HOME ニュース、海外

2022.04.15

北京五輪女子走高跳銅メダリストのロウが引退 がんを乗り越え競技も
北京五輪女子走高跳銅メダリストのロウが引退 がんを乗り越え競技も


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

2008年北京五輪の女子走高跳銅メダリストのC.ロウ(米国)が引退を発表した。

ロウの自己記録は屋外が2m05(10年)、室内は2m02(12年)で、いずれも北米記録。走高跳の自己記録を出した同日には走幅跳でも6m90(10年)の自己記録をマークした。

ロウは20歳だった04年のアテネ五輪に出場し、以降、北京、ロンドン、リオと4度五輪出場。他にも12年世界室内選手権で優勝、05年世界選手権では銀メダルに輝いている。

現役時代中には3児をもうけ、出産後わずか2ヵ月で競技に戻り、米国選手権で9位に入ったこともあった。19年には乳がんが発覚して化学療法などを受けたが、21年に競技に復帰。走高跳で1m80、走幅跳で6m19をマークしている。

近年は自身の競技生活や闘病生活をテーマにした講演活動も盛んに行っているという。

広告の下にコンテンツが続きます
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 2008年北京五輪の女子走高跳銅メダリストのC.ロウ(米国)が引退を発表した。 ロウの自己記録は屋外が2m05(10年)、室内は2m02(12年)で、いずれも北米記録。走高跳の自己記録を出した同日には走幅跳でも6m90(10年)の自己記録をマークした。 ロウは20歳だった04年のアテネ五輪に出場し、以降、北京、ロンドン、リオと4度五輪出場。他にも12年世界室内選手権で優勝、05年世界選手権では銀メダルに輝いている。 現役時代中には3児をもうけ、出産後わずか2ヵ月で競技に戻り、米国選手権で9位に入ったこともあった。19年には乳がんが発覚して化学療法などを受けたが、21年に競技に復帰。走高跳で1m80、走幅跳で6m19をマークしている。 近年は自身の競技生活や闘病生活をテーマにした講演活動も盛んに行っているという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.02

セイコーGGP海外選手発表 男子走高跳東京五輪5位スターク参戦 女子やり投に北口榛花の練習パートナー・シチャコヴァ

日本陸連は5月2日、セイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第11弾を発表した。 新たに発表されたのは男女の走高跳とやり投の海外勢6名。男子走高跳では2021年東京五輪5位や、世界選手権で1 […]

NEWS ケニア、インド、中国の長距離選手がドーピング違反により出場資格停止

2025.05.02

ケニア、インド、中国の長距離選手がドーピング違反により出場資格停止

アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は、4月中に複数の長距離選手に対し資格停止処分を科すことを発表した。いずれも禁止物質の使用が認められたため。 女子長距離の郭利亜(中国)はメチル […]

NEWS KIPRUNが環境に優しい新たなシューズを発表 接着剤不使用の「KIPX」はリサイクル可能な次世代アイテム
PR

2025.05.01

KIPRUNが環境に優しい新たなシューズを発表 接着剤不使用の「KIPX」はリサイクル可能な次世代アイテム

KIPRUNは4月上旬、フランス・パリで発表会を行い、新たなブランドロゴを発表するとともに、今後日本国内でも発売を予定している新モデルシューズを発表した。 競歩世界チャンピオンも愛用したシューズ 2021年にブランド初の […]

NEWS セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら

2025.05.01

セイコーGGPトラック種目の海外選手を発表! 100mにパリ五輪4継金メダルブレーク、110mHに同7位ベネットら

日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)の出場選手第10弾としてトラック種目の海外選手を発表した。 男子100mには昨年のパリ五輪男子4×100mリレーで金メダルのジェロー […]

NEWS 坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP

2025.05.01

坂井隆一郎、中島佑気ジョセフ、水久保漱至らがケガのため欠場/セイコーGGP

5月1日、日本陸連はセイコーゴールデングランプリ(5月18日/東京・国立競技場)の欠場者を発表した。 日本人選手で欠場するのは、男子100mの坂井隆一郎(大阪ガス)、同200mの水久保漱至(宮崎県スポ協)、同400mの中 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top