HOME 編集部コラム
編集部コラム「陸上って楽しい?」
編集部コラム「陸上って楽しい?」

毎週金曜日更新!?

★月陸編集部★

広告の下にコンテンツが続きます

攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム🔥
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第270回「陸上って楽しい?」(向永拓史)

「陸上って楽しい!」

私が陸上競技の雑誌に携わるようになり、初めて1人で行った取材は、マラソンランナーとしても活躍される芸人の間寛平さんが主催されたイベント。自ら参加して記事にする“体験ルポ”のようなテイストの記事をしたためました。

そのイベントでは、十種競技のレジェンド・松田克彦さんのアドバイスもあり、50m走や棒高跳、ボール投げなどにチャレンジ。それまでサッカーしかしてこなかった私にとって、「あぁ、楽しいな、おもしろいな」と、当時の自分なりに“本気”で思いました。

そして、そのイベントページのメインタイトルにこう書いたんです。

「陸上って楽しい!」

当時、本当に本当にそう思ったんです。

でも、その号の読者プレゼントによるアンケートハガキにある、『おもしろくなかったページ』に、私の担当したページが書かれていました。そこには「陸上は楽しいけど、このページからはそれが伝わりませんでした」と書かれていました。

これがすべての始まりかもしれません。

自分なりに楽しいと思ったのは事実。でも、当時は「陸上ってどこがおもしろいんだろう」「どんなスポーツなんだろう」って探り探りでした。だから、伝わるはずがないんだって。「読者にはちゃんと伝わるんだな」って思ったんです。

それから数ヵ月後に全中を取材しました。初めての全国大会。そこで出会った選手たちとの中には現役を引退した今も交流がある選手もいます。それ以降に取材してきたインターハイを中心にした選手たちは、今は世界トップクラスに成長したり、引退して先生になったり、一般企業で一生懸命汗を流したり。選手と一緒に陸上競技の本当のおもしろさ、苦しさ、奥深さを学んだ“同志”に近いように、勝手に思っています。

「このページからは伝わらなかった」

そう言われてから十数年。いったい、どれだけの記事を書いてきたか想像もつきませんが、いっぱい書いてきました。今も頑張って書いているし、これからも書き続けます。

来年は東京で世界陸上が開催されます。東京五輪を取材できなかった自分としては、大きな目標。しかも、取材してきた選手が中心となって多く出場することでしょう。大それたことは言えないし、とってもとっても微力だけど、陸上のおもしろさ、奥深さ、選手のことを伝える義務があると思っています。

文章が“うまい!”と思ったことは一度もない。でも、思いは込めて書いています。あの時のハガキは今も心に刻まれています。陸上のおもしろさ、少しは伝えられていますか?

向永拓史(むかえ・ひろし)
月刊陸上競技編集部 新米(?)編集部員
1983年8月30日生まれ。16★cm、58kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔してサッカー少年に転向。2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る。せっかく一時は痩せたのに、最近はサボり気味。来年の東京世界陸上800m(メディアレース)のため、2025年は再びトレーニングを再開するかもしれない。

過去の編集部コラムはこちら

毎週金曜日更新!?★月陸編集部★攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。 暇つぶし程度にご覧ください!

第270回「陸上って楽しい?」(向永拓史)

「陸上って楽しい!」私が陸上競技の雑誌に携わるようになり、初めて1人で行った取材は、マラソンランナーとしても活躍される芸人の間寛平さんが主催されたイベント。自ら参加して記事にする“体験ルポ”のようなテイストの記事をしたためました。そのイベントでは、十種競技のレジェンド・松田克彦さんのアドバイスもあり、50m走や棒高跳、ボール投げなどにチャレンジ。それまでサッカーしかしてこなかった私にとって、「あぁ、楽しいな、おもしろいな」と、当時の自分なりに“本気”で思いました。そして、そのイベントページのメインタイトルにこう書いたんです。「陸上って楽しい!」当時、本当に本当にそう思ったんです。でも、その号の読者プレゼントによるアンケートハガキにある、『おもしろくなかったページ』に、私の担当したページが書かれていました。そこには「陸上は楽しいけど、このページからはそれが伝わりませんでした」と書かれていました。これがすべての始まりかもしれません。自分なりに楽しいと思ったのは事実。でも、当時は「陸上ってどこがおもしろいんだろう」「どんなスポーツなんだろう」って探り探りでした。だから、伝わるはずがないんだって。「読者にはちゃんと伝わるんだな」って思ったんです。それから数ヵ月後に全中を取材しました。初めての全国大会。そこで出会った選手たちとの中には現役を引退した今も交流がある選手もいます。それ以降に取材してきたインターハイを中心にした選手たちは、今は世界トップクラスに成長したり、引退して先生になったり、一般企業で一生懸命汗を流したり。選手と一緒に陸上競技の本当のおもしろさ、苦しさ、奥深さを学んだ“同志”に近いように、勝手に思っています。「このページからは伝わらなかった」そう言われてから十数年。いったい、どれだけの記事を書いてきたか想像もつきませんが、いっぱい書いてきました。今も頑張って書いているし、これからも書き続けます。来年は東京で世界陸上が開催されます。東京五輪を取材できなかった自分としては、大きな目標。しかも、取材してきた選手が中心となって多く出場することでしょう。大それたことは言えないし、とってもとっても微力だけど、陸上のおもしろさ、奥深さ、選手のことを伝える義務があると思っています。文章が“うまい!”と思ったことは一度もない。でも、思いは込めて書いています。あの時のハガキは今も心に刻まれています。陸上のおもしろさ、少しは伝えられていますか?
向永拓史(むかえ・ひろし) 月刊陸上競技編集部 新米(?)編集部員 1983年8月30日生まれ。16★cm、58kg、O型。石川県金沢市生まれ、滋賀県育ち。両親の仕事の都合で多数の引っ越しを経験し、幼少期より「どうせ友達になっても離れる」とひねくれて育つ。運動音痴で絵を描くのが好きな少年だったが、小4の時に開幕したJリーグの影響で三浦知良に心酔してサッカー少年に転向。2011年全中以降、陸上競技の取材をすることになり、現在に至る。せっかく一時は痩せたのに、最近はサボり気味。来年の東京世界陸上800m(メディアレース)のため、2025年は再びトレーニングを再開するかもしれない。
過去の編集部コラムはこちら

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.10.05

21年ぶり予選会の東洋大・松井海斗、東海大・中野純平、東農大・前田和摩ら登録! 45チームのエントリー発表/箱根駅伝予選会

関東学連は10月5日、第103回箱根駅伝予選会に出場する45チームのエントリ-を発表した。 前回の本戦14位でシード権が20年連続でストップし、21年ぶりに予選会に臨む東洋大は松井海斗、内堀勇、宮崎優、迎暖人といった主力 […]

NEWS 全日本大学女子駅伝の出場校が決定!! 京産大と東農大が記録審査で出場決める

2026.10.05

全日本大学女子駅伝の出場校が決定!! 京産大と東農大が記録審査で出場決める

日本学連は10月5日、第44回全日本大学女子駅伝(10月25日/宮城・仙台)の全出場校を発表した。 全日本大学女子駅伝には全部で25校が出場。前回大会で8位までに入ったチームがシード校として出場し、10月3日までに全国8 […]

NEWS アジア大会代表・中川達斗、 萬野七樹、青木穂花ら多数エントリー!  山本匠真、清水空跳が200mに登録/田島記念

2026.10.05

アジア大会代表・中川達斗、 萬野七樹、青木穂花ら多数エントリー! 山本匠真、清水空跳が200mに登録/田島記念

日本陸連は10月5日、日本GPシリーズ・第23回田島直人記念のエントリーリストを発表した。 9月に開催された名古屋アジア大会に出場した選手も多く登録し、男子ハンマー投にはアジア大会4位の中川達斗(山陽特殊製鋼)が招待選手 […]

NEWS アジア大会金メダルの山下一貴「良いイメージを持って臨める」 名古屋開催のMGCで意欲示す

2026.10.05

アジア大会金メダルの山下一貴「良いイメージを持って臨める」 名古屋開催のMGCで意欲示す

日本陸連は10月5日、愛知県名古屋市内で会見を行い、2027年10月3日に開催されるロサンゼルス五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」のコースを発表した。 今回は初めて名古屋市で行われる […]

NEWS ロサンゼルス五輪マラソン代表懸けたMGCのコース発表!名古屋城、テレビ塔をめぐるコースに

2026.10.05

ロサンゼルス五輪マラソン代表懸けたMGCのコース発表!名古屋城、テレビ塔をめぐるコースに

日本陸連は10月5日、愛知県名古屋市内で会見を行い、2027年10月に開催されるロサンゼルス五輪のマラソン代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」のコースを発表した。 マラソンの五輪代表は男女各最大3名 […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年10月号 (9月14日発売)

    2026年10月号 (9月14日発売)

    アジア大会総展望
    山口全中&日本インカレ
    サウェ特集

    page top