HOME 国内、大学

2021.10.22

山西、多田ら東京五輪代表たちが関西学生たちにエール/関西インカレ
山西、多田ら東京五輪代表たちが関西学生たちにエール/関西インカレ

◇第98回関西学生陸上競技対抗選手権大会(大阪・ヤンマーフィールド長居)

広告の下にコンテンツが続きます

10月19日から4日間の日程で行われた第98回関西インカレの最終日、関西学生陸上競技連盟100周年の記念事業の一環で、関西学連加盟大学出身および現役の東京五輪代表選手たちが顔をそろえ、記念撮影などが行われた。

出席したのは男子20km競歩で銅メダルを獲得した山西利和(愛知製鋼)、同100m・4×100mリレー代表の多田修平(住友電工)、同50km競歩代表の丸尾知司(愛知製鋼)、女子20km競歩代表の河添香織(自衛隊体育学校)のOB・OGと、女子4×100mリレー代表になった齋藤愛美(大阪成蹊大)、青山華依(甲南大)、壹岐あいこ(立命大)の現役3選手の計7名。

山西、多田ら卒業生たちは、その後に行われた関西学生記録樹立者表彰のプレゼンターを務めるなど、春から秋に延期されて開催された後輩たちの大舞台を盛り上げた。

五輪後は「9月頭まではしっかり休んで」徐々に再スタートを切り始めた段階という山西は、コロナ禍の影響を受け続ける学生たちをおもんばかり、「早く制限なくスポーツができるようになればいいですね。それぞれの目標に向けてがんばってほしい」とエールを送った。

金メダルを目指した東京五輪は自身にとっては悔しい結果になった。そこからの新たなスタート。今後は2月の日本選手権20km競歩や、その後の海外レースを視野に、五輪前と同じように「地力を高めたうえで、レースでの手数を増やしていく」ことを目指していくという。

多田は、9月の全日本実業団対抗選手権100m(決勝棄権)でシーズンアウト。その数日後から冬季練習へと移り始め、徐々に本格的なトレーニングに入りつつあるという。

東京五輪では100m予選落ち、リレーは1走を務めた決勝で、2走の山縣亮太(セイコー)へのバトンパスがつながらず途中棄権だった。しかし、「その悔しさで、逆にパリでリベンジしたいという気持ちが強くなって、もっとやる気が出ている」。

ただ、海外勢との「筋力の差」は痛感した。それを埋める取り組みと、日本選手権で初優勝を飾るなどの結果へとつながった「長めの距離をフォームを意識して走る」という取り組みを「並行して、バランスのいいところを見つけていきたい」というのがこの冬のテーマ。世界ランキングも視野に入れ、「状況が許せば世界室内や、世界陸連インドア・ツアーにも出ていきたい」と話す。

また、関学大時代に男子1部100mで4連覇した関西インカレの様子を懐かしく眺め、「僕も学生の時の初心を忘れず、気持ちは学生のように」と再び世界へ挑むためのパワーをもらったようだ。

丸尾は「どんどん世界にチャレンジして、関西の選手も強いという『関西パワー』を見せてほしい」、河添も「これから何にでもなれる可能性のある選手たち。悔いのないようにがんばってほしい」とそれぞれに後輩たちへのメッセージを送った。

東京五輪では32位と、今でも「朝起きたら夢だったんじゃないか」と思ってしまう」ほどの悔しさを感じた丸尾。50kmから35kmに種目が変更されることを受けて、「20kmのスピードが必要になってくるので、2月の日本選手権20kmなどを積極的に利用して対策していきたい」。

河添は、五輪は世界ランキングでの出場となったが40位。「来年の世界選手権は標準記録を切って出たい。そんために、まずは動きの修正が課題。それができなければ、どんなにいいトレーニングができても意味がないので」と意欲を見せた。

◇第98回関西学生陸上競技対抗選手権大会(大阪・ヤンマーフィールド長居) 10月19日から4日間の日程で行われた第98回関西インカレの最終日、関西学生陸上競技連盟100周年の記念事業の一環で、関西学連加盟大学出身および現役の東京五輪代表選手たちが顔をそろえ、記念撮影などが行われた。 出席したのは男子20km競歩で銅メダルを獲得した山西利和(愛知製鋼)、同100m・4×100mリレー代表の多田修平(住友電工)、同50km競歩代表の丸尾知司(愛知製鋼)、女子20km競歩代表の河添香織(自衛隊体育学校)のOB・OGと、女子4×100mリレー代表になった齋藤愛美(大阪成蹊大)、青山華依(甲南大)、壹岐あいこ(立命大)の現役3選手の計7名。 山西、多田ら卒業生たちは、その後に行われた関西学生記録樹立者表彰のプレゼンターを務めるなど、春から秋に延期されて開催された後輩たちの大舞台を盛り上げた。 五輪後は「9月頭まではしっかり休んで」徐々に再スタートを切り始めた段階という山西は、コロナ禍の影響を受け続ける学生たちをおもんばかり、「早く制限なくスポーツができるようになればいいですね。それぞれの目標に向けてがんばってほしい」とエールを送った。 金メダルを目指した東京五輪は自身にとっては悔しい結果になった。そこからの新たなスタート。今後は2月の日本選手権20km競歩や、その後の海外レースを視野に、五輪前と同じように「地力を高めたうえで、レースでの手数を増やしていく」ことを目指していくという。 多田は、9月の全日本実業団対抗選手権100m(決勝棄権)でシーズンアウト。その数日後から冬季練習へと移り始め、徐々に本格的なトレーニングに入りつつあるという。 東京五輪では100m予選落ち、リレーは1走を務めた決勝で、2走の山縣亮太(セイコー)へのバトンパスがつながらず途中棄権だった。しかし、「その悔しさで、逆にパリでリベンジしたいという気持ちが強くなって、もっとやる気が出ている」。 ただ、海外勢との「筋力の差」は痛感した。それを埋める取り組みと、日本選手権で初優勝を飾るなどの結果へとつながった「長めの距離をフォームを意識して走る」という取り組みを「並行して、バランスのいいところを見つけていきたい」というのがこの冬のテーマ。世界ランキングも視野に入れ、「状況が許せば世界室内や、世界陸連インドア・ツアーにも出ていきたい」と話す。 また、関学大時代に男子1部100mで4連覇した関西インカレの様子を懐かしく眺め、「僕も学生の時の初心を忘れず、気持ちは学生のように」と再び世界へ挑むためのパワーをもらったようだ。 丸尾は「どんどん世界にチャレンジして、関西の選手も強いという『関西パワー』を見せてほしい」、河添も「これから何にでもなれる可能性のある選手たち。悔いのないようにがんばってほしい」とそれぞれに後輩たちへのメッセージを送った。 東京五輪では32位と、今でも「朝起きたら夢だったんじゃないか」と思ってしまう」ほどの悔しさを感じた丸尾。50kmから35kmに種目が変更されることを受けて、「20kmのスピードが必要になってくるので、2月の日本選手権20kmなどを積極的に利用して対策していきたい」。 河添は、五輪は世界ランキングでの出場となったが40位。「来年の世界選手権は標準記録を切って出たい。そんために、まずは動きの修正が課題。それができなければ、どんなにいいトレーニングができても意味がないので」と意欲を見せた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.25

宮崎の地で高校トップ選手約270人が4泊5日の合宿! 初日はあいにくの雨にも「このメンバーで切磋琢磨したい」

2025年度の日本陸連U-19強化研修合宿・全国高体連陸上競技専門部強化合宿が3月25日、宮崎・ひなた宮崎県総合運動公園を中心に4泊5日の日程で始まった。 合宿には約270人の選手と約180人の引率指導者が参加。開講式で […]

NEWS アジア大会マラソン代表に吉田祐也、山下一貴、佐藤早也伽、矢田みくにが内定! 強力布陣でアジア勢迎える

2026.03.25

アジア大会マラソン代表に吉田祐也、山下一貴、佐藤早也伽、矢田みくにが内定! 強力布陣でアジア勢迎える

日本陸連は3月25日、名古屋アジア大会のマラソン代表内定選手を発表し、男子は吉田祐也(GMOインターネットグループ)と山下一貴(三菱重工)、女子は佐藤早也伽(積水化学)と矢田みくに(エディオン)が内定した。 アジア大会の […]

NEWS 柏原竜二氏が3月末で富士通を退社 「少し、休みながらマイペースに頑張ります」

2026.03.25

柏原竜二氏が3月末で富士通を退社 「少し、休みながらマイペースに頑張ります」

箱根駅伝で09年から山上りの5区で4年連続区間賞を獲得するなど、長距離で活躍した柏原竜二氏が、3月24日に自身のSNSを更新し、3月31日をもって所属していた富士通を退社すると発表した。 柏原氏は1989年生まれの36歳 […]

NEWS ハーフマラソンのエントリー発表! 1部は中大・佐藤大介、順大・玉目陸らが登録 2部は國學院大・野田顕臣が出場予定/関東IC

2026.03.24

ハーフマラソンのエントリー発表! 1部は中大・佐藤大介、順大・玉目陸らが登録 2部は國學院大・野田顕臣が出場予定/関東IC

関東学連は3月24日、第105回関東インカレの男子ハーフマラソンのエントリー選手を発表した。 関東インカレのハーフマラソンは暑熱対策の一環として、今大会から4月に実施されている焼津みなとマラソン・大学対抗ペアマラソンとの […]

NEWS 今井正人氏がトヨタ自動車九州のヘッドコーチに就任

2026.03.24

今井正人氏がトヨタ自動車九州のヘッドコーチに就任

北京世界選手権マラソン代表で、現在は順大の長距離コーチを務める今井正人氏が、4月1日付でトヨタ自動車九州のヘッドコーチに就任することがわかった。 今井氏は1984年4月生まれの41歳。福島・原町高ではインターハイ5000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top