HOME ニュース、海外

2020.10.04

【海外】世界記録保持者・キプチョゲ敗れる 連勝10でストップ/ロンドンマラソン男子
【海外】世界記録保持者・キプチョゲ敗れる 連勝10でストップ/ロンドンマラソン男子


ロンドン・マラソン(英国)がセントジェームズパークの2.15kmの周回コースで行われ、女子の部に続いて行われた男子で大波乱が起きた。世界記録保持者で、メジャーマラソン10連勝中だった35歳のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が敗れ2時間6分49秒(速報値)で8位。連勝は10でストップした。キプチョゲは終始先頭集団でレースを進めたものの、38㎞過ぎに遅れ始めた。気温10度を下回り、雨も降る悪コンディションだった。優勝は2時間5分41秒(速報値)でS.キタタ(エチオピア)。なお、エントリーしていたK.ベケレ(エチオピア)は欠場している。

キプチョゲは2003年世界選手権5000mで優勝。13年のハンブルクでマラソンデビューすると、2レース目の13年ベルリン・マラソンで2位になって以降、14年ロッテルダムから昨年のロンドンまでメジャーマラソン10連勝を果たしている。その間、16年リオ五輪金メダル、18年ベルリンでは2時間1分39秒の世界新記録を樹立。さらに、非公認ながら、昨年10月の「INEOS 1:59 challenge」で、人類初の2時間切りとなる1時間59分40秒2で42.195kmを走った。

■キプチョゲのマラソン全成績(公認)
13年5月ハンブルク  2.05.30 優勝
13年9月ベルリン   2.04.05 2位
14年4月ロッテルダム 2.05.00 優勝
14年10月シカゴ    2.04.11 優勝
15年4月ロンドン   2.04.42 優勝
15年9月ベルリン   2.04.00 優勝
16年4月ロンドン   2.03.05 優勝
16年8月リオ五輪   2.08.44 優勝
17年9月ベルリン   2.03.32 優勝
18年4月ロンドン   2.04.17 優勝
18年9月ベルリン   2.01.39 優勝=世界記録
19年4月ロンドン   2.02.37 優勝
20年10月ロンドン   2.06.49 8位※速報値

広告の下にコンテンツが続きます
ロンドン・マラソン(英国)がセントジェームズパークの2.15kmの周回コースで行われ、女子の部に続いて行われた男子で大波乱が起きた。世界記録保持者で、メジャーマラソン10連勝中だった35歳のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が敗れ2時間6分49秒(速報値)で8位。連勝は10でストップした。キプチョゲは終始先頭集団でレースを進めたものの、38㎞過ぎに遅れ始めた。気温10度を下回り、雨も降る悪コンディションだった。優勝は2時間5分41秒(速報値)でS.キタタ(エチオピア)。なお、エントリーしていたK.ベケレ(エチオピア)は欠場している。 キプチョゲは2003年世界選手権5000mで優勝。13年のハンブルクでマラソンデビューすると、2レース目の13年ベルリン・マラソンで2位になって以降、14年ロッテルダムから昨年のロンドンまでメジャーマラソン10連勝を果たしている。その間、16年リオ五輪金メダル、18年ベルリンでは2時間1分39秒の世界新記録を樹立。さらに、非公認ながら、昨年10月の「INEOS 1:59 challenge」で、人類初の2時間切りとなる1時間59分40秒2で42.195kmを走った。 ■キプチョゲのマラソン全成績(公認) 13年5月ハンブルク  2.05.30 優勝 13年9月ベルリン   2.04.05 2位 14年4月ロッテルダム 2.05.00 優勝 14年10月シカゴ    2.04.11 優勝 15年4月ロンドン   2.04.42 優勝 15年9月ベルリン   2.04.00 優勝 16年4月ロンドン   2.03.05 優勝 16年8月リオ五輪   2.08.44 優勝 17年9月ベルリン   2.03.32 優勝 18年4月ロンドン   2.04.17 優勝 18年9月ベルリン   2.01.39 優勝=世界記録 19年4月ロンドン   2.02.37 優勝 20年10月ロンドン   2.06.49 8位※速報値

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.13

月刊陸上競技2025年11月号

Contents 東京世界陸上 SPECIAL REPORT Tokyo2025 JAPAN 三浦龍司 夢のメダルにあと一歩 Interview 「これから先の世界大会でメダルを取っても、この特別感は消えない」 藤井菜々 […]

NEWS 「5強」の駒大は5位、青学大は7位、中大は10位 いずれも中盤で流れ失う/出雲駅伝

2025.10.13

「5強」の駒大は5位、青学大は7位、中大は10位 いずれも中盤で流れ失う/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 全区間5位以内の創価大が過去最高の3位 野沢悠真「良いスタートになった」 最後に競り勝つ/出雲駅伝

2025.10.13

全区間5位以内の創価大が過去最高の3位 野沢悠真「良いスタートになった」 最後に競り勝つ/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 序盤で見せ場を作った早大は2位 山口智規は9人抜き 「この後にやることは明確だと思う」/出雲駅伝

2025.10.13

序盤で見せ場を作った早大は2位 山口智規は9人抜き 「この後にやることは明確だと思う」/出雲駅伝

◇第37回出雲駅伝(10月13日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ) 学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、國學院大が2時間9分12秒で2年連続3回目の優勝を果たし […]

NEWS 十種競技・丸山優真が8054点の自己新 2度目の8000点オーバー!アクシデント乗り越え来季のステップに

2025.10.13

十種競技・丸山優真が8054点の自己新 2度目の8000点オーバー!アクシデント乗り越え来季のステップに

10月12日、13日の2日間、長野市の長野市営陸上競技場で長野県選手権混成競技兼長野オータム・トライアル2025が行われ、男子十種競技で丸山優真(住友電工)が8054点で優勝を飾り、日本歴代3位の自己記録(8021点)を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top