HOME 海外

2024.11.11

東京五輪やり投王者チョプラが世界記録保持者ゼレズニー氏を新コーチに!「テクニックと正確さにあこがれていた」
東京五輪やり投王者チョプラが世界記録保持者ゼレズニー氏を新コーチに!「テクニックと正確さにあこがれていた」

24年パリ五輪に出場した男子やり投のチョプラ(インド)

男子やり投の東京五輪・ブダペスト世界選手権金メダリストN.チョプラ(インド)が、同種目の世界記録保持者ヤン・ゼレズニー氏(チェコ)を新たなコーチとすることが発表された。今月末から南アフリカで実施する合宿でトレーニングに合流することが報じられている。

チョプラは19年からこれまでドイツのバイオメカニクス専門家クラウス・バルトニエッツ氏の指導を受けていたが、75歳の同氏はこの秋に引退して家庭生活を送るものとみられる。

ゼレズニー氏は1992年バルセロナ、96年アトランタ、2000年シドニーと五輪3連覇の偉業を達成し、1996年にマークした98m48は現在も世界記録として残っている。現在58歳で、これまでに女子の世界記録保持者バルボラ・シュポターコヴァ(チェコ)や13年モスクワ世界選手権金メダルのヴィチェスラフ・ヴェゼリー(チェコ)の指導に当たってきた。

広告の下にコンテンツが続きます

東京五輪銀メダルのV.ヴァドレイヒ(チェコ)ともこれまで14年間コーチとして関係を築いていたが、チョプラの加入に伴いこれを解消することが判明している。

チョプラは「幼い頃から、ヤン(ゼレズニー)のテクニックと正確さにあこがれ、その映像を何度も見てきた」と語っており、17年にゼレズニー氏との初対面を果たしていた。

男子やり投の東京五輪・ブダペスト世界選手権金メダリストN.チョプラ(インド)が、同種目の世界記録保持者ヤン・ゼレズニー氏(チェコ)を新たなコーチとすることが発表された。今月末から南アフリカで実施する合宿でトレーニングに合流することが報じられている。 チョプラは19年からこれまでドイツのバイオメカニクス専門家クラウス・バルトニエッツ氏の指導を受けていたが、75歳の同氏はこの秋に引退して家庭生活を送るものとみられる。 ゼレズニー氏は1992年バルセロナ、96年アトランタ、2000年シドニーと五輪3連覇の偉業を達成し、1996年にマークした98m48は現在も世界記録として残っている。現在58歳で、これまでに女子の世界記録保持者バルボラ・シュポターコヴァ(チェコ)や13年モスクワ世界選手権金メダルのヴィチェスラフ・ヴェゼリー(チェコ)の指導に当たってきた。 東京五輪銀メダルのV.ヴァドレイヒ(チェコ)ともこれまで14年間コーチとして関係を築いていたが、チョプラの加入に伴いこれを解消することが判明している。 チョプラは「幼い頃から、ヤン(ゼレズニー)のテクニックと正確さにあこがれ、その映像を何度も見てきた」と語っており、17年にゼレズニー氏との初対面を果たしていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本は女子長距離の黎明期であったが、山口さんは […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top