HOME 高校

2025.10.18

髙城昊紀が110mHを大会新V!来季に向けて「ケガしないように冬季練習をしていきたい」/U18・16大会
髙城昊紀が110mHを大会新V!来季に向けて「ケガしないように冬季練習をしていきたい」/U18・16大会

25年U18大会男子110mH優勝の髙城昊紀

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目

U18・U16大会の2日目が行われ、U20規格で実施されたU18男子110mハードルは髙城昊紀(宮崎西高2宮崎)が13秒31(±0)の大会新記録で圧勝した。

10月上旬の国スポではU20日本新記録の13秒07で優勝した古賀ジェレミー(東京高3)に次ぐ、13秒17のU18日本記録で2位に入っている髙城。

広告の下にコンテンツが続きます

今大会の出場者の持ち記録では群を抜いていたが、その実力を十分に発揮する。スタートは他の選手と同等の出だしだったが、3台目以降からは1台ごとにリードを拡大。フィニッシュでは2位に0.42秒差を付けての快勝。21年に西徹朗(名古屋高)、昨年には古賀がマークした13秒41の大会記録を悠々と更新した。

髙城は国スポの後、沖縄で開催された九州高校新人でも優勝。3週連続の遠征に「脚に疲労もあり、精神的にも削られていた」というなかだったが、しっかりと結果を残して、今シーズンを終えた。

シーズン前半までは故障に悩まされたが、現在は問題なく練習をこなせており、それが秋シーズンの好記録につながっていると分析。来季に向けては「ハイハードルではまだ改善できることがたくさんある。1つずつクリアしていき、ケガしないように冬季練習をしていきたい」と話す。

来季は古賀が残した高校記録の更新がターゲット。そのためにも「100mのベストを10秒3ぐらいまで縮められれば」と、さらなるスプリント強化を進めて、挑むつもりだ。

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の2日目が行われ、U20規格で実施されたU18男子110mハードルは髙城昊紀(宮崎西高2宮崎)が13秒31(±0)の大会新記録で圧勝した。 10月上旬の国スポではU20日本新記録の13秒07で優勝した古賀ジェレミー(東京高3)に次ぐ、13秒17のU18日本記録で2位に入っている髙城。 今大会の出場者の持ち記録では群を抜いていたが、その実力を十分に発揮する。スタートは他の選手と同等の出だしだったが、3台目以降からは1台ごとにリードを拡大。フィニッシュでは2位に0.42秒差を付けての快勝。21年に西徹朗(名古屋高)、昨年には古賀がマークした13秒41の大会記録を悠々と更新した。 髙城は国スポの後、沖縄で開催された九州高校新人でも優勝。3週連続の遠征に「脚に疲労もあり、精神的にも削られていた」というなかだったが、しっかりと結果を残して、今シーズンを終えた。 シーズン前半までは故障に悩まされたが、現在は問題なく練習をこなせており、それが秋シーズンの好記録につながっていると分析。来季に向けては「ハイハードルではまだ改善できることがたくさんある。1つずつクリアしていき、ケガしないように冬季練習をしていきたい」と話す。 来季は古賀が残した高校記録の更新がターゲット。そのためにも「100mのベストを10秒3ぐらいまで縮められれば」と、さらなるスプリント強化を進めて、挑むつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.02

世界陸上銅メダルの藤井菜々子に那珂川市市民栄誉賞&北九州市民スポーツ大賞

9月の東京世界選手権女子20km競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(エディオン)が、出身地である福岡県那珂川市の市民栄誉賞、そして高校時代を過ごした北九州市の北九州市民スポーツ大賞を受賞することが決まり、12月2日に両市 […]

NEWS サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

2025.12.02

サニブラウンがピックルボール初体験!子どもたちと真剣勝負「スポーツの力あらためて感じる」

ピックルボール普及のためのイベントTORAY PICKLEBALL EXPERIENCEが12月2日に東京の有明アーバンスポーツ内のコートで行われ、男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が参加した。 ピック […]

NEWS 東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

2025.12.02

東洋大男子長距離が4社と契約 “昇り龍”を描いた鉄紺の新ユニフォームも発表「頂点目指し力強く上昇」

東洋大は12月2日、陸上競技部男子長距離部門において、セブン銀行(本社:東京都千代田区)、カカクコム(本社:東京都渋谷区)が運営する「求人ボックス」、ECC(本社:大阪市北区)、ビースタニング(本社:東京都渋谷区)が運営 […]

NEWS Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

2025.12.02

Hondaに法大・大島史也、東海大の主力2人が来季加入!「培ってきた走力と探究心を最大限に発揮」

Hondaは12月2日、来年4月1日に入部する選手として、法大の大島史也、東海大の花岡寿哉と兵藤ジュダの3選手を発表した。 大島は千葉・専大松戸高出身。今年は関東インカレ5000mで7位入賞などがある。5000mは13分 […]

NEWS 約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!

2025.12.02

約137gの超軽量ながら3D形状のカーボンプレート搭載、ミズノのスピードレーシングシューズ「HYPERWARP」が発売!

ミズノは12月2日、3D形状のフルレングスカーボンプレートを搭載したスピードランナー向けの新レーシングシューズ「HYPERWARP」シリーズを12月19日に全国のミズノランニング品取扱店で発売することを発表した。 近年の […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top