HOME 国内、大学

2025.05.19

男子総合は九州共立大が4年ぶり2度目の優勝 女子ハンマー投・村上来花は自己2番目66m18で3連覇/九州IC
男子総合は九州共立大が4年ぶり2度目の優勝 女子ハンマー投・村上来花は自己2番目66m18で3連覇/九州IC

25年静岡国際ハンマー投2位の村上来花

◇第95回九州インカレ(5月16~18日/福岡・博多の森陸上競技場)

九州インカレが5月16日から18日までの3日間行われ、男子総合は九州共立大が4年ぶり2度目の優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

九州共立大は男子ハンマー投でルーキーのアツオビン・アンドリュウが61m82の自己新記録で制すると、2位に小河彪、3位に菊地龍馬が続きメダルを独占。やり投も吉野壱圭が69m23で優勝を果たしたほか、走幅跳、三段跳では深井敦央が2冠とフィールド種目で得点を重ねた。トラックでも4×400mリレーや10000m競歩で1位に輝き、総合217点で21年以来の王座に就いた。

男子砲丸投ではアツオビン・ジェイソン(福岡大院)が17m87で1位、弟のアンドリュウが15m24で兄弟ワンツーを達成。昨年の日本選手権800m5位の実力者・岡村颯太(鹿屋体大)は800m1を分49秒43で優勝し、400mは自己新の46秒93で2種目を制した。1500m、5000mでも中村晃斗(志學館大)が長距離2冠を手にした。

女子は柴藤凜(福岡大)が100m(11秒89/-0.6)、200m(24秒02/+0.9)、4×100mリレー(45秒28/3走)とスプリント3種目を制覇。400mハードルでも小笠原光咲(福岡大)が58秒03の大会新で制するなど、福岡大勢が10000m競歩を除くトラック種目を総ナメにし、総合争いでも340.5点で圧勝している。

ハンマー投は学生記録保持者の村上来花(九州共立大)がセカンドベストの66m18で3連覇。やり投の辻萌々子(九州共立大)は55m13で3年ぶりの九州インカレ制覇となった。

広告の下にコンテンツが続きます

大会MVPには男子がアツオビン・ジェイソン、女子は村上が選ばれている。

◇第95回九州インカレ(5月16~18日/福岡・博多の森陸上競技場) 九州インカレが5月16日から18日までの3日間行われ、男子総合は九州共立大が4年ぶり2度目の優勝を飾った。 九州共立大は男子ハンマー投でルーキーのアツオビン・アンドリュウが61m82の自己新記録で制すると、2位に小河彪、3位に菊地龍馬が続きメダルを独占。やり投も吉野壱圭が69m23で優勝を果たしたほか、走幅跳、三段跳では深井敦央が2冠とフィールド種目で得点を重ねた。トラックでも4×400mリレーや10000m競歩で1位に輝き、総合217点で21年以来の王座に就いた。 男子砲丸投ではアツオビン・ジェイソン(福岡大院)が17m87で1位、弟のアンドリュウが15m24で兄弟ワンツーを達成。昨年の日本選手権800m5位の実力者・岡村颯太(鹿屋体大)は800m1を分49秒43で優勝し、400mは自己新の46秒93で2種目を制した。1500m、5000mでも中村晃斗(志學館大)が長距離2冠を手にした。 女子は柴藤凜(福岡大)が100m(11秒89/-0.6)、200m(24秒02/+0.9)、4×100mリレー(45秒28/3走)とスプリント3種目を制覇。400mハードルでも小笠原光咲(福岡大)が58秒03の大会新で制するなど、福岡大勢が10000m競歩を除くトラック種目を総ナメにし、総合争いでも340.5点で圧勝している。 ハンマー投は学生記録保持者の村上来花(九州共立大)がセカンドベストの66m18で3連覇。やり投の辻萌々子(九州共立大)は55m13で3年ぶりの九州インカレ制覇となった。 大会MVPには男子がアツオビン・ジェイソン、女子は村上が選ばれている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.19

フェイス・キピエゴン、女性初の1マイル4分切りを目指す“Breaking4” 歴史的瞬間を目撃するための観戦方法を発表!

ナイキは6月19日、契約アスリートであるフェイス・キピエゴン(ケニア)が女性初となる1マイル4分切りを目指すプロジェクト「Breaking4」に向けて、歴史的瞬間を目撃するための2つの観戦方法を発表した。 このプロジェク […]

NEWS 競歩2種目代表の丸尾知司「感謝の気持ちを込めて55kmを」33歳ベテランが悲願のメダルへ

2025.06.19

競歩2種目代表の丸尾知司「感謝の気持ちを込めて55kmを」33歳ベテランが悲願のメダルへ

愛知製鋼が6月19日、東京世界選手権の競歩代表となった山西利和、丸尾知司の会見を開き、本番への意気込みを語った。 男子20km、35kmの競歩2種目で代表に内定した丸尾。2種目代表は2009年ベルリン大会の森岡紘一朗(富 […]

NEWS 20km世界記録保持者の山西利和「2年と思えないくらいいろんなことあった」世界陸上の王座奪還へ

2025.06.19

20km世界記録保持者の山西利和「2年と思えないくらいいろんなことあった」世界陸上の王座奪還へ

愛知製鋼が6月19日、東京世界選手権の競歩代表となった山西利和、丸尾知司の会見を開き、本番への意気込みを語った。 男子20km競歩で4大会連続の世界選手権を決めた山西。今年2月の日本選手権では1時間16分10秒の世界記録 […]

NEWS ナイキがフェイス・キピエゴンの新しいランニング コレクションを発表!

2025.06.19

ナイキがフェイス・キピエゴンの新しいランニング コレクションを発表!

ナイキは6月19日、フェイス・キピエゴン(ケニア)とのパートナーシップにおいて、記録を塗りかえる比類なきスピード、ケニア人としてのプライド、アスリートであり母親として卓越性を追求する揺るぎない姿勢を反映したランニングシュ […]

NEWS 箱根駅伝出場校にオリジナル出場記念グッズの企画・販売を許可! 11月1日販売開始予定

2025.06.19

箱根駅伝出場校にオリジナル出場記念グッズの企画・販売を許可! 11月1日販売開始予定

関東学生陸上競技連盟は6月19日、来年1月の第102回箱根駅伝から本選出場校に「箱根駅伝」の名称やロゴを使用したオリジナル出場記念グッズの企画・販売を認めると発表した。6月10日の理事会で決定した。 一定のルールに従って […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top