2024.05.31
7月の福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
山形大会は5月27日~30日の4日間、NDソフトスタジアム山形で行われた。
男子では2種目で大会新記録が誕生した。男子走高跳では笹原光稀(米沢中央3)が2m09で優勝。自身が4月にマークした自己ベストを1㎝上回り、大会新記録も5年ぶりに塗り替えた。
男子やり投では同じく米沢中央の嶋田昊(3年)が64m63と2位に10m以上差をつける大会新記録で圧勝。大会前の自己記録60m55を4m以上更新する自己新で東北大会に駒を進めている。
男子長距離では2年生の後藤颯星(酒田南)が大活躍。1500mを4分01秒88で制すると、5000mも14分40秒47で1位となり2種目を制覇。両種目では佐藤蒼空(山形中央2)がともに2位に食い込んだ。砲丸投では星川俊輔(新庄東1)が13m69で1年生V。走幅跳も堀遥翔(酒田東1)が6m92(+1.5)で勝ちを収めた。
女子では2年生の石井瑞季(九里学園)がスプリント種目で大車輪の活躍を見せ、2日目に行われた100mを12秒32(+1.6)で優勝すると、4×100mリレーでも2走を務めて優勝に貢献。最終日に行われた200mも25秒07(+2.1)でトップとなり、4×400mリレーと合わせて4種目制覇を成し遂げている。
中長距離でも本間香(山形中央3)が800m、1500mの2冠を達成。1500mでは前回優勝の柏倉四季(山形中央3)を抑えて、4分27秒72をマークした。また、三段跳に11m83(+3.2)で連覇を飾った菅野穂乃(山形市商2)は七種競技でも4688点で圧勝した。
総合争いは男女ともに接戦となり、男子は山形中央が126点、女子は山形市立商が129点でそれぞれ勝利した。
東北大会は6月4日から4日間、福島県のとうほう・みんなのスタジアムで行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.13
女子中長距離・ドルーリー朱瑛里 来年から米国・ワシントン大へ留学 1861年創立の名門校
-
2025.11.12
-
2025.11.12
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.13
福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら
日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]
2025.11.13
女子中長距離・ドルーリー朱瑛里 来年から米国・ワシントン大へ留学 1861年創立の名門校
11月12日、米国・ワシントン大の陸上部は、U20世界選手権代表で、日本陸連ダイヤモンドアスリートNextageに認定されているドルーリー朱瑛里(津山高3岡山)が、26年秋から同大学に入学することを発表した。 ドルーリー […]
2025.11.13
ロス五輪のスケジュールが発表! 初日に女子100m決勝を実施 6日目午前に男子3000m障害決勝と女子やり投予選 フィナーレは男子マラソン
11月12日、2028年ロサンゼルス五輪の実行委員会は、全競技の実施日程を発表し、陸上競技についても各種目のラウンドスケジュールが明らかになった。 ロサンゼルス大会では、陸上競技を開幕週に実施することがすでに昨年の時点で […]
2025.11.12
月刊陸上競技2025年12月号
Contents EKIDEN REVIEW 全日本大学駅伝 駒大 最多V17! 王者の帰還。 追跡 藤田敦史監督が語る「勝つべくして勝った試合」 中大、青学大がトップスリー 学生駅伝Close-up 國學院大 出雲V2 […]
2025.11.12
日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出
日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年の活躍が顕著であり、将来が期待される競技者」に与えられる新人賞には日本陸連、東京運動記者クラブからそれぞれ男女1名ずつ、計 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025