HOME ニュース、国内

2022.04.26

オレゴン世界選手権の競歩代表決定! 山西、池田の20kmは金メダルに期待 松永は35kmに出場
オレゴン世界選手権の競歩代表決定! 山西、池田の20kmは金メダルに期待 松永は35kmに出場


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
4月26日、日本陸連は今年7月に行われるオレゴン世界選手権の競歩種目の代表を発表した。

世界選手権の出場枠は1種目につき1ヵ国3名だが、男子は前回(2019年)のドーハ大会で優勝した20kmの山西利和(愛知製鋼)、50kmの鈴木雄介(富士通)が、ワイルドカードでの出場資格(50kmは今大会から35kmに距離短縮)を保持しており、ワールドカップ団体戦を兼ねていたマラソンを除いて、初めて1種目に4人が代表として選ばれた。

広告の下にコンテンツが続きます

男子20kmは山西に加え、昨年の東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)、2月の日本選手権20km競歩で優勝した高橋英輝(富士通)がすでに内定。4人目については、3月の全日本競歩能美大会で内定条件をクリアしていた松永大介(富士通)が35kmへの出場の意向を示したため、改めて選考を行い、日本選手権で2位に入った住所大翔(順大)が選出された。山西と池田は3月に行われた世界競歩チーム選手権では1位、2位を占め、オレゴンでも「金メダルを死守したい」(山崎一彦強化部長)と日本勢の上位独占にも期待が高まる。

今回が初の実施となる男子35km競歩はワイルドカードの鈴木と4月17日の日本選手権35km競歩を制した川野将虎(旭化成)が内定条件をクリア。日本選手権で上位に入った松永と野田明宏(自衛隊体育学校)が順当に選出された。日本陸連・競歩シニアディレクターの今村文男氏は「新種目の35kmは世界的にペース配分など展開のパターンが決まっておらず、20kmのスピードを持つ選手がレースメイクをしているケースが多い。20kmで世界上位のタイムを持つ日本選手にはチャンスがある」と自信をのぞかせた。

女子20kmは4月の日本選手権の特別レースで派遣設定記録を突破していた藤井菜々子(エディオン)と岡田久美子(富士通)が代表に。藤井は2大会連続、岡田は4大会連続の世界選手権代表となり、6位、7位とダブル入賞を果たした前回以上の成績を目指す。また、新種目の女子35kmには園田世玲奈(NTN)が初めて日本代表に選ばれた。4月にマークした2時間45分48秒は今季世界ランク9位と、本番で上位入賞の可能性も十分に秘める。

女子は今後、参加標準記録を突破したり、6月末に発表されるワールドランキングで上位に入った選手が追加で選出される可能性もあるという。

■オレゴン2022世界選手権競歩代表
【男子】
●20km競歩
山西利和(愛知製鋼) 
※前回の世界選手権優勝によるワイルドカード
高橋英輝(富士通)
池田向希(旭化成)
住所大翔(順大院)
●35km競歩
鈴木雄介(富士通) 
※前回の世界選手権優勝によるワイルドカード
川野将虎(旭化成)
松永大介(富士通)
野田明宏(自衛隊体育学校)

【女子】
●20km競歩
藤井菜々子(エディオン)
岡田久美子(富士通)
●35km競歩
園田世玲奈(NTN)

写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 4月26日、日本陸連は今年7月に行われるオレゴン世界選手権の競歩種目の代表を発表した。 世界選手権の出場枠は1種目につき1ヵ国3名だが、男子は前回(2019年)のドーハ大会で優勝した20kmの山西利和(愛知製鋼)、50kmの鈴木雄介(富士通)が、ワイルドカードでの出場資格(50kmは今大会から35kmに距離短縮)を保持しており、ワールドカップ団体戦を兼ねていたマラソンを除いて、初めて1種目に4人が代表として選ばれた。 男子20kmは山西に加え、昨年の東京五輪銀メダルの池田向希(旭化成)、2月の日本選手権20km競歩で優勝した高橋英輝(富士通)がすでに内定。4人目については、3月の全日本競歩能美大会で内定条件をクリアしていた松永大介(富士通)が35kmへの出場の意向を示したため、改めて選考を行い、日本選手権で2位に入った住所大翔(順大)が選出された。山西と池田は3月に行われた世界競歩チーム選手権では1位、2位を占め、オレゴンでも「金メダルを死守したい」(山崎一彦強化部長)と日本勢の上位独占にも期待が高まる。 今回が初の実施となる男子35km競歩はワイルドカードの鈴木と4月17日の日本選手権35km競歩を制した川野将虎(旭化成)が内定条件をクリア。日本選手権で上位に入った松永と野田明宏(自衛隊体育学校)が順当に選出された。日本陸連・競歩シニアディレクターの今村文男氏は「新種目の35kmは世界的にペース配分など展開のパターンが決まっておらず、20kmのスピードを持つ選手がレースメイクをしているケースが多い。20kmで世界上位のタイムを持つ日本選手にはチャンスがある」と自信をのぞかせた。 女子20kmは4月の日本選手権の特別レースで派遣設定記録を突破していた藤井菜々子(エディオン)と岡田久美子(富士通)が代表に。藤井は2大会連続、岡田は4大会連続の世界選手権代表となり、6位、7位とダブル入賞を果たした前回以上の成績を目指す。また、新種目の女子35kmには園田世玲奈(NTN)が初めて日本代表に選ばれた。4月にマークした2時間45分48秒は今季世界ランク9位と、本番で上位入賞の可能性も十分に秘める。 女子は今後、参加標準記録を突破したり、6月末に発表されるワールドランキングで上位に入った選手が追加で選出される可能性もあるという。 ■オレゴン2022世界選手権競歩代表 【男子】 ●20km競歩 山西利和(愛知製鋼)  ※前回の世界選手権優勝によるワイルドカード 高橋英輝(富士通) 池田向希(旭化成) 住所大翔(順大院) ●35km競歩 鈴木雄介(富士通)  ※前回の世界選手権優勝によるワイルドカード 川野将虎(旭化成) 松永大介(富士通) 野田明宏(自衛隊体育学校) 【女子】 ●20km競歩 藤井菜々子(エディオン) 岡田久美子(富士通) ●35km競歩 園田世玲奈(NTN)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.19

田中希実 豪州の競技会で5000m2位 3月には名古屋ウィメンズマラソンでペースメーカーを担当

豪州メルボルンで2月19日、地元クラブ主催のボックス・ヒル・バーンが行われ、女子5000mに田中希実(New Balance)が出場した。 田中は、東京五輪1500m6位のL.ホール(豪州)とともに、練習の一環としてレー […]

NEWS アジアクロカンと同時レースで激突 三浦龍司ら日本代表や井川龍人、齋藤みうが参戦 U20勢の争いも注目/日本選手権クロカン

2026.02.19

アジアクロカンと同時レースで激突 三浦龍司ら日本代表や井川龍人、齋藤みうが参戦 U20勢の争いも注目/日本選手権クロカン

第109回日本選手権クロスカントリー、第41回U20日本選手権クロスカントリーが2月21日に福岡・海の中道海浜公園で開催される。今回は第18回アジアクロスカントリー選手権大会との併催で、アジアの選手たちも出場する。 レー […]

NEWS 新装されたパロマ瑞穂スタジアム初公開!飯塚翔太、ディーン元気、佐藤風雅が試走「ワクワクする」

2026.02.19

新装されたパロマ瑞穂スタジアム初公開!飯塚翔太、ディーン元気、佐藤風雅が試走「ワクワクする」

瑞穂公園の指定管理者の株式会社瑞穂LOOP-PFIが2月19日、新装開業となるパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂陸上競技場)を公開した。ゲストとして、男子短距離の飯塚翔太、佐藤風雅、男子やり投のディーン元気のミズノトラッククラブ […]

NEWS サニブラウンが26年に新たな「チャレンジ」コーチ変更など「世界最速」への思い再確認

2026.02.19

サニブラウンが26年に新たな「チャレンジ」コーチ変更など「世界最速」への思い再確認

男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)がゴールドウインと契約を締結したことを2月19日発表し、同日に記者会見を行った。 サニブラウンはその中で、「チャレンジ」について口にした。 広告の下にコンテンツが続きま […]

NEWS 男子短距離サニブラウンがゴールドウインと契約!「ともに最速を作り上げていく」

2026.02.19

男子短距離サニブラウンがゴールドウインと契約!「ともに最速を作り上げていく」

男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)がゴールドウインと契約を締結したことを2月19日発表した。同日に行われた記者会見で、「新しい挑戦。数々いろいろなことに挑戦してきたが、さらなるパフォーマンス向上、自分を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年3月号 (2月14日発売)

2026年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝

page top