HOME ニュース、国内

2022.01.13

200m中学記録保持者の日吉克実が競輪選手養成所に合格 「トップ目指して全力でペダルを漕ぎます!!」
200m中学記録保持者の日吉克実が競輪選手養成所に合格 「トップ目指して全力でペダルを漕ぎます!!」

23年に競輪デビューを果たした日吉克実

公益財団法人JKAは13日、日本競輪選手養成所の入所試験の合格者を発表を行い、男子200m中学記録保持者の日吉克実が合格した。

現在26歳の日吉は小学5年から陸上競技を始め、静岡・修善寺中1年のジュニア五輪100mで優勝。中学3年生となった2010年の全中では、200mで今も中学記録として残る21秒18で走り、桐生祥秀(現・日本生命)らを抑えて優勝すると、100mでも10秒64(当時中学記録)で2冠を達成。アンカーを務めた4×100mリレーでは2位に入った。韮山高(静岡)に入学後もインターハイで2年連続200m4位、3年時には100m5位入賞とトップレベルで活躍。中大ではアジア・ジュニア選手権200m銅メダル、4×100mリレー金メダルの実績を残し、大学卒業後も競技を続けたが、2018年をもって陸上競技を引退していた。

日吉は自身のSNSで合格を報告し、「陸上を引退してから約3年、ようやく新たなスタートラインに立つことができました。また、陸上の時と変わらず応援していただけたらありがたいです。トップ目指して全力でペダルを漕ぎます!!」とコメントしている。

競輪選手育成のための日本競輪選手養成所への入所方法は、自転車競技の技能を審査する技能試験と自転車競技経験がない受験者向けの適性試験があり、日吉は適性試験を受けて合格。また、昨年の日本選手権男子三段跳8位入賞の楠本政明も適性試験で合格したことも発表された。

今回の合格者は今年5月から養成所に入所。来年3月まで技術や技能・知識を身に着け、早ければ2023年春にデビューすることになる。

公益財団法人JKAは13日、日本競輪選手養成所の入所試験の合格者を発表を行い、男子200m中学記録保持者の日吉克実が合格した。 現在26歳の日吉は小学5年から陸上競技を始め、静岡・修善寺中1年のジュニア五輪100mで優勝。中学3年生となった2010年の全中では、200mで今も中学記録として残る21秒18で走り、桐生祥秀(現・日本生命)らを抑えて優勝すると、100mでも10秒64(当時中学記録)で2冠を達成。アンカーを務めた4×100mリレーでは2位に入った。韮山高(静岡)に入学後もインターハイで2年連続200m4位、3年時には100m5位入賞とトップレベルで活躍。中大ではアジア・ジュニア選手権200m銅メダル、4×100mリレー金メダルの実績を残し、大学卒業後も競技を続けたが、2018年をもって陸上競技を引退していた。 日吉は自身のSNSで合格を報告し、「陸上を引退してから約3年、ようやく新たなスタートラインに立つことができました。また、陸上の時と変わらず応援していただけたらありがたいです。トップ目指して全力でペダルを漕ぎます!!」とコメントしている。 競輪選手育成のための日本競輪選手養成所への入所方法は、自転車競技の技能を審査する技能試験と自転車競技経験がない受験者向けの適性試験があり、日吉は適性試験を受けて合格。また、昨年の日本選手権男子三段跳8位入賞の楠本政明も適性試験で合格したことも発表された。 今回の合格者は今年5月から養成所に入所。来年3月まで技術や技能・知識を身に着け、早ければ2023年春にデビューすることになる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.23

【選手名鑑】小林 香菜

小林 香菜 KOBAYASHI KANA 大塚製薬 2001年4月44日 前橋三(群馬)→早大本庄高(埼玉)→早大 自己ベスト 5000m:15.45.68(24年) 10000m:32.22.98(24年) マラソン: […]

NEWS 【選手名鑑】吉川 絢斗

2025.04.23

【選手名鑑】吉川 絢斗

吉川 絢斗 YOSHIKAWA KENTO SNS: サンベルクス 2001年8月9日 中山中(神奈川)→中大横浜高(神奈川)→東学大 20kmW:1.17.38(25年) ■代表歴 世界選手権(25東京) 【年度別ベス […]

NEWS 【選手名鑑】近藤 亮太

2025.04.23

【選手名鑑】近藤 亮太

近藤 亮太 Kondo Ryota SNS: 三菱重工 1999年10月5日 島原一中(長崎)→島原高(長崎)→順大 自己ベスト 5000m:13.42.08(24年) 10000m:28.16.14(23年) マラソン […]

NEWS 男子5000m五輪メダリストのポール・チェリモ インタビュー「マラソンで米国記録を作る」

2025.04.23

男子5000m五輪メダリストのポール・チェリモ インタビュー「マラソンで米国記録を作る」

4月上旬、フランス・パリでランニングブランド「KIPRUN(キプラン)」の新作シューズ発表イベントが行われた。KIPRUNとして過去最大となったイベントでは、カーボンプレート搭載のシューズについての説明が行われただけでな […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―95年イエテボリ―エドワーズが三段跳で世界記録の圧巻のパフォーマンス!山崎一彦が400mHで同種目初のファイナリストに

2025.04.23

【世界陸上プレイバック】―95年イエテボリ―エドワーズが三段跳で世界記録の圧巻のパフォーマンス!山崎一彦が400mHで同種目初のファイナリストに

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top