◇第104回関東インカレ（5月8～11日／神奈川・相模原ギオンスタジアム）2日目
学校対抗の第104回関東インカレの1日目が行われ、男子2部100mは守祐陽（大東大）が9秒97（＋3.9）で優勝を飾った。
守は昨年の関東インカレ1部の100m優勝者。今季は2部での出場となったが、初日から力強い走りを見せた。予選では後半に流しながら、10秒22（＋0.9）と山縣亮太（慶大／現・セイコー）が2014年に樹立した大会記録（10秒23）を軽々と更新。一夜明けた準決勝も10秒07（＋3.6）をマークし、決勝での快走を予感させていた。
迎えたファイナルでは後半からグングンと加速し、ライバルたちを突き放してフィニッシュ。タイマーが9秒台を示すと、会場からは大きな歓声が上がった。
守は千葉・市船橋高出身の大学4年生。高校時代はインターハイ100mで8位の実績を持つ。大学に進学してからは、徐々にタイムを縮め、昨年の日本学生個人選手権予選で10秒13をマーク。決勝も10秒19で2位に入っていた。
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