HOME ニュース、国内

2021.07.16

競歩で五輪2大会代表の藤澤勇が現役引退「競技人生はかけがえのないもの」
競歩で五輪2大会代表の藤澤勇が現役引退「競技人生はかけがえのないもの」


ALSOK陸上部は、所属する藤澤勇の現役引退を発表した。藤澤は12年ロンドン、16年リオと2大会連続で20km競歩で代表に。世界選手権も09年ベルリン、15年北京、17年ロンドンと2大会で代表だった。

藤澤は長野県出身。中野実高から山梨学大を経て2010年からALSOKに加入。日本選手権は12年に優勝してるもののビッグタイトルになかなか届かないが、ロンドン五輪では日本人最高位の18位など、どんな大会でも上位に顔を出す安定感抜群のウォーカーだった。自己記録は20kmが1時間17分52秒(日本歴代7位)。

藤澤は所属先を通し「入社してから11年間の長きにわたり、ALSOKの名を背負って競技をさせていただけたことに今は感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。今後は社業に専念するという。

広告の下にコンテンツが続きます

藤澤勇のコメント
「このたび私、藤澤勇は現役生活を終えることを決意いたしました。入社してから11年間の長きにわたり、ALSOKの名を背負って競技をさせていただけたことに今は感謝の気持ちでいっぱいです。私の競技人生において特に思い出として残っているのは、2021年の全日本競歩輪島大会の出場までの過程です。2020年の全日本競歩輪島大会の中止が発表されて、もう1年競技を続行するのか自分のなかで葛藤をしていましたが、所属のALSOKをはじめ本当に多くの方々にサポートをいただき再びスタートラインに立つことが出来ました。これまでの競技人生は、私にとってかけがえの無いものとなりました。今後は、社業に従事しながらALSOKに貢献できるよう日々精進してまいります。陸上競技で経験したことを活かし、お世話になった方々へ恩返ししていきたいと思います。これまで沢山のご声援を本当に有難うございました。心より感謝申し上げます」(原文ママ)

ALSOK陸上部は、所属する藤澤勇の現役引退を発表した。藤澤は12年ロンドン、16年リオと2大会連続で20km競歩で代表に。世界選手権も09年ベルリン、15年北京、17年ロンドンと2大会で代表だった。 藤澤は長野県出身。中野実高から山梨学大を経て2010年からALSOKに加入。日本選手権は12年に優勝してるもののビッグタイトルになかなか届かないが、ロンドン五輪では日本人最高位の18位など、どんな大会でも上位に顔を出す安定感抜群のウォーカーだった。自己記録は20kmが1時間17分52秒(日本歴代7位)。 藤澤は所属先を通し「入社してから11年間の長きにわたり、ALSOKの名を背負って競技をさせていただけたことに今は感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。今後は社業に専念するという。 藤澤勇のコメント 「このたび私、藤澤勇は現役生活を終えることを決意いたしました。入社してから11年間の長きにわたり、ALSOKの名を背負って競技をさせていただけたことに今は感謝の気持ちでいっぱいです。私の競技人生において特に思い出として残っているのは、2021年の全日本競歩輪島大会の出場までの過程です。2020年の全日本競歩輪島大会の中止が発表されて、もう1年競技を続行するのか自分のなかで葛藤をしていましたが、所属のALSOKをはじめ本当に多くの方々にサポートをいただき再びスタートラインに立つことが出来ました。これまでの競技人生は、私にとってかけがえの無いものとなりました。今後は、社業に従事しながらALSOKに貢献できるよう日々精進してまいります。陸上競技で経験したことを活かし、お世話になった方々へ恩返ししていきたいと思います。これまで沢山のご声援を本当に有難うございました。心より感謝申し上げます」(原文ママ)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソンと防府読売マラソンの2大会が12月7日に行われた。 福岡国際はバイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒で優勝。2位には西山雄介(トヨタ自動車)が2時間7 […]

NEWS 大迫傑が4年9ヵ月ぶりにマラソン日本記録奪還「とんでもなくデカイ1秒」進化する驚異の34歳、自身3度目の日本新

2025.12.08

大迫傑が4年9ヵ月ぶりにマラソン日本記録奪還「とんでもなくデカイ1秒」進化する驚異の34歳、自身3度目の日本新

バレンシア・マラソンが12月7日、スペインの当地で行われ34歳の大迫傑(リーニン)が2時間4分55秒の日本新記録を樹立した。2021年3月のびわ湖毎日で鈴木健吾が作った日本記録(2時間4分56秒)を1秒更新。自身3度目の […]

NEWS パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン

2025.12.07

パリ五輪トライアスロン金のイーが2時間6分38秒! ファラーに次ぐ英国歴代2位/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、男子ではアレックス・イー(英国)が2時間6分38秒の7位に入った。 27歳のイーは、2024年パリ五輪トライアスロンの金メダリストで、2021年の東京五輪でも銀メダ […]

NEWS 女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

2025.12.07

女子・ジェプコスゲイが歴代4位の2時間14分00秒 男子はコリルが2時間2分24秒でV/バレンシアマラソン

バレンシアマラソンが12月7日、スペインの同地で行われ、女子はJ.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代4位の2時間14分00秒で優勝を飾った。 女子にはジェプコスゲイのほか、9月の東京世界選手権金メダリストのP.ジェプチル […]

NEWS 大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

2025.12.07

大迫傑、34歳で自身3度目のマラソン日本新!プロ活動、五輪後引退表明から復帰、メーカー契約変更と独自路線歩む

男子マラソンの大迫傑(リーニン)が、12月7日のバレンシアマラソンで2時間4分55秒(速報値)で4位となり、鈴木健吾(富士通)が21年に出した2時間4分56秒の日本記録を1秒上回った。 1991年5月23日生まれの大迫は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top