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静岡国際200mに五輪メダリスト飯塚翔太、アジアV小池祐貴が登場 激戦の走高跳も注目


サトウ食品日本グランプリシリーズの1つ、静岡国際が5月3日、小笠山静岡スタジアムで開催される。大会の見どころをおさらいする。

最も注目を集めるのは男子200m。地元・静岡出身の飯塚翔太(ミズノ)と、小池祐貴(住友電工)がエントリーしている。飯塚は12、16年とオリンピックに出場。16年リオ五輪では4×100mリレー銀メダルメンバーの2走を務めている「五輪メダリスト」だ。一方、小池は100m9秒台(9秒98)を持つが、元々200mも得意で18年アジア大会で優勝している。自己記録は飯塚が20秒11(日本歴代3位)、小池は20秒23(同8位)だ。

飯塚は昨年の日本選手権優勝。今年は記録会などに複数出場しており、本格的なシーズン初戦となった4月の中部選手権では100mで10秒18(+2.2)、200mで20秒52(+1.3)と仕上げている。小池は200m初戦。今年は100mで五輪出場を狙っており、4月29日の織田記念100mの後には「前半と後半のつながりを確認したい」と200mへの意識を語っている。

男子800mには日本記録保持者の川元奨(スズキ)に、昨年から好調の瀬戸口大地(アースグロー)、学生勢では松本純弥(法大)、金子魅玖人(中大)、源裕貴(環太平洋大)らに注目。男子400mハードルには、19年ドーハ世界選手権で準決勝に進んだ安部孝駿(ヤマダホールディングス)と豊田将樹(富士通)に、山本竜大(日大院)、黒川和樹(法大)が迫る。

見逃せないのが活況の男子走高跳。日本記録2m35を持つ戸邉直人(JAL)と、昨年2m30以上を2度跳んでいる真野友博(九電工)、今季を集大成とするリオ五輪代表の衛藤昂(味の素AGF)が“3強”を形成。ここに昨年2m28のベストを跳んだ赤松諒一(アワーズ)と藤田渓太郎(佐竹食品AC)、ドーハ世界選手権代表の佐藤凌(新潟アルビレックスRC)、大学生の坂井宏和(東海大)がどう絡むか。戸邉の日本記録(室内)や屋外の日本最高記録2m33を超える争いが見られるかもしれない。

女子800mは、川田朱夏(東大阪大)が世界リレーのため欠場、塩見綾乃(立命大)もケガで棄権。4月に2分05秒47と復調してきた北村夢(エディオン)と、5000m五輪代表・1500m日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機TC)の一騎打ちになるか。女子400mハードルは注目で、昨年56秒50をマークしたイブラヒム愛紗(メイスンワーク)や関本萌香(早大)が上位候補。七種競技でも好記録を持つ宇都宮絵莉(長谷川体育施設)、伊藤明子(セレスポ)にも力がある。

大会は有観客(上限5000人)で開催。日本陸連YouTubeサイトで動画配信もされる。なお、静岡国際終了後には東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権10000mが同会場で実施。



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