2025.04.27
ワールドマラソンメジャーズの一つで、世界陸連プラチナラベルレースのロンドン・マラソンが4月27日、英国の同地で行われ、女子はパリ五輪銀メダリストのティギスト・アセファ(エチオピア)が、女子単独レースとしては世界新記録となる2時間15分50秒で優勝した。男子は世界歴代5位の記録(2時間2分05秒)を持つセバスチャン・サウェ(ケニア)が、2時間2分27秒のセカンドベストで制した。
アセファはペースメーカーに先導されて昨年のパリ五輪女王・シファン・ハッサン(オランダ)やジョイシリン・ジェプコスゲイ(ケニア)らとともに最初の5kmを15分34秒で通過。10kmは31分16秒、15kmは47分11秒とここまでは5km15分台のペースを刻んだ。ここでハッサンが苦しくなり、徐々に離れていった。
20kmまでの5kmは16分01秒。ハーフの通過は1時間6分40秒と、2時間13分台も狙えるペースだったが、徐々に勢いがおとろえ、30kmまでの10kmが32分21秒。30kmから35kmは16分39秒かかった。
37kmあたりでジェプコスゲイが離れ、アセファは単独トップに。それでも40kmは2時間8分47秒とこの5kmを16分35秒で粘り、前回大会でペレス・ジェプチルチル(ケニア)が作った女子単独レース世界記録の2時間16分16秒を26秒更新した。
2位は2時間18分44秒でジェプコスゲイ。3位は2時間19分00秒でハッサンが入った。
アセファは28歳。男女混合レースを含めた自己ベストは2023年9月のベルリンでマークした2時間11分53秒で、当時の世界記録(現・歴代2位)だった。
男子の序盤から10人ほどの先頭集団でレースが展開され、10kmを28分57秒、20kmを58分16秒~20秒で通過。中間点は1時間1分30秒で駆け抜けた後も、集団はあまり崩れず、30km(1時間27分47秒)でも9人を数えた。だが、ここで、エリウド・キプチョゲ(ケニア)が離れ、31km付近でサウェが飛び出す。
サウェは35kmまでの5kmを13分56秒でカバー。後続に22秒差をつけて、そのまま独走。昨年12月の初マラソンで出した自己ベストには22秒届かなかったが、終盤は圧巻の強さを見せた。
2位には2月にハーフマラソンで世界記録(56分42秒)を打ち立てたヤコブ・キプリモ(ウガンダ)。初マラソンを2時間3分37秒で駆け抜けた。3位は前回覇者でNDソフトに所属するアレクサンダー・ムティソ(ケニア)が2時間4分20秒で入った。昨年のパリ五輪金メダリストのタミラト・トーラ(エチオピア)は2時間4分42秒で5位。キプチョゲは終盤粘って2時間5分25秒で6位だった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.06.12
走幅跳・橋岡優輝が2年ぶり日本一 アジア大会内定も「反省点が多い」/日本選手権
-
2026.06.12
-
2026.06.12
2026.05.19
2026高校最新ランキング【男子】
2026.05.13
ユニクロ女子陸上競技部が新ユニフォームを発表! 東日本実業団選手権から着用予定
-
2026.05.27
Latest articles 最新の記事
2026.06.12
100m・山縣亮太は準決勝敗退 「根本的に見直していきたい」 今季最速の小池祐貴も届かず/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、100m準決勝で山縣亮太(セイコー)が10秒25(+0.2)の3組6着、小池祐貴( […]
2026.06.12
走幅跳・橋岡優輝が2年ぶり日本一 アジア大会内定も「反省点が多い」/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子走幅跳は橋岡優輝(富士通)が7m89(+0.4)を跳んで2年ぶり7度目の優勝を果たし […]
2026.06.12
5000m・山本有真がラスト40mで劇的逆転! 地元・愛知で初V「自分でも信じられない」/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手の1日目が行われ、女子5000mは山本有真(積水化学)が14分59秒89でアジア大会派遣設定記録(1 […]
2026.06.12
100m連覇狙う桐生祥秀が準決勝1着通過「明日は優勝しか考えていない」/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子100mの準決勝3組では桐生祥秀(日本生命)が10秒13(+0.2)をマークして組み […]
2026.06.12
やり投・北口榛花「噛み合えばもっと飛ぶ」2年ぶり笑顔のVでアジア大会内定/日本選手権
◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)1日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子やり投は北口榛花(JAL)が62m86のシーズンベストを投げて2年ぶり5度目の優勝を […]
Latest Issue
最新号
2026年7月号 (6月12日発売)
特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!