HOME 国内、海外

2025.03.02

ケベデが女子で初の連覇! 前回マークの自己記録に届かずも「優勝できて良かった」/東京マラソン
ケベデが女子で初の連覇! 前回マークの自己記録に届かずも「優勝できて良かった」/東京マラソン

東京マラソンで連覇を飾ったケベデ

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り)

アボット・ワールドマラソンメジャーズの一つ、東京マラソン2025が3月2日に行われ、女子はストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が2時間16分31秒で2連覇を果たした。

女子では大会史上初となる2連覇となった。前回女王のゲベデが力を発揮した。

広告の下にコンテンツが続きます

序盤から女子ではトップを快走。5kmを15分35秒、10kmを31分22秒とハイペースを刻んだ。20kmを1時間2分53秒で後続とは1分25秒もの大差がついた。

「最初の部分は良くて、ペースも私が望んでいたものでしたが、35km以降は暑さや疲れがあり、耐えきれないところがありました」と話す。

30kmを1時間34分44秒で通過したが、37km以降は風にも苦しみ、前回出した自己記録に36秒届かなかった。「自己記録更新は残念ながらできませんでしたが、優勝できて良かったです」と前を向く。

今後は9月の東京世界選手権のマラソン出場が目標で、マネージャーと相談しながらそれまでにハーフなど短い距離を走る計画だという。

「誰であれ勝つことを目標に出場します。世界選手権で勝つことは歴史的なことになるので、神様のご加護があれば優勝したいです。そのために練習をしていきます」と今後を見据えた。

◇東京マラソン2025(3月2日/東京都庁~東京駅前・行幸通り) アボット・ワールドマラソンメジャーズの一つ、東京マラソン2025が3月2日に行われ、女子はストゥメ・アセファ・ケベデ(エチオピア)が2時間16分31秒で2連覇を果たした。 女子では大会史上初となる2連覇となった。前回女王のゲベデが力を発揮した。 序盤から女子ではトップを快走。5kmを15分35秒、10kmを31分22秒とハイペースを刻んだ。20kmを1時間2分53秒で後続とは1分25秒もの大差がついた。 「最初の部分は良くて、ペースも私が望んでいたものでしたが、35km以降は暑さや疲れがあり、耐えきれないところがありました」と話す。 30kmを1時間34分44秒で通過したが、37km以降は風にも苦しみ、前回出した自己記録に36秒届かなかった。「自己記録更新は残念ながらできませんでしたが、優勝できて良かったです」と前を向く。 今後は9月の東京世界選手権のマラソン出場が目標で、マネージャーと相談しながらそれまでにハーフなど短い距離を走る計画だという。 「誰であれ勝つことを目標に出場します。世界選手権で勝つことは歴史的なことになるので、神様のご加護があれば優勝したいです。そのために練習をしていきます」と今後を見据えた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top