◇第95回九州インカレ(5月16~18日/福岡・博多の森陸上競技場)
九州インカレが5月16日から18日までの3日間行われ、男子総合は九州共立大が4年ぶり2度目の優勝を飾った。
九州共立大は男子ハンマー投でルーキーのアツオビン・アンドリュウが61m82の自己新記録で制すると、2位に小河彪、3位に菊地龍馬が続きメダルを独占。やり投も吉野壱圭が69m23で優勝を果たしたほか、走幅跳、三段跳では深井敦央が2冠とフィールド種目で得点を重ねた。トラックでも4×400mリレーや10000m競歩で1位に輝き、総合217点で21年以来の王座に就いた。
男子砲丸投ではアツオビン・ジェイソン(福岡大院)が17m87で1位、弟のアンドリュウが15m24で兄弟ワンツーを達成。昨年の日本選手権800m5位の実力者・岡村颯太(鹿屋体大)は800m1を分49秒43で優勝し、400mは自己新の46秒93で2種目を制した。1500m、5000mでも中村晃斗(志學館大)が長距離2冠を手にした。
女子は柴藤凜(福岡大)が100m(11秒89/-0.6)、200m(24秒02/+0.9)、4×100mリレー(45秒28/3走)とスプリント3種目を制覇。400mハードルでも小笠原光咲(福岡大)が58秒03の大会新で制するなど、福岡大勢が10000m競歩を除くトラック種目を総ナメにし、総合争いでも340.5点で圧勝している。
ハンマー投は学生記録保持者の村上来花(九州共立大)がセカンドベストの66m18で3連覇。やり投の辻萌々子(九州共立大)は55m13で3年ぶりの九州インカレ制覇となった。
大会MVPには男子がアツオビン・ジェイソン、女子は村上が選ばれている。
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