◇第33回金栗記念(4月12日/熊本・えがお健康スタジアム)
日本グランプリシリーズ第1戦の金栗記念が行われ、女子800mは日本記録保持者の久保凛(東大阪大敬愛高3)が2分02秒58で優勝した。
久保はペースメーカーと電子ペーサーを目安に1周目を59秒で通過。500mでペーサーが外れてからは独走となるが、最後の直線は強い向かい風にも阻まれた。
前回に続いての連覇に「グランプリ初戦で勝ちきることができたのは良かった」としつつも、「600mまでは自分の想定通りのタイムで走れましたが、ラスト200mが上がらなかったです」と反省。それでも、自己5番目となる2分02秒58に「まだいいところかな」と笑顔を見せた。
昨年は日本人女子初の2分切りとなる1分59秒93の日本新を樹立。国内でも無敵を誇った。そうして迎えた高校ラストイヤーは「レース前になるとプレッシャーもあります」と本音も。緊張感もあるが、「楽しんで走るように意識しています」。レース後はたくさんの子どもたちのサインに応じる姿もあった。
昨年のパリ五輪は近づきながら届かなかった。それだけに9月の東京世界選手権は「絶対に出場するという気持ち」。練習内容に大きな変化はないが、「ジョグも4分04秒くらいから最近は3分44秒から50秒くらい」と自然とベースもアップするなど、練習の質が上がっている。
参加標準記録の1分59秒00は「近いうちに切りたい」と強い決意をのぞかせ、5月3日の静岡国際、11日の木南記念を予定しており「そこまで練習を積んでいきたい」と意気込みを語った。
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