2024.06.13
福岡インターハイ(7月28日~8月1日)を懸けた地区大会が6月に各地で行われる。
インターハイ北関東地区大会(茨城、栃木、群馬、埼玉)は6月14日~17日の4日間、駒沢陸上競技場と大井陸上競技場(ハンマー投)で行われる。
男子短距離にハイレベルな選手がそろう。男子100mは昨年のインターハイ6位の小室歩久斗(つくば秀英3茨城)が、5月の記録会で10秒39(-0.9)をマーク。男子200mでは同4位の若菜敬(佐野3栃木)が今季は20秒93(+1.3)でランキングトップにつけており、會田聖也(つくば秀英3)が21秒15(+0.4)で追う。
男子4×100mリレーでは40秒22のつくば秀英と、40秒43の東農大二(群馬)による激戦となりそうだ。
男子800mは昨年のインターハイで5位の関朝陽(東農大三3埼玉)と、U18大会3位の山鹿快琉(前橋育英3群馬)が中心の争い。山鹿は400mでも47秒76の好記録をマークしている。
男子110mハードルではともに昨年のインターハイを経験している黒岩海翔(小山西3栃木)と、川﨑光介(霞ヶ浦3茨城)による好勝負が展開されそうだ。2人とも今季出した自己記録が14秒36で並んでおり、競り合いからさらにタイムを縮めてくるかもしれない。
フィールド種目では、男子走高跳で今季2m05の自己記録をマークしている大塚隆道(茨城高専3茨城)がどこまで記録を伸ばしてくるか。ハンマー投で58m66を持つ岩永弘也(春日部東3埼玉)、やり投で61m63の海蓋恋大(埼玉栄3埼玉)はさらなる自己ベスト更新を狙う。
女子は100mハードルがハイレベルだ。13秒75(+0.9)で群馬県大会を3連覇した横山涼葉(共愛学園3)を筆頭に、佐藤瑠香(土浦二2茨城)が13秒80(+1.6)、清水望生(昌平3埼玉)が13秒91(+1.3)と13秒台が並ぶ。
昨年のU16大会女子150m優勝の柴田弥聖(茨城キリスト2茨城)は、茨城県大会の200mで24秒19(+0.5)をマーク。女子400mハードルでは矢島杏紀(所沢西3埼玉)が60秒39を出しており、それぞれどこまで記録を伸ばしてくるか。
フィールド種目では女子走高跳で昨年のインターハイ女王・髙橋美月(埼玉栄3)が今季も1m73でランキングトップ。連覇を狙うインターハイに向けて、弾みをつけられるか。
女子棒高跳で昨年のU18大会3位の長谷川永茉(太田女3群馬)、女子走幅跳で6m01(+1.5)の成澤柚日(共愛学園2)も今季のランキングで上位。円盤投は茨城・東洋大牛久勢で昨年のU18大会3位の藤田結愛(2年)と、南雲いろは(3年)に注目だ。
全国インターハイは7月28日から8月1日に福岡・博多の森陸上競技場で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
-
2025.11.24
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
11月22日、米国ミズーリ州コロンビアで全米学生クロスカントリー選手権が行われ、女子(6km)はD.レムンゴル(アラバマ大/ケニア)が18分25秒4で連覇を飾った。 レムンゴルはケニア出身の23歳。23年秋にアラバマ大に […]
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
女子七種競技東京世界選手権金メダリストのA.ホール(米国)が婚約を自身のSNSで発表した。お相手はNFL選手でニューヨーク・ジャイアンツ所属のダリアス・スレイトンさん。「初めて出会った場所で、永遠を誓う」というテキストと […]
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
11月23日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第6戦のアタプエルカ国際クロスがスペイン・アタプエルカで行われ、女子(6.821km)はパリ五輪・東京世界選手権10000m銀メダリストのN.バットクレッティ […]
2025.11.24
円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93
聴覚障害者のスポーツ国際大会、デフリンピックの陸上競技が行われ、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が金メダルを獲得した。 64m48の日本記録を持ち、今年の東京世界選手権にも出場した湯上。「理想の展開としては1回目にし […]
2025.11.24
3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025