HOME 国内

2022.09.24

これが世界の歩き!池田向希1万m競歩で圧巻の一人旅「簡単には負けられない」/全日本実業団
これが世界の歩き!池田向希1万m競歩で圧巻の一人旅「簡単には負けられない」/全日本実業団

◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)2日目

広告の下にコンテンツが続きます

全日本実業団対抗選手権2日目に行われた男子10000m競歩は池田向希(旭化成)が38分15秒86の大会新記録で優勝した。

東京五輪&オレゴン世界選手権の20km競歩で銀メダル獲得の池田。「旭化成のユニフォームで試合に出るのは限られています。簡単には負けられない」と強い気持ちで臨んだ。世界選手権の疲労もあり状態は「7、8割」で「暑さもあるかと思っていたので3分55秒前後で歩こう」とスタートした。

それでも想定以上の良コンディションになり、「行けるところまで勢いで行こう」と早々に一人旅に。6000mあたりで「きつくなって、ロス・オブ・コンタクトのレッドカードを受けました」と課題を感じつつも、鈴木雄介(富士通)の大会記録(38分27秒09)を「途中から意識して、自分と戦えた」と最後まで力の違いを見せた。

今後は国体10000m競歩にエントリー。その後は「2月の日本選手権20kmでしっかりブダペスト世界選手権の代表をつかみたい」とプランを語った。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)2日目 全日本実業団対抗選手権2日目に行われた男子10000m競歩は池田向希(旭化成)が38分15秒86の大会新記録で優勝した。 東京五輪&オレゴン世界選手権の20km競歩で銀メダル獲得の池田。「旭化成のユニフォームで試合に出るのは限られています。簡単には負けられない」と強い気持ちで臨んだ。世界選手権の疲労もあり状態は「7、8割」で「暑さもあるかと思っていたので3分55秒前後で歩こう」とスタートした。 それでも想定以上の良コンディションになり、「行けるところまで勢いで行こう」と早々に一人旅に。6000mあたりで「きつくなって、ロス・オブ・コンタクトのレッドカードを受けました」と課題を感じつつも、鈴木雄介(富士通)の大会記録(38分27秒09)を「途中から意識して、自分と戦えた」と最後まで力の違いを見せた。 今後は国体10000m競歩にエントリー。その後は「2月の日本選手権20kmでしっかりブダペスト世界選手権の代表をつかみたい」とプランを語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.27

立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝

◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]

NEWS 箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

2025.12.27

箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]

NEWS 國學院大・田中愛睦が5000m14分14秒08でトップ 10000mは城西大・橋本健市が1着/早大競技会

2025.12.27

國學院大・田中愛睦が5000m14分14秒08でトップ 10000mは城西大・橋本健市が1着/早大競技会

2025年度第7回早大競技会は12月27日、埼玉県所沢市の早大所沢キャンパス織田幹雄記念陸上競技場で行われ、男子5000mは國學院大の田中愛睦(3年)が14分14秒08で全体トップだった。 千葉・八千代松陰高出身の田中は […]

NEWS 村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮

2025.12.27

村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮

男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が日本中央競馬会のJ・G1中山大障害(中山競馬場)の表彰式にプレゼンターとして登壇した。 大の競馬好きとして知られる村竹。以前から「プレゼンターをしてみたい」とい […]

NEWS “5強”による大激戦か!? 3連覇へ青学大、全日本王者・駒大、初V狙う國學院大、早大、中大が挑戦/箱根駅伝

2025.12.27

“5強”による大激戦か!? 3連覇へ青学大、全日本王者・駒大、初V狙う國學院大、早大、中大が挑戦/箱根駅伝

第102回東京箱根間往復大学駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 今回も前回10位までのシード10校と予選会を通過した10校、オープン参加の関東学生連合チームを加えた計21チー […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top