追跡ユニバーシアード 相澤 晃×阿部弘輝(『月刊陸上競技』2019年9月号誌面転載記事)

追跡ユニバーシアード  スペシャル・クロストーク
相澤 晃×阿部弘輝

ナポリで輝いた学法石川コンビ
来年はそろって東京五輪へ!!

7月のユニバーシアードでそろって〝メダリスト〟となった福島・学法石川高出身の相澤晃(東洋大、左)と 阿部弘輝(明大)。11月に完成予定の新国立競技場をバックに

イタリア・ナポリで開催されたユニバーシアードで、日本の長距離陣が活躍した。なかでも目立ったのが、表彰台を独占した男子ハーフマラソンで金メダルに輝いた相澤晃(東洋大)と、10000mで銀メダルを獲得した阿部弘輝(明大)だ。同じ福島県須賀川市出身の2人は中学時代からのライバルで、学法石川高時代のチームメイト。〝学生長距離界のエース〟と言える2人に、ユニバでの戦いぶりと今後の展望について聞いた。
●構成/酒井政人 撮影/船越陽一郎
(協力/BRENTWOOD TERRACE

楽しみだったナポリへの遠征

─今年のユニバーシアードはイタリア・ナポリで行われました。開催地についてはどんな印象をお持ちでしたか。
阿部 韓国や中国などの近い国よりは、やっぱり「イタリア・ナポリ」という響きは魅力的に感じましたね(笑)。なんだか楽しそうなイメージがあったので、競技だ
けでなく、純粋に楽しめるのかなと思いました。
相澤 僕も同じです。イタリアはヨーロッパの中でも行きたい国の1つだったので、すごく楽しみでした。
─競技以外ではどんなことを楽しみにしていましたか?
阿部 ナポリは街並みが綺麗なので、それを見るだけでもいいですし、やっぱり食べ物ですね。本場のピザやパスタが食べられるのは試合よりもワクワクしてました
(笑)。
相澤 僕はレースが終わったらジェラートを食べたいなと思っていました。
─海外の試合では、食事が日本人の口に合わないことが少なくありません。今回はいかがでしたか。
阿部 基本、選手村で食事をとったんですけど、結構豪華でしたね。
─選手村は豪華客船だったそうですね。
相澤 ただ、見た目はすごかったかもしれませんが、生活面は〝豪華〟ではなかったですよ。船上での生活になったので、セキュリティが厳しくて、外出するのが憂鬱でし
た……。船内に入る時に3段階もチェックを受けるので。ドリンクや食事の持ち込みもダメでした。
─選手村の食事はいかがでしたか。
阿部 ピザがおいしかったです。ビュッフェスタイルだったので、僕はだいたい同じものを食べていた気がします。
相澤 自分はパスタがおいしかったですね。でも、楽しみにしていたジェラートは、日本とテイストが違っていて甘過ぎました……。

※この続きは2019年8月10日発売の『月刊陸上競技』9月号をご覧ください