HOME 高校

2021.10.18

仙台育英が男女ともに30回目の優勝で全国へ、青森山田が6年連続で男女優勝/宮城・青森高校駅伝
仙台育英が男女ともに30回目の優勝で全国へ、青森山田が6年連続で男女優勝/宮城・青森高校駅伝


◇宮城県高校駅伝(10月17日・宮城県岩沼市)

年末の全国高校駅伝(12月26日/京都)の出場権を巡って、その予選会となる都道府県高校駅伝がスタート。宮城では、仙台育英が男子(7区間42.195km)、女子(5区21.0975km)ともに節目の30回目の優勝を達成した。男子は2時間3分46秒で7連覇(全国大会出場は地区代表を含め、8年連続32回目)、女子は1時間7分12秒で30連覇(全国大会出場も30回)。2年前の全国大会で男女Vを達成したチームは、全区間区間賞で圧勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

男子は5~7mの風が吹くあいにくのコンディションだった。仙台育英の1区・吉居駿恭(3年)は利府・野沢悠真(3年)と競り合いとなったが、終盤にスパート。昨年の全国大会1区7位の実力者はその意地を見せて29分37秒で首位中継した。

2区以降は後続を引き離して独走したが、強風で個人記録は今ひとつ伸びず。目標としていた2時間1分30秒には2分余り届かなかった。

「風が吹いていても2時間2分台は出したかったですね。このままでは全国大会は難しいと思いますが、反省点があったことは都大路に向けてプラスになります」と真名子圭監督。4区の堀颯介主将(3年)は「強さを身につけたいです」と気を引き締めていた。

男子に先立って行われた女子は、レース中盤まで風が弱く比較的好条件。その状況で仙台育英は1区・米澤奈々香(3年)の快走が光った。

スタートしてまもなく先頭に立った米澤。今夏のインターハイで1500m2位、3000m3位といずれも日本人トップを占めたエースは中間点を9分19秒で通過すると、後半もハイペースを保って18分37秒で駆け抜けた。「2区以降の後輩たちのために、いい流れを作りたかったので良かったです」。

2、3、4区は高校駅伝デビューとなった1年生が独走しながらもリードを拡大。アンカーを務めたU20日本選手権3000m覇者の杉森心音(2年)は、強くなってきた風を受けつつも15分49秒で2位をさらに引き離した。

釜石慶太監督は「目標が1時間7分30秒だったので、1時間7分12秒は良かったです。力のある1年生が多いですが、故障から復調して練習を積めている上級生もいるので、全国大会ではベストメンバーを組めるようにしていきたいです」と話していた。

昨年の全国大会では2年連続男女Vを目指したが、男子2位、女子3位に終わった仙台育英。年末の優勝奪還へ戦力を整えていく。

この日は青森県高校駅伝も行われ、男女ともに青森山田が制覇。男子は大会新記録の2時間6分16秒で6年連続27回目、女子は1時間12分10秒で29連覇を果たした。

■仙台育英の成績
●男子 2時間3分46秒(いずれも区間賞)
1区(10km) 吉居駿恭(3年) 29.37
2区(3km) 高橋海童(3年) 8.15
3区(8.1075km) ボニフェス・ムテチ(2年) 23.49
4区(8.0875km) 堀 颯介(3年) 23.43
5区(3km) 杉浦蒼太(1年) 8.57
6区(5km) 大西柊太朗(2年) 14.24
7区(5km) 佐藤 蓮(2年) 15.01

●女子 1時間7分12秒(いずれも区間賞)
1区(6km) 米澤奈々香(3年) 18.37
2区(4.0975km) 須郷柚菜(1年) 13.36
3区(3km) 渡邉来愛(1年) 9.36
4区(3km) 鈴木瑠夏(1年) 9.34
5区(5km) 杉森心音(2年) 15.49

◇宮城県高校駅伝(10月17日・宮城県岩沼市) 年末の全国高校駅伝(12月26日/京都)の出場権を巡って、その予選会となる都道府県高校駅伝がスタート。宮城では、仙台育英が男子(7区間42.195km)、女子(5区21.0975km)ともに節目の30回目の優勝を達成した。男子は2時間3分46秒で7連覇(全国大会出場は地区代表を含め、8年連続32回目)、女子は1時間7分12秒で30連覇(全国大会出場も30回)。2年前の全国大会で男女Vを達成したチームは、全区間区間賞で圧勝した。 男子は5~7mの風が吹くあいにくのコンディションだった。仙台育英の1区・吉居駿恭(3年)は利府・野沢悠真(3年)と競り合いとなったが、終盤にスパート。昨年の全国大会1区7位の実力者はその意地を見せて29分37秒で首位中継した。 2区以降は後続を引き離して独走したが、強風で個人記録は今ひとつ伸びず。目標としていた2時間1分30秒には2分余り届かなかった。 「風が吹いていても2時間2分台は出したかったですね。このままでは全国大会は難しいと思いますが、反省点があったことは都大路に向けてプラスになります」と真名子圭監督。4区の堀颯介主将(3年)は「強さを身につけたいです」と気を引き締めていた。 男子に先立って行われた女子は、レース中盤まで風が弱く比較的好条件。その状況で仙台育英は1区・米澤奈々香(3年)の快走が光った。 スタートしてまもなく先頭に立った米澤。今夏のインターハイで1500m2位、3000m3位といずれも日本人トップを占めたエースは中間点を9分19秒で通過すると、後半もハイペースを保って18分37秒で駆け抜けた。「2区以降の後輩たちのために、いい流れを作りたかったので良かったです」。 2、3、4区は高校駅伝デビューとなった1年生が独走しながらもリードを拡大。アンカーを務めたU20日本選手権3000m覇者の杉森心音(2年)は、強くなってきた風を受けつつも15分49秒で2位をさらに引き離した。 釜石慶太監督は「目標が1時間7分30秒だったので、1時間7分12秒は良かったです。力のある1年生が多いですが、故障から復調して練習を積めている上級生もいるので、全国大会ではベストメンバーを組めるようにしていきたいです」と話していた。 昨年の全国大会では2年連続男女Vを目指したが、男子2位、女子3位に終わった仙台育英。年末の優勝奪還へ戦力を整えていく。 この日は青森県高校駅伝も行われ、男女ともに青森山田が制覇。男子は大会新記録の2時間6分16秒で6年連続27回目、女子は1時間12分10秒で29連覇を果たした。 ■仙台育英の成績 ●男子 2時間3分46秒(いずれも区間賞) 1区(10km) 吉居駿恭(3年) 29.37 2区(3km) 高橋海童(3年) 8.15 3区(8.1075km) ボニフェス・ムテチ(2年) 23.49 4区(8.0875km) 堀 颯介(3年) 23.43 5区(3km) 杉浦蒼太(1年) 8.57 6区(5km) 大西柊太朗(2年) 14.24 7区(5km) 佐藤 蓮(2年) 15.01 ●女子 1時間7分12秒(いずれも区間賞) 1区(6km) 米澤奈々香(3年) 18.37 2区(4.0975km) 須郷柚菜(1年) 13.36 3区(3km) 渡邉来愛(1年) 9.36 4区(3km) 鈴木瑠夏(1年) 9.34 5区(5km) 杉森心音(2年) 15.49

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.16

木本大地が小森コーポレーションに加入 「地元茨城で競技を続けられることに感謝」

小森コーポレーションは4月16日、同日付で木本大地が陸上部に加入したことを発表した。 木本は25歳。茨城・東洋大牛久高から東洋大に進み、22年箱根駅伝で学生駅伝デビューを果たす。翌年の関東インカレではハーフマラソンで5位 […]

NEWS 佐々木悟氏が旭化成コーチに就任 ケニア人ランナー・チェラルも新加入

2026.04.16

佐々木悟氏が旭化成コーチに就任 ケニア人ランナー・チェラルも新加入

旭化成は4月16日、リオ五輪マラソン代表の佐々木悟氏が1日付でコーチに就任したことを発表した。 佐々木氏は40歳。秋田工高、大東大では駅伝を中心に、ロードで活躍してきた。08年に旭化成に入社。15年福岡国際マラソンでは2 […]

NEWS 亜細亜大総監督の大島唯司氏が4月から監督に就任 JR東日本監督などを歴任

2026.04.16

亜細亜大総監督の大島唯司氏が4月から監督に就任 JR東日本監督などを歴任

亜細亜大は陸上部総監督の大島唯司氏が4月1日付で監督に就任したと発表した。 熊本県出身の大島氏は51歳。熊本高から亜細亜大に進んでマネージャーとして活動し、卒業後はコニカ株式会社(現・コニカミノルタ)陸上部でコーチを務め […]

NEWS 静岡国際のエントリー発表!世界陸上代表の真野友博、落合晃、豊田兼、清水空跳、齋藤みうらが出場予定

2026.04.16

静岡国際のエントリー発表!世界陸上代表の真野友博、落合晃、豊田兼、清水空跳、齋藤みうらが出場予定

日本陸連は4月15日、日本グランプリシリーズ第41回静岡国際(5月3日)のエントリー選手を発表した。 男子走高跳にはオレゴン世界選手権8位、今年3月の世界室内選手権では5位入賞の真野友博(クラフティア)がエントリー。東京 […]

NEWS 世界リレー日本代表発表!! 男子4×100mに桐生祥秀、栁田大輝、飯塚翔太ら 男子4×400mは中島佑気ジョセフ、佐藤拳太郎らがメンバー入り

2026.04.16

世界リレー日本代表発表!! 男子4×100mに桐生祥秀、栁田大輝、飯塚翔太ら 男子4×400mは中島佑気ジョセフ、佐藤拳太郎らがメンバー入り

日本陸連は4月16日、ボツワナで5月に開催される世界リレーの日本代表を発表した。 日本は昨年の東京世界選手権での結果などから男子の4×100mリレー、4×400mリレー、そして男女混合4×400mリレーの3種目で出場権を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top