HOME 国内

2024.02.02

リオ、東京五輪出場の走高跳・衛藤昂が本格的に現役復帰!「新たな気持ちで」室内は新所属での“初戦”に
リオ、東京五輪出場の走高跳・衛藤昂が本格的に現役復帰!「新たな気持ちで」室内は新所属での“初戦”に

パリ五輪を目指して現役復帰を表明した衛藤昂

男子走高跳でリオデジャネイロ五輪、東京五輪に出場した衛藤昂(神戸デジタルラボ)が「出られる試合に出ていきたい」と本格的に現役復帰することを明かした。この日、自身のSNSも更新。日本選手権・室内競技への出場意志と新たなユニフォームを投稿した。

衛藤は1991年生まれの32歳。三重県・鈴鹿高専ではインターハイ3位や国体優勝の成績を残し、10年の世界ジュニア選手権にも出場を果たしたほか、日本インカレでも優勝を飾った。

筑波大大学院に進んだあと、地元の味の素AGFで競技を続け、15年にはアジア選手権で金メダルを獲得する。同年の北京世界選手権に出場し、翌年にはリオ五輪に出場し、高専出身選手として初の夏季オリンピック出場を果たしている。

広告の下にコンテンツが続きます

その後も17年に2m30を跳ぶなど、日本の第一線で活躍。東京五輪が行われた21年シーズンを最後に現役を引退することを発表していた。

引退後は跳躍の大会・イベントを企画運営する団体「Jump Festival」を立ち上げて、競技の普及活動をスタート。その一方で昨年から自身も再び競技会へ出場しはじめ、昨年の三重県選手権では2m26をマークしていた。

衛藤は新たな所属先となる神戸デジタル・ラボでフルタイム勤務しながら五輪など世界大会へも視野に入れつつ大会に出場していく予定。SNSで「新たな気持ちで初戦に臨みます!」と綴っている。

広告の下にコンテンツが続きます
男子走高跳でリオデジャネイロ五輪、東京五輪に出場した衛藤昂(神戸デジタルラボ)が「出られる試合に出ていきたい」と本格的に現役復帰することを明かした。この日、自身のSNSも更新。日本選手権・室内競技への出場意志と新たなユニフォームを投稿した。 衛藤は1991年生まれの32歳。三重県・鈴鹿高専ではインターハイ3位や国体優勝の成績を残し、10年の世界ジュニア選手権にも出場を果たしたほか、日本インカレでも優勝を飾った。 筑波大大学院に進んだあと、地元の味の素AGFで競技を続け、15年にはアジア選手権で金メダルを獲得する。同年の北京世界選手権に出場し、翌年にはリオ五輪に出場し、高専出身選手として初の夏季オリンピック出場を果たしている。 その後も17年に2m30を跳ぶなど、日本の第一線で活躍。東京五輪が行われた21年シーズンを最後に現役を引退することを発表していた。 引退後は跳躍の大会・イベントを企画運営する団体「Jump Festival」を立ち上げて、競技の普及活動をスタート。その一方で昨年から自身も再び競技会へ出場しはじめ、昨年の三重県選手権では2m26をマークしていた。 衛藤は新たな所属先となる神戸デジタル・ラボでフルタイム勤務しながら五輪など世界大会へも視野に入れつつ大会に出場していく予定。SNSで「新たな気持ちで初戦に臨みます!」と綴っている。

走高跳の衛藤昂が現役本格復帰!新たなユニフォームもお披露目

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

110mH村竹ラシッド「人生でこんなに悔しい経験はない」メダルまであと少し「陸上は難しい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 昨年のパリ五輪と同じ […]

NEWS 走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

2025.09.16

走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝の赤松諒一(SEIBU PRINCE)が、2m24で8位入賞を果たした。 8位タイだった前回大会、 […]

NEWS 3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

2025.09.16

3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は16日、男子3000m障害決勝で三浦龍司(SUBARU)とエドマンド・セレム(ケニア)がフィニッシュ直前に接触した件について、審判長に抗議したものの、妨害にはあ […]

NEWS 中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

2025.09.16

中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒53をマークし、2着で決勝進出を果たした。 34年前、旧国立 […]

NEWS 110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

2025.09.16

110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 フィニッシュの瞬間、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top