HOME 海外

2024.12.09

豪州から新星誕生! 16歳・ガウトがボルト超えの200m20秒04!! 100mも10秒04w
豪州から新星誕生! 16歳・ガウトがボルト超えの200m20秒04!! 100mも10秒04w

24年U20世界選手権男子200mで銀メダルを獲得しているガウト

12月7日、豪州・ブリスベンで開催された豪州オールスクール選手権の男子200mで、16歳のガウト・ガウト(豪州)が20秒04(+1.5)のオセアニア記録を樹立した。この記録はU18世界歴代2位で、U20では歴代6位タイにあたる。また、U.ボルト(ジャマイカ)が2003年にマークした16歳の年齢別世界歴代最高記録(20秒13)も塗り替えた。

従来のオセアニア記録はP.ノーマン(豪州)が1968年に打ち立てた20秒06で、16歳の新星がシニアの記録を56年ぶりに更新。来年の東京世界選手権の参加標準記録も突破した。

前日の12月6日には100mでU18世界歴代6位の自己新10秒17(+0.9)をマーク。同日の予選では追い風参考記録ながらU18世界歴代最高(10秒06)を上回る10秒04 (+3.4)で走った。

広告の下にコンテンツが続きます

ガウトはレース後のインタビューで「そんなに速いタイムだとは思っていませんでした。豪州記録は狙っていたけど、来年か再来年に出るものだと思っていました」と興奮気味に答え、「大会前にU20世界選手権の動画が拡散されていて、プレッシャーもありました。でも、『プレッシャーがダイヤモンドを作る』といことわざがあるように、僕は今、ダイヤモンドよりも優れていると思う」と付け加えた。

ガウトは2007年12月29日生まれの16歳。今年のU20世界選手権では200mで銀メダルを獲得している。

12月7日、豪州・ブリスベンで開催された豪州オールスクール選手権の男子200mで、16歳のガウト・ガウト(豪州)が20秒04(+1.5)のオセアニア記録を樹立した。この記録はU18世界歴代2位で、U20では歴代6位タイにあたる。また、U.ボルト(ジャマイカ)が2003年にマークした16歳の年齢別世界歴代最高記録(20秒13)も塗り替えた。 従来のオセアニア記録はP.ノーマン(豪州)が1968年に打ち立てた20秒06で、16歳の新星がシニアの記録を56年ぶりに更新。来年の東京世界選手権の参加標準記録も突破した。 前日の12月6日には100mでU18世界歴代6位の自己新10秒17(+0.9)をマーク。同日の予選では追い風参考記録ながらU18世界歴代最高(10秒06)を上回る10秒04 (+3.4)で走った。 ガウトはレース後のインタビューで「そんなに速いタイムだとは思っていませんでした。豪州記録は狙っていたけど、来年か再来年に出るものだと思っていました」と興奮気味に答え、「大会前にU20世界選手権の動画が拡散されていて、プレッシャーもありました。でも、『プレッシャーがダイヤモンドを作る』といことわざがあるように、僕は今、ダイヤモンドよりも優れていると思う」と付け加えた。 ガウトは2007年12月29日生まれの16歳。今年のU20世界選手権では200mで銀メダルを獲得している。

【動画】200mで20秒04をマークしたガウト

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]

NEWS 女子中長距離・ドルーリー朱瑛里 来年から米国・ワシントン大へ留学 1861年創立の名門校

2025.11.13

女子中長距離・ドルーリー朱瑛里 来年から米国・ワシントン大へ留学 1861年創立の名門校

11月12日、米国・ワシントン大の陸上部は、U20世界選手権代表で、日本陸連ダイヤモンドアスリートNextageに認定されているドルーリー朱瑛里(津山高3岡山)が、26年秋から同大学に入学することを発表した。 ドルーリー […]

NEWS ロス五輪のスケジュールが発表! 初日に女子100m決勝を実施  6日目午前に男子3000m障害決勝と女子やり投予選 フィナーレは男子マラソン

2025.11.13

ロス五輪のスケジュールが発表! 初日に女子100m決勝を実施 6日目午前に男子3000m障害決勝と女子やり投予選 フィナーレは男子マラソン

11月12日、2028年ロサンゼルス五輪の実行委員会は、全競技の実施日程を発表し、陸上競技についても各種目のラウンドスケジュールが明らかになった。 ロサンゼルス大会では、陸上競技を開幕週に実施することがすでに昨年の時点で […]

NEWS 月刊陸上競技2025年12月号

2025.11.12

月刊陸上競技2025年12月号

Contents EKIDEN REVIEW 全日本大学駅伝 駒大 最多V17! 王者の帰還。 追跡 藤田敦史監督が語る「勝つべくして勝った試合」 中大、青学大がトップスリー 学生駅伝Close-up 國學院大 出雲V2 […]

NEWS 日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

2025.11.12

日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出

日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年の活躍が顕著であり、将来が期待される競技者」に与えられる新人賞には日本陸連、東京運動記者クラブからそれぞれ男女1名ずつ、計 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top