HOME 国内、世界陸上、日本代表
日本は過去最多タイのメダル4個&入賞5!20km競歩でワンツー、北口が女子やり投初メダル、日本新3つ誕生/世界陸上
日本は過去最多タイのメダル4個&入賞5!20km競歩でワンツー、北口が女子やり投初メダル、日本新3つ誕生/世界陸上


◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン)

現地7月15日から24日に行われたオレゴン世界陸上の全日程が終了した。

日本代表は2003年パリ大会に並ぶメダル4つを獲得。男子20km競歩では山西利和(愛知製鋼)がドーハ大会に続く連覇、東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)が世界大会連続銀メダルとなり、日本勢が全種目を通じて初のワンツーを果たした。

また、最終日には初実施種目の男子35km競歩で川野将虎(旭化成)が銀メダルを獲得。50kmから続くメダルを死守した。女子やり投では北口榛花(JAL)が銅メダルを獲得。女子フィールド種目初メダルの快挙だった。

入賞は5つ。男子100mではサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が日本初の決勝進出。10秒06(-0.1)で7位に入った。また、同走高跳でも真野友博(九電工)が初出場ながら、日本初の決勝で8位入賞を果たしている。

メダル2つの20km競歩では住所大翔(順大院)も8位に食い込んでいる。また、女子20kmでも藤井菜々子(エディオン)が前回(7位)に続く6位と連続入賞。最終日の男子4×400mリレーも決勝に進出し、佐藤風雅(那須環境技術センター)、川端魁人(中京大クラブ)、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)、中島佑気ジョセフ(東洋大)で2分59秒51のアジア新を樹立して4位に入った。マイルリレーの4位は2003年パリ大会以来19年ぶりに決勝進出で、2004年アテネ五輪(4位)以来、18年ぶりの世界大会入賞だった。

日本新記録が3つ誕生。上記の男子4×400mリレーの他に、女子4×100mリレーで43秒33をマーク。青木益未(七十七銀行)、君嶋愛梨沙(土木管理総合)、兒玉芽生(ミズノ)、御家瀬緑(住友電工)のオーダーで樹立した。同100mハードルでは福部真子(日本建設工業)が準決勝で12秒82(+0.9)をマークしている。

◇オレゴン世界陸上(7月15日~24日/米国・オレゴン州ユージン) 現地7月15日から24日に行われたオレゴン世界陸上の全日程が終了した。 日本代表は2003年パリ大会に並ぶメダル4つを獲得。男子20km競歩では山西利和(愛知製鋼)がドーハ大会に続く連覇、東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)が世界大会連続銀メダルとなり、日本勢が全種目を通じて初のワンツーを果たした。 また、最終日には初実施種目の男子35km競歩で川野将虎(旭化成)が銀メダルを獲得。50kmから続くメダルを死守した。女子やり投では北口榛花(JAL)が銅メダルを獲得。女子フィールド種目初メダルの快挙だった。 入賞は5つ。男子100mではサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)が日本初の決勝進出。10秒06(-0.1)で7位に入った。また、同走高跳でも真野友博(九電工)が初出場ながら、日本初の決勝で8位入賞を果たしている。 メダル2つの20km競歩では住所大翔(順大院)も8位に食い込んでいる。また、女子20kmでも藤井菜々子(エディオン)が前回(7位)に続く6位と連続入賞。最終日の男子4×400mリレーも決勝に進出し、佐藤風雅(那須環境技術センター)、川端魁人(中京大クラブ)、ウォルシュ・ジュリアン(富士通)、中島佑気ジョセフ(東洋大)で2分59秒51のアジア新を樹立して4位に入った。マイルリレーの4位は2003年パリ大会以来19年ぶりに決勝進出で、2004年アテネ五輪(4位)以来、18年ぶりの世界大会入賞だった。 日本新記録が3つ誕生。上記の男子4×400mリレーの他に、女子4×100mリレーで43秒33をマーク。青木益未(七十七銀行)、君嶋愛梨沙(土木管理総合)、兒玉芽生(ミズノ)、御家瀬緑(住友電工)のオーダーで樹立した。同100mハードルでは福部真子(日本建設工業)が準決勝で12秒82(+0.9)をマークしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.10.14

細谷恭平が2時間7分20秒で6位 定方俊樹8位 コリルが歴代6位の2時間2分44秒でV/シカゴマラソン

10月13日、第46回シカゴ・マラソンが米国の当地で行われ、男子では細谷恭平(黒崎播磨)が2時間7分20秒で日本人最高の6位に入った。 細谷はスタートから先頭集団でレースを進め、5km14分45秒前後と2時間4分を目指せ […]

NEWS チェプンゲティチが2時間9分56秒!! 女子マラソン初の2時間10分切り達成!世界記録を2分近く更新/シカゴマラソン

2024.10.14

チェプンゲティチが2時間9分56秒!! 女子マラソン初の2時間10分切り達成!世界記録を2分近く更新/シカゴマラソン

シカゴマラソンが10月13日、米国の当地で行われ、女子のルース・チェプンゲティチ(ケニア)が2時間9分56秒で優勝。女子として史上初めて2時間10分を突破するとともに、23年のベルリンにティギスト・アセファ(エチオピア) […]

NEWS くらよし女子駅伝は薫英女学院Aが1時間8分58秒で5年ぶり制覇 2位は豊川A、3位は前回Vの立命館宇治

2024.10.13

くらよし女子駅伝は薫英女学院Aが1時間8分58秒で5年ぶり制覇 2位は豊川A、3位は前回Vの立命館宇治

南部忠平杯第39回くらよし女子駅伝は10月13日、鳥取・倉吉市営陸上競技場を発着とする5区間21.0975kmで行われ、薫英女学院A(大阪)が1時間8分58秒で5年ぶり3回目の優勝を果たした。 同日開催の日本海駅伝と同じ […]

NEWS 高校駅伝前哨戦の日本海駅伝 洛北Aが中盤で主導権握り初優勝 2位は全国V・佐久長聖A

2024.10.13

高校駅伝前哨戦の日本海駅伝 洛北Aが中盤で主導権握り初優勝 2位は全国V・佐久長聖A

第44回日本海駅伝は10月13日、鳥取・倉吉市営陸上競技場を発着点とする7区間42.195kmで行われ、洛北A(京都)が2時間5分45秒で初優勝を遂げた。 大会は女子のくらよし女子駅伝とともに毎年この時期に行われ、全国か […]

NEWS 多田修平100mで10秒22「もどかしい感じやけど、エコパでは調子上げていこう!」

2024.10.13

多田修平100mで10秒22「もどかしい感じやけど、エコパでは調子上げていこう!」

10月13日に行われた熊谷市選手権男子100mに、21年東京五輪代表の多田修平(住友電工)が出場し、10秒22(+1.3)で優勝した。 今季の多田は、4月下旬の織田記念100m予選で右ふくはらぎを肉離れ。パリ五輪出場を目 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年11月号 (10月11日発売)

2024年11月号 (10月11日発売)

●ベルリンマラソン
●DLファイナル
●インカレ、実業団
●箱根駅伝予選会展望

page top