
七種競技で日本歴代2位の5907点を持つヘンプヒル恵(アトレ)が自身のSNSを更新。昨年の日本選手権で痛めた膝を手術していたことを明かし、復帰への意気込みを綴った。
ヘンプヒルは昨年9月の日本選手権・七種競技に出場。シーズン通して100mハードルで自己新をマークするなど好調で、日本選手権でも2017年以来となる自己新、そして日本新ペースで試合を進めた。だが、6種目めのやり投で脚を故障。テーピングをぐるぐる巻きにして最終種目の800mのスタートラインに立ったが、走ることなく競技を終えていた。
ケガは右膝前十字靱帯断裂で昨年手術をしていたことを明かす。ヘンプヒルは17年に夏にも練習中に左膝前十字靱帯を断裂して手術。試行錯誤しながらようやく完全復活間近でのケガということもあり、「3年の長い歳月をかけて、昨年やっと自己ベストを出すところまで頑張れてきました。その中での再び大きなケガ、心が壊れそうでした」と心境を打ち明ける。陸上を辞めようと思ったとも言うが、「入院中も退院後も毎日リハビリをして、身体を動かしていた」そうで、「きっと陸上が好きなんだと思います」と続けた。
そして「再び陸上の道のスタートを切りました」と再起に向けて動き出していることを表明。「速いだけの選手ではなく、強い選手で居続けたい。少しでも誰かの心を動かせる選手でありたい」と強い決意を綴っている。
中学時代からトップを走り続け、常に結果と記録を求められ、それに応えてきたヘンプヒル。これまで何度も逆境に打ち勝ち、泥臭く這い上がってきた。近年、女子七種競技の全体のレベルは飛躍的に向上。そのきっかけは間違いなくヘンプヒルの登場によってもたらされた。再び女王の座へ――時間がかかっても、必ず彼女はさらに強くなって戻ってくる。
七種競技で日本歴代2位の5907点を持つヘンプヒル恵(アトレ)が自身のSNSを更新。昨年の日本選手権で痛めた膝を手術していたことを明かし、復帰への意気込みを綴った。
ヘンプヒルは昨年9月の日本選手権・七種競技に出場。シーズン通して100mハードルで自己新をマークするなど好調で、日本選手権でも2017年以来となる自己新、そして日本新ペースで試合を進めた。だが、6種目めのやり投で脚を故障。テーピングをぐるぐる巻きにして最終種目の800mのスタートラインに立ったが、走ることなく競技を終えていた。
ケガは右膝前十字靱帯断裂で昨年手術をしていたことを明かす。ヘンプヒルは17年に夏にも練習中に左膝前十字靱帯を断裂して手術。試行錯誤しながらようやく完全復活間近でのケガということもあり、「3年の長い歳月をかけて、昨年やっと自己ベストを出すところまで頑張れてきました。その中での再び大きなケガ、心が壊れそうでした」と心境を打ち明ける。陸上を辞めようと思ったとも言うが、「入院中も退院後も毎日リハビリをして、身体を動かしていた」そうで、「きっと陸上が好きなんだと思います」と続けた。
そして「再び陸上の道のスタートを切りました」と再起に向けて動き出していることを表明。「速いだけの選手ではなく、強い選手で居続けたい。少しでも誰かの心を動かせる選手でありたい」と強い決意を綴っている。
中学時代からトップを走り続け、常に結果と記録を求められ、それに応えてきたヘンプヒル。これまで何度も逆境に打ち勝ち、泥臭く這い上がってきた。近年、女子七種競技の全体のレベルは飛躍的に向上。そのきっかけは間違いなくヘンプヒルの登場によってもたらされた。再び女王の座へ――時間がかかっても、必ず彼女はさらに強くなって戻ってくる。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
全中駅伝に出場する女子48チームが出そろう 3連覇狙う京山をはじめ、大沢野、松橋などが全国切符 櫛形は20回目
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 女子は前回の全国大会で2連覇を飾った […]
2025.11.19
全中駅伝男子・出場チームが決定! 17チームが初出場 塩山は第1回大会以来32年ぶり 京山、三島の全国V経験校も
9月から開催されてきた第33回全国中学校駅伝(12月14日)の都道府県予選が11月16日をもって終了し、47都道府県の代表に開催地枠で出場するチームを加えた全48チームが出そろった。 男子は2年前に全国制覇を達成している […]
2025.11.19
マラソン日本記録保持者・鈴木健吾が神奈川大のアンバサダー就任 「刺激や勇気を届けられる存在でありたい」
神奈川大は11月19日、男子マラソン日本記録保持者でOBの鈴木健吾が陸上部のアンバサダーに就任したと発表した。 鈴木は箱根駅伝では3年連続で2区を担い、3年時に区間賞を獲得。4年時には東京マラソンで2時間10分21秒で走 […]
2025.11.19
岡山・京山が今年も男女ともに全国出場! 全中1500m優勝・是枝愛香を擁する内部は26年ぶり/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝の出場を懸けた県大会が、11月14日から16日にかけて、全国10県で行われた。 14日の岡山県大会では、2年前に全国男女優勝、女子は昨年も連覇を飾った京山が圧倒的な継走を披露。 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025