
日本選手権男子100mで3年ぶり3度目の優勝を飾り、4大会連続4回目の世界選手権代表に内定したサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)。レースから2日後の6月12日、ヨーロッパに向けて出国する前に取材に応じ、「日本選手権でいい感覚を得られたのでこれを忘れずに、ここからさらに上げていきたい」と力強く語った。
日本選手権では予選から圧倒的な強さを見せ、準決勝では10秒04(+0.8)をマークして参加標準記録(10秒05)を突破。決勝もスタートでやや遅れながらも後半に巻き返して、10秒08(+1.1)で日本最速の座に返り咲いた。
「予選から3本しっかり走れたことが収穫。スタートの出遅れもあったけど、後半の伸びはあったので、まずまずだったと思う」と日本選手権を総括したサニブラウン。レース翌日には都内へ移動し、この日の夜の便でヨーロッパに飛ぶというあわただしいスケジュールだ。だが、心なしかその表情には気持ちの高ぶりが感じられた。
それものはず。目的は6月16日のダイヤモンドリーグ・オスロ大会100mへの出場。16年、17年と上海の100m以来となる世界最高峰リーグへの参戦で、今回はリーグポイントが加算されるダイヤモンドレースだ。「まじめにやりながらも、楽しみたい」と笑顔がのぞく。
2020年9月頃に腰のヘルニアをわずらった影響で、昨年の東京五輪イヤーは思うような走りができなかった。「腰自体は1~2ヵ月で良くなったけど、神経痛がずっと続いてそれがきつかった」と振り返る。日本選手権は100mで6位。200mは棄権した。五輪には参加標準記録突破済みだった200mで出場したが、予選落ちに終わっている。
そこから、治療を優先しながら身体をイチから作り直した。それこそ、「メニューがこれまでと一変した」というほど、トレーニングプランを根本から見直したという。
今は、まだその過程。「身体を1度リセットして、今年復帰したところ。身体の状態は良くなっているので、自分がどこまでいけるか楽しみ」だと言う。
技術的にも「まだ気持ち良く走っている感じなので、ギアを上げていかないと」。オスロの後は拠点とする米国・フロリダに戻り、世界選手権に向けて最後の仕上げに入る予定だ。
世界選手権ではこれまで、200mでは17年ロンドン大会で7位入賞を果たしているが、過去2度出場した100mではいずれも準決勝で悔しい思いを味わってきた。
ロンドン大会では、予選で1着通過を果たしながら、準決勝はスタート直後につまづいたことが響いて7着どまり。19年ドーハ大会はスタートの合図の号砲が聞こえず完全に出遅れた。それでも後半に猛然と追い込み、着順通過の2着に0.03秒まで迫った。「あと一歩」のファイナルに対して、「いつも『ニアミス』なので、そろそろちゃんと走りたい」と胸の内を語る。
「(予選、準決勝、決勝の)3本走ることに関しては確認できたので大丈夫。あとは1本1本しっかり走るところ。ダイヤモンドリーグでいい勝負ができればいい。身体に関しては1ヵ月しかないので、やれることは限られている。あとはケアの部分。小さなものも見落とさずに、コンディションを整えていきたい」
念願の100mのファイナルに向けて、サニブラウンがいよいよ、トップフォームへと入っていく。
日本選手権男子100mで3年ぶり3度目の優勝を飾り、4大会連続4回目の世界選手権代表に内定したサニブラウン・アブデル・ハキーム(タンブルウィードTC)。レースから2日後の6月12日、ヨーロッパに向けて出国する前に取材に応じ、「日本選手権でいい感覚を得られたのでこれを忘れずに、ここからさらに上げていきたい」と力強く語った。
日本選手権では予選から圧倒的な強さを見せ、準決勝では10秒04(+0.8)をマークして参加標準記録(10秒05)を突破。決勝もスタートでやや遅れながらも後半に巻き返して、10秒08(+1.1)で日本最速の座に返り咲いた。
「予選から3本しっかり走れたことが収穫。スタートの出遅れもあったけど、後半の伸びはあったので、まずまずだったと思う」と日本選手権を総括したサニブラウン。レース翌日には都内へ移動し、この日の夜の便でヨーロッパに飛ぶというあわただしいスケジュールだ。だが、心なしかその表情には気持ちの高ぶりが感じられた。
それものはず。目的は6月16日のダイヤモンドリーグ・オスロ大会100mへの出場。16年、17年と上海の100m以来となる世界最高峰リーグへの参戦で、今回はリーグポイントが加算されるダイヤモンドレースだ。「まじめにやりながらも、楽しみたい」と笑顔がのぞく。
2020年9月頃に腰のヘルニアをわずらった影響で、昨年の東京五輪イヤーは思うような走りができなかった。「腰自体は1~2ヵ月で良くなったけど、神経痛がずっと続いてそれがきつかった」と振り返る。日本選手権は100mで6位。200mは棄権した。五輪には参加標準記録突破済みだった200mで出場したが、予選落ちに終わっている。
そこから、治療を優先しながら身体をイチから作り直した。それこそ、「メニューがこれまでと一変した」というほど、トレーニングプランを根本から見直したという。
今は、まだその過程。「身体を1度リセットして、今年復帰したところ。身体の状態は良くなっているので、自分がどこまでいけるか楽しみ」だと言う。
技術的にも「まだ気持ち良く走っている感じなので、ギアを上げていかないと」。オスロの後は拠点とする米国・フロリダに戻り、世界選手権に向けて最後の仕上げに入る予定だ。
世界選手権ではこれまで、200mでは17年ロンドン大会で7位入賞を果たしているが、過去2度出場した100mではいずれも準決勝で悔しい思いを味わってきた。
ロンドン大会では、予選で1着通過を果たしながら、準決勝はスタート直後につまづいたことが響いて7着どまり。19年ドーハ大会はスタートの合図の号砲が聞こえず完全に出遅れた。それでも後半に猛然と追い込み、着順通過の2着に0.03秒まで迫った。「あと一歩」のファイナルに対して、「いつも『ニアミス』なので、そろそろちゃんと走りたい」と胸の内を語る。
「(予選、準決勝、決勝の)3本走ることに関しては確認できたので大丈夫。あとは1本1本しっかり走るところ。ダイヤモンドリーグでいい勝負ができればいい。身体に関しては1ヵ月しかないので、やれることは限られている。あとはケアの部分。小さなものも見落とさずに、コンディションを整えていきたい」
念願の100mのファイナルに向けて、サニブラウンがいよいよ、トップフォームへと入っていく。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.15
2026学生最新ランキング【女子】
2026.05.15
2026学生最新ランキング【男子】
-
2026.05.15
-
2026.05.15
-
2026.05.15
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.05.09
-
2026.05.10
-
2026.05.09
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.15
2026学生最新ランキング【女子】
女子100m 2026年 11.59 2.0 藏重 みう(甲南大4) 4.12 11.60 1.1 永石 小雪(立命大M1) 4. 4 11.64 1.0 山形 愛羽(福岡大3) 5. 9 11.67 2.0 佐藤 葵唯 […]
2026.05.15
ライルズが100m今季初戦!北口榛花が復帰戦、男子走高跳は世界メダリスト集結/セイコーGGP
◇セイコーゴールデングランプリ(5月17日/東京・MUFGスタジアム:国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが5月17日に行われる。大会は国内唯一WAコンチネンタルツア […]
2026.05.15
2026学生最新ランキング【男子】
男子100m 2026年 10.08 0.3 小室歩久斗(中大2) 5. 5 10.21 0.5 西岡 尚輝(筑波大2) 5.10 10.26 0.5 山本 匠真(広島大M2) 5.10 10.27 0.9 増山 煌冨( […]
2026.05.15
【大会結果】第68回東日本実業団選手権(2026年5月15日~17日)
【大会結果】第68回東日本実業団選手権(2026年5月15日~17日/山形・天童) ●男子 100m 200m 400m 800m 1500m 栗原直央(M&Aベストパートナーズ)3分40秒88 500 […]
2026.05.15
生地に定評のあるクレーマージャパンの万能素材『ポーリードライ』 着心地が良く、暑い夏場でも快適に過ごせる!!
2000年に開発されたクレーマージャパンのTシャツに使用している吸水速乾素材『ポーリードライ』は、汗をかいてもベトつかずに素早く乾くだけでなく、衣服内の湿気を外に逃すことでムレずに爽やかな着心地を持続するのが特長だ。そん […]
Latest Issue
最新号
2026年6月号 (5月14日発売)
落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図