2024.01.15
1月15日、ユニクロは所属する福田有以が退部ならびに現役引退することを発表した。
福田は兵庫県出身、1995年生まれの28歳。小学時代からクラブチームで走りはじめ、稲美北中の1年時から全中に出場を果たすなど早くから活躍。中学2年の冬には1学年上の横江里沙らとともに全国中学校駅伝で優勝を飾った。翌年には個人でも躍進し、9月には1500mで中学女子で初の4分20秒切りで今も中学記録として残る4分19秒46をマークしたほか、10月のジュニア五輪3000mでも日本一に輝いている。
須磨学園高に進学してからもインターハイ1500mで1年生優勝を飾り、国体との2冠も達成。全国高校駅伝では2年時に3区で区間新記録を更新すると、翌年には2区の区間賞も獲得した。
高校卒業後は豊田自動織機に入社し、駅伝やトラックなどで入賞を重ねたほか、都道府県女子駅伝でも18年に兵庫の優勝に貢献している。その後は病気などもあり、20年の全日本実業団駅伝を最後に一時は競技を離れていた時期もあったが、22年にユニクロで競技復帰していた。
クロカンでは日本代表として世界大会にも2度出場した福田は、SNSを通じて「思うような結果は出せませんでしたが最後をこのチームで終えられて幸せです。ありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。
SNSで現役引退を発表した福田有以
【ご報告】
— ユニクロ女子陸上競技部 (@uniqlotrackteam) January 15, 2024
1月12日をもって #福田有以 が退部しました。
在籍中はたくさんの応援ありがとうございました。
本人コメント🎤
『思うような結果は出せませんでしたが最後をこのチームで終えられて幸せです。ありがとうございました❗️』 pic.twitter.com/hRxeoD2MqD
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.20
箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負
-
2025.12.20
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.20
川口桃佳が自己記録に迫る5000m15分26秒59 3年ぶりの15分30秒切り/日体大女子長距離競技会
12月20日、神奈川県横浜市の日体大健志台陸上競技場で第26回日体大女子長距離競技会が行われ、5000m4組では川口桃佳(ユニクロ)が15分26秒59で1着となった。 川口は11月のクイーンズ駅伝で、1区を務め5位と好走 […]
2025.12.20
箱根駅伝Stories/日大・山口彰太「万全の状態で本戦を」 2度目の舞台は往路で勝負
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 1年目はケガや長期離脱 「こうすれば良かった、という後悔が一切ない走 […]
2025.12.20
箱根駅伝Stories/最後のエース区間へ意欲を燃やす神奈川大・宮本陽叶 あこがれのOBに「やっと記録で追いつけた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 エース区間で苦戦も悲観せず 神奈川大のエース・宮本陽叶(4年)が最後 […]
2025.12.20
箱根駅伝Stories/30年ぶりの総合優勝狙う中大 トータル10区間で「新たな“1”を」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 11月に表れた取り組みの成果 前回大会を5位で終えた中大は、1年後の […]
2025.12.20
2連覇狙う長野東・田畑陽菜主将が選手宣誓「師走の都大路を熱気に包み込む力強い走り」/全国高校駅伝
明日12月21日に行われる全国高校駅伝(京都)を前に、開会式が12月20日、京都市体育館で行われた。 初出場9チームを含めた全116チームがアリーナに集結。最前列には前回優勝の男子・佐久長聖、女子・長野東の選手が並んだ。 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳