2022.09.30
10月2日に開催されるロンドン・マラソンの主催者は9月29日、出場を予定していた男子長距離のM.ファラー(英国)の欠場を発表した。右股関節のケガを理由としている。
ファラーは五輪・世界選手権の5000mと10000mで合わせて10個の金メダルを獲得している。そのうち五輪は12年ロンドンと16年リオ、世界選手権では13年モスクワと15年北京でいずれも2冠を達成した。マラソンの自己ベストは18年にマークした2時間5分11秒。今季は9月初旬にロンドンで行われたビッグ・ハーフ(ハーフマラソン)で優勝していた。
主催者を通じて、ファラーは「参加されるみなさんの健闘をお祈りします。23年4月に戻ってきたいと思います」とコメントしており、来年4月23日に実施される次回のロンドン・マラソンへの出場を示唆している。
今回のロンドン・マラソンの男子には、前回覇者のS.レマ(エチオピア)やK.ベケレ(エチオピア)が出場予定。エントリーしていた日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)は「準備が間に合わず」欠場する。
女子は4月に初マラソンの世界最高記録(2時間17分23秒)をマークしたY.イェフアラウ(エチオピア)や前回優勝のJ.ジェプコスゲイ(ケニア)、オレゴン世界選手権銀メダリストのJ.J.コリル(ケニア)が参加。世界記録保持者のB.コスゲイ(ケニア)は欠場することが先日発表されている。

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