2025.04.01
豊田自動織機女子陸上競技部は4月1日、5人の入社・入部選手を発表した。加入したのは岡本春美、川西みち、小倉陽菜、火山華、マーガレット・エカラレの5選手となる。
岡本は群馬県出身の27歳。中学時代は空手をメインに取り組みながら駅伝に出走し、その才能を見出されて名門・常磐高へ。全国高校駅伝では1年時に4区区間賞、2年時には3000mでインターハイ3位となり、秋には当時・高2歴代3位となる9分00秒91をマークした。国体5000m優勝、全国高校駅伝1区区間賞(総合3位)と躍進している。3年時はケガに苦しんだが、全国高校駅伝1区5位で総合2位に貢献。常磐高の黄金期を支えた。
16年に三井住友海上に入り、しばらくは高校の恩師・高木雅一先生の指導を受けながら競技を続け、5000mで15分20秒56、10000m31分28秒20をマークした。21年にヤマダホールディングスへ移籍。1年目の全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)では1区区間賞でチームの6位に貢献した。22年のクイーンズ駅伝も1区区3位。その後はケガに苦しんで24年はレースに出場していなかった。
残りの4人は高校を卒業して入社。川西の父は法大時代に箱根駅伝に出走している康弘さん。永犬丸中(福岡)時代には1500mで全中を制した。都道府県対抗女子駅伝でも8区区間新での区間賞を獲得している。自由ケ丘高では2年時にU20日本選手権1500m優勝。インターハイや全国高校駅伝にも出場している。1500mは4分20秒61、3000m9分25秒79がベスト。
小倉は神村学園高(鹿児島)卒。1500m4分25秒37、3000m9分20秒85を持ち、全国高校駅伝には3年連続出走で、2年時には4区を区間3位の力走で優勝に貢献している。火山は愛知・安城学園高卒で、昨年は1500m4分20秒72、3000m9分23秒91をマーク。1500mでインターハイに出場し、都道府県対抗女子駅伝も経験している。エカラレは新潟・開志国際高の留学生として来日し、昨年はインターハイ1500m5位入賞。1500m4分16秒72、3000m9分09秒33を持つ。
豊田自動織機は昨年のクイーンズ駅伝で12位だった。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.07
2025.07.05
パリ五輪代表の山本有真は7位に涙「現実を受け入れられない」/日本選手権
-
2025.07.02
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.08
ホクレンDC第4戦北見大会のエントリー発表 1500mに日本選手権Vの飯澤千翔、遠藤日向ら 男子5000mには五輪マラソン・ケニア代表ムティソも
日本陸連は7月8日、ホクレンディスタンス第4戦・北見大会(7月16日)のエントリー選手を発表した。 男子1500mでは5月のアジア選手権、7月の日本選手権では連覇を飾った飯澤千翔(住友電工)が登録。また、5000mでブダ […]
2025.07.08
セイコーが東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念したミニスポーツタイマークロックを数量限定で発売!
セイコーウオッチは7月8日、東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念して、ゴールドカラーをまとった特別仕様のミニスポーツタイマークロックを8月1日より発売することを発表した。希望小売価格は5,500円(税込)、国内 […]
2025.07.08
広島インターハイのスタートリスト発表!! 久保凛は800m予選6組、1500m予選1組に登録 清水空跳は100m7組目 フィールド予選通過ラインも決定
◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 7月7日、広島インターハイの大会事務局は大会サイトでスタートリストならびに、フィールド種目の予選通過記録を発表した。 広告の下にコン […]
2025.07.08
プーマから日本人の足に合わせたフィット感を実現した新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4」が登場!
プーマ ジャパンは、“弾む走りで、世界が広がる”をコンセプトとした新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4(ヴェロシティ ニトロ 4)」を、7月17 日よりプーマストア、公式オンラインストア、一部取扱い […]
2025.07.07
東京世界陸上の競技開始時間が一部変更 DAY8最終種目が女子5000m決勝から男子800m決勝へ
9月13日~21日に東京・国立競技場で開かれる東京世界選手権のDAY1、DAY2、DAY8、DAY9の競技開始時間の一部が変更になった。7月1日に変更が加えられており、大会公式のSNSで7月7日に発表された。 最も大きな […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会