合宿にサプライズ登場!「みなさんが日本陸上界の未来」期待のジュニア選手たちにエール

有力ジュニア選手が全国から集まるU20オリンピック育成競技者研修合宿が12月4日から7日までの4日間、ナショナルトレーニングセンターで行われた。 選手たちが集合し、開講式が開かれて最初の研修に登場したのが男子短距離のサニ […]

NEWS U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

2025.12.08

U20世代トップ選手約60人が4日間合宿! 100mインターハイ2位の菅野翔唯、100mH高校記録保持者・石原南菜ら参加

ジュニア世代の有力選手が対象の「U20オリンピック育成競技者研修合宿」が12月4~7日の4日間、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで行われた。 インターハイやU20日本選手権、U18大会などで上位に入った高校生や […]

NEWS 富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

2025.12.08

富士山女子駅伝の全日本大学選抜に立教大・小川陽香、明治国際医療大・古西亜海ら12人選出

日本学生陸上競技連合は12月8日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)に出場する全日本大学選抜チームの選手を発表した。 全日本大学選抜チームは全国8地区学連(北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国四国、 […]

NEWS 2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

2025.12.08

2026年関東インカレは5月21日~24日に宇都宮で初開催! 参加標準記録も発表

12月8日、関東学連は2026年の関東インカレを、栃木県宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで5月21日から24日に開催すると発表した。 関東の学生ナンバーワンを決める関東インカレは、来年で第105回を迎える伝統の対校戦。 […]

NEWS 女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top