HOME 東京五輪、日本代表、五輪
走高跳日本記録保持者・戸邉直人が挑む初五輪「2m40を跳んで金メダルを目指す」
走高跳日本記録保持者・戸邉直人が挑む初五輪「2m40を跳んで金メダルを目指す」


男子走高跳で東京五輪代表に決まった戸邉直人(JAL)が、内定を受けてオンラインで会見を行った。

陸上界で“プラチナ世代”29歳の戸邉。同期には大迫傑(Nike)や飯塚翔太(ミズノ)、安部孝駿(ヤマダホールディングス)、岡田久美子(ビックカメラ)など、ともに五輪に内定した選手たちがそろう。なかで戸邉は中学、高校と日本一を経験し、2010年の世界ジュニア選手権では銅メダルを獲得した。2019年には2m35の日本記録を樹立。だが、これまで世界選手権は15、17、19年と3度出場しているものの、オリンピックは初出場となる。

広告の下にコンテンツが続きます

「正式に内定して実感が湧いてきました。今は本番に向けた想定をしながらトレーニングを再開したところです」と戸邉。昨シーズンはコロナ禍により練習環境が変化し、試合も中断した。そのため、「基礎的なウエイトトレーニングな、体力面をつけていった」ため、なかなか調子が上がらなかったという。しかし、「体力面が向上したら、それに合わせて技術を変えないといけない。ひと冬超えていいかたちで試合ができている」。今季は「コントロールして試合数を抑えてきた。安定して2m30を跳べている」と手応えをつかんでいる。

東京五輪の目標は「金メダル」。筑波大時代から師事してきた図子浩二氏が2016年に他界。「ずっと『エビデンスベースで練習をやれよ』と言われてきた。それがトレーニング理論の中心にある」。自身の身体、パフォーマンスで研究を重ねてきた戸邉。恩師とは「ずっと金メダルを目標にしてきたので、結果を出して報告したい」と語る。

国立競技場のサーフェイスは「スーパーXという素材で、海外でもよく採用されているので戦い慣れています」と、世界を転戦してきた経験値が行きそうだ。

「体力的には自己ベストを狙えると思っています。日本選手権では助走の1歩目のバウンディングの部分で浮いてしまっていたので、その後の動きが良くなかったので、そこを修正しています。良い形になってきた。本番ではまず2m35の自己ベストを跳べればメダルを狙える。2m40で金メダルを目指します」

日本が世界に誇る天才ジャンパーが、ついにオリンピックの舞台に降り立つ。

男子走高跳で東京五輪代表に決まった戸邉直人(JAL)が、内定を受けてオンラインで会見を行った。 陸上界で“プラチナ世代”29歳の戸邉。同期には大迫傑(Nike)や飯塚翔太(ミズノ)、安部孝駿(ヤマダホールディングス)、岡田久美子(ビックカメラ)など、ともに五輪に内定した選手たちがそろう。なかで戸邉は中学、高校と日本一を経験し、2010年の世界ジュニア選手権では銅メダルを獲得した。2019年には2m35の日本記録を樹立。だが、これまで世界選手権は15、17、19年と3度出場しているものの、オリンピックは初出場となる。 「正式に内定して実感が湧いてきました。今は本番に向けた想定をしながらトレーニングを再開したところです」と戸邉。昨シーズンはコロナ禍により練習環境が変化し、試合も中断した。そのため、「基礎的なウエイトトレーニングな、体力面をつけていった」ため、なかなか調子が上がらなかったという。しかし、「体力面が向上したら、それに合わせて技術を変えないといけない。ひと冬超えていいかたちで試合ができている」。今季は「コントロールして試合数を抑えてきた。安定して2m30を跳べている」と手応えをつかんでいる。 東京五輪の目標は「金メダル」。筑波大時代から師事してきた図子浩二氏が2016年に他界。「ずっと『エビデンスベースで練習をやれよ』と言われてきた。それがトレーニング理論の中心にある」。自身の身体、パフォーマンスで研究を重ねてきた戸邉。恩師とは「ずっと金メダルを目標にしてきたので、結果を出して報告したい」と語る。 国立競技場のサーフェイスは「スーパーXという素材で、海外でもよく採用されているので戦い慣れています」と、世界を転戦してきた経験値が行きそうだ。 「体力的には自己ベストを狙えると思っています。日本選手権では助走の1歩目のバウンディングの部分で浮いてしまっていたので、その後の動きが良くなかったので、そこを修正しています。良い形になってきた。本番ではまず2m35の自己ベストを跳べればメダルを狙える。2m40で金メダルを目指します」 日本が世界に誇る天才ジャンパーが、ついにオリンピックの舞台に降り立つ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.09.01

清田真央がキヤノンAC九州で現役復帰! ロンドン世界陸上マラソン代表

キヤノンアスリートクラブ九州は9月1日、清田真央が同日付で加入したことを発表した。 清田は32歳。愛知・中京大中京高では全国大会で入賞し、卒業後はスズキに入社した。15年アジア選手権5000m4位入賞などの実績を重ねて、 […]

NEWS 日立に小池彩加が新加入 静岡国際3000m障害7位 日本選手権にも出場

2026.09.01

日立に小池彩加が新加入 静岡国際3000m障害7位 日本選手権にも出場

日立は9月1日、同日付で小池彩加がチームに加入したことを発表した。 小池は宮城県出身の33歳。高校時代は中距離を中心に取り組んでいたが、東北福祉大進学後に3000m障害を始め、2015年の日本インカレでは3位に入賞するな […]

NEWS Daiichi Lifeグループの柳井桜子が8月末で退部「心から感謝」

2026.09.01

Daiichi Lifeグループの柳井桜子が8月末で退部「心から感謝」

Daiichi Lifeグループは9月1日、所属していた柳井桜子が8月31日付で退部、退社したことを発表した。 柳井は大阪・薫英女学院時代にインターハイに出場して1500mで8位。日体大では日本インカレ10000m5位の […]

NEWS トヨタ自動車陸上長距離部のチーム愛称が「LEGACIA」に決定! 新たなロゴも発表

2026.09.01

トヨタ自動車陸上長距離部のチーム愛称が「LEGACIA」に決定! 新たなロゴも発表

トヨタ自動車は9月1日、陸上長距離部のチーム愛称を「LEGACIA(レガシア)」とすることを発表した。 トヨタ自動車の長距離部は、1985年に陸上部から独立する形で発足した。全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)には独 […]

NEWS 世界アルティメット選手権に北口榛花、中島佑気ジョセフら 110mHは3人がエントリーへ

2026.09.01

世界アルティメット選手権に北口榛花、中島佑気ジョセフら 110mHは3人がエントリーへ

今年、初めて開催される世界アルティメット選手権(ハンガリー・ブダペスト)の出場ラインを表す「Road to Ultimate」を世界陸連(WA)が更新した。 この大会は、世界選手権のない2年に一度、「世界最高峰の大会を開 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年9月号 (8月17日発売)

2026年9月号 (8月17日発売)

滋賀IH総特集
山口全中展望
アジア大会代表Close up

page top