HOME 国内

2024.03.04

トヨタ自動車・大石港与が東京マラソンで現役引退 小森コーポ・橋本隆光、NTN・齋田直輝もラストラン
トヨタ自動車・大石港与が東京マラソンで現役引退 小森コーポ・橋本隆光、NTN・齋田直輝もラストラン

24年東京マラソンをもって現役を引退した大石港与

トヨタ自動車の大石港与が3月3日に行われた東京マラソンを最後に現役を引退した。

静岡県出身の35歳。富士東高を卒業後、2007年に中大に入学し、箱根駅伝では3年連続で山上りの5区を務めるなど駅伝で活躍した。トヨタ自動車に入社後はニューイヤー駅伝で2度区間賞を獲得したほか、2015年から22年3月まで主将としてチームを支えた。

22年7月からは競技を続けるかたわら、母校・中大のコーチにも就任。昨年10月にはMGCにも出場を果たしたほか、今年1月のニューイヤー駅伝では1区を務め、チーム7年ぶりの優勝にも貢献していた。

広告の下にコンテンツが続きます

大石はレース前にSNSでチームのユニフォームやシューズの画像とともに「輝かせてくれてありがとう」とコメントし、感謝の気持ちを語った。

また、東京マラソンでは橋本隆光(小森コーポレーション)と齋田直輝(NTN)も引退レースに臨んだ。橋本は福島・本宮中時代から全国大会で入賞を果たし、仙台育英高(宮城)では07年全国高校駅伝で優勝のフィニッシュテープを切った。城西大では箱根駅伝2区2度を含め、3度出走。マラソンでは21年のびわ湖毎日で2時間9分43秒とサブ10を達成している。斎田は三重・伊賀白鳳高から明大に進み、16年の第92回箱根駅伝では9区で区間4位と健闘。ニューイヤー駅伝にも5度出場を果たした。

トヨタ自動車の大石港与が3月3日に行われた東京マラソンを最後に現役を引退した。 静岡県出身の35歳。富士東高を卒業後、2007年に中大に入学し、箱根駅伝では3年連続で山上りの5区を務めるなど駅伝で活躍した。トヨタ自動車に入社後はニューイヤー駅伝で2度区間賞を獲得したほか、2015年から22年3月まで主将としてチームを支えた。 22年7月からは競技を続けるかたわら、母校・中大のコーチにも就任。昨年10月にはMGCにも出場を果たしたほか、今年1月のニューイヤー駅伝では1区を務め、チーム7年ぶりの優勝にも貢献していた。 大石はレース前にSNSでチームのユニフォームやシューズの画像とともに「輝かせてくれてありがとう」とコメントし、感謝の気持ちを語った。 また、東京マラソンでは橋本隆光(小森コーポレーション)と齋田直輝(NTN)も引退レースに臨んだ。橋本は福島・本宮中時代から全国大会で入賞を果たし、仙台育英高(宮城)では07年全国高校駅伝で優勝のフィニッシュテープを切った。城西大では箱根駅伝2区2度を含め、3度出走。マラソンでは21年のびわ湖毎日で2時間9分43秒とサブ10を達成している。斎田は三重・伊賀白鳳高から明大に進み、16年の第92回箱根駅伝では9区で区間4位と健闘。ニューイヤー駅伝にも5度出場を果たした。

【画像】感謝の気持ちを綴った大石港与

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]

NEWS 全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

2025.11.13

全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]

NEWS やり投・北口榛花  世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

2025.11.13

やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]

NEWS やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

2025.11.13

やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]

NEWS 福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

2025.11.13

福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top