HOME 国内

2024.03.21

順大女性スポーツ研究センターが秩父宮記念スポーツ医・科学賞「奨励賞」受賞!女性アスリートのコンディショニングやパフォーマンス向上の研究活動を推進
順大女性スポーツ研究センターが秩父宮記念スポーツ医・科学賞「奨励賞」受賞!女性アスリートのコンディショニングやパフォーマンス向上の研究活動を推進

2023年度秩父宮記念スポーツ医・科学賞授賞式の様子(写真提供/順天堂大学)

日本スポーツ協会は「第26回秩父宮記念スポーツ医・科学賞」表彰式を3月18日に高円宮妃殿下ご臨席のもと都内で行い、順天堂大学女性スポーツ研究センター(代表:小笠原悦子氏)が奨励賞を受賞した。同賞を大学組織・施設が受賞するのは初。

同センターは国際的な女性スポーツ推進機関等と協力し、「女性アスリートのコンディショニング」に関する研究活動を推進。「女性リーダーの育成」と「スポーツ参加促進」の方策提案、女児から高齢者女性まですべての年代を対象とした「健康推進とパフォーマンス向上」に寄与する研究活動を実施しており、それが評価された。

広告の下にコンテンツが続きます

秩父宮記念スポーツ医・科学賞は、スポーツ医・科学の分野において顕著な業績のあった人物に対して、その功績を称えるとともに、スポーツ界のさらなる発展に資することを目的に創設されたもの。多年にわたりスポーツ医・科学分野の向上発展に貢献し、スポーツ界の振興に特に功績顕著な人物に送られる「功労賞」と、スポーツ医・科学についての研究成果が十分にスポーツの現場に活かされ、スポーツの普及発展または競技力の向上に顕著な実績をあげた者またはグループに送られる「奨励賞」が設けられている。

功労賞は国内のスポーツ人類学研究の第一人者である寒川恒夫氏(静岡産業大学特任教授)が受賞。また、奨励賞には産婦人科医として女性アスリート支援などに取り組んでき能瀬さやか氏(国立スポーツ科学センター契約研究員)も選出されている。

日本スポーツ協会は「第26回秩父宮記念スポーツ医・科学賞」表彰式を3月18日に高円宮妃殿下ご臨席のもと都内で行い、順天堂大学女性スポーツ研究センター(代表:小笠原悦子氏)が奨励賞を受賞した。同賞を大学組織・施設が受賞するのは初。 同センターは国際的な女性スポーツ推進機関等と協力し、「女性アスリートのコンディショニング」に関する研究活動を推進。「女性リーダーの育成」と「スポーツ参加促進」の方策提案、女児から高齢者女性まですべての年代を対象とした「健康推進とパフォーマンス向上」に寄与する研究活動を実施しており、それが評価された。 秩父宮記念スポーツ医・科学賞は、スポーツ医・科学の分野において顕著な業績のあった人物に対して、その功績を称えるとともに、スポーツ界のさらなる発展に資することを目的に創設されたもの。多年にわたりスポーツ医・科学分野の向上発展に貢献し、スポーツ界の振興に特に功績顕著な人物に送られる「功労賞」と、スポーツ医・科学についての研究成果が十分にスポーツの現場に活かされ、スポーツの普及発展または競技力の向上に顕著な実績をあげた者またはグループに送られる「奨励賞」が設けられている。 功労賞は国内のスポーツ人類学研究の第一人者である寒川恒夫氏(静岡産業大学特任教授)が受賞。また、奨励賞には産婦人科医として女性アスリート支援などに取り組んでき能瀬さやか氏(国立スポーツ科学センター契約研究員)も選出されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top