HOME 国内

2024.11.11

利藤野乃花が現役引退「最高に楽しい17年間の陸上生活でした」走幅跳から七種競技まで種目転向し活躍
利藤野乃花が現役引退「最高に楽しい17年間の陸上生活でした」走幅跳から七種競技まで種目転向し活躍

女子七種競技の利藤野乃花(わらべや日洋)

女子七種競技の利藤野乃花(わらべや日洋)が現役引退を自身のSNSで明かし、「17年間の陸上生活を終えました」と記した。

1995年生まれの29歳は、キャリアの中でいくつも種目をトランスファーしながら成長してきた選手である。

東京・八王子由井中では3年時に走幅跳で全中に出場。白梅学園高ではスプリントで力を伸ばし、2年時のインターハイでは4×400mリレーでチームの2位に貢献している。

東学大ではロングスプリントと走幅跳の2種目に取り組み、400mでは1年時から関東インカレで3年連続入賞。走幅跳では2年時に日本選手権で6位に入賞した。

卒業後はわらびや日洋に所属するとともに、ハードルに転向。2年目の全日本実業団対抗選手権では400mハードルで7位に食い込む。

さらに、2020年からは七種競技に取り組むと、同年の日本選手権混成でいきなり6位に入賞。翌21年には5364点で3位を占めた。23年の日本選手権でも8位に入っている。今年10月に行われた中京大土曜競技会が最後の試合となり、4685点で締めくくった。

広告の下にコンテンツが続きます

自己ベストは七種競技5364点、走幅跳6m11、400m55秒18、400mハードル60秒13など。

利藤は「そんなに甘い世界ではないとわかっていながらも、新しいことに挑戦する楽しさと、自分の不器用さを伸び代と信じて疑わない気持ちでここまで続けて来れました。『できないことができるようになる喜び』、単純だけど、これが私の競技を続ける原動力でした」と綴り、「最高に楽しい17年間の陸上生活でした。大満足」と締めくくった。

女子七種競技の利藤野乃花(わらべや日洋)が現役引退を自身のSNSで明かし、「17年間の陸上生活を終えました」と記した。 1995年生まれの29歳は、キャリアの中でいくつも種目をトランスファーしながら成長してきた選手である。 東京・八王子由井中では3年時に走幅跳で全中に出場。白梅学園高ではスプリントで力を伸ばし、2年時のインターハイでは4×400mリレーでチームの2位に貢献している。 東学大ではロングスプリントと走幅跳の2種目に取り組み、400mでは1年時から関東インカレで3年連続入賞。走幅跳では2年時に日本選手権で6位に入賞した。 卒業後はわらびや日洋に所属するとともに、ハードルに転向。2年目の全日本実業団対抗選手権では400mハードルで7位に食い込む。 さらに、2020年からは七種競技に取り組むと、同年の日本選手権混成でいきなり6位に入賞。翌21年には5364点で3位を占めた。23年の日本選手権でも8位に入っている。今年10月に行われた中京大土曜競技会が最後の試合となり、4685点で締めくくった。 自己ベストは七種競技5364点、走幅跳6m11、400m55秒18、400mハードル60秒13など。 利藤は「そんなに甘い世界ではないとわかっていながらも、新しいことに挑戦する楽しさと、自分の不器用さを伸び代と信じて疑わない気持ちでここまで続けて来れました。『できないことができるようになる喜び』、単純だけど、これが私の競技を続ける原動力でした」と綴り、「最高に楽しい17年間の陸上生活でした。大満足」と締めくくった。

「できないことができるようになる喜び」利藤野乃花が綴ったSNSのメッセージはこちら!

 
この投稿をInstagramで見る
 

Nonoka Rito(@ritonono_78)がシェアした投稿

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.22

やり投・上田百寧が62m20!世界陸上へ弾みの4年ぶり自己新金/アジア投てき選手権

◇アジア投てき選手権(8月21、22日/韓国・木甫) アジア投てき選手権の2日目に行われた女子やり投で、上田百寧(ゼンリン)が金メダルを獲得した。 前回覇者の上田は1回目に59m59を投げてトップに立つと、5回目に日本歴 […]

NEWS ランニングの歴史と現代のパフォーマンスを融合させたナイキ インターナショナル ランニング パックが登場!

2025.08.22

ランニングの歴史と現代のパフォーマンスを融合させたナイキ インターナショナル ランニング パックが登場!

ナイキは8月22日、ナイキ ランニングの豊かな歴史に現代的なイノベーションを融合させつつ、歴代のナイキ ランニング シューズのデザイン要素を最新のロードランニングやレーシングのシューズに落とし込んで制作されましたナイキ […]

NEWS ハンマー投・中川達斗が70m08で金メダル!村上来花が銀メダル獲得/アジア投てき選手権

2025.08.21

ハンマー投・中川達斗が70m08で金メダル!村上来花が銀メダル獲得/アジア投てき選手権

◇アジア投てき選手権(8月21、22日/韓国・木甫) アジア投てき選手権の初日が行われ、男子ハンマー投で中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が70m08で金メダルを獲得した。 中川は2回目に優勝記録を投げると、そ […]

NEWS ダイヤモンドリーグ・ブリュッセルに田中希実と真野友博がエントリー!

2025.08.21

ダイヤモンドリーグ・ブリュッセルに田中希実と真野友博がエントリー!

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第14戦、レギュラーシリーズの最終戦となるブリュッセル大会(ベルギー)のエントリー選手が発表されている。 女子5000mに日本記録保持者の田中希実(New Balance)が […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子400m・小澤耀平(城西高)広島インターハイを制覇!次に狙うはタイムで“師匠超え”

2025.08.21

【高校生FOCUS】男子400m・小澤耀平(城西高)広島インターハイを制覇!次に狙うはタイムで“師匠超え”

FOCUS! 高校生INTERVIEW 小澤耀平 Ozawa Yohei 城西3東京 広島インターハイからまもなく1ヵ月。男子400mを高校歴代8位タイの46秒38で制した小澤耀平選手(城西3東京)にフォーカスします。今 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top