HOME 国内

2023.12.03

福岡一高卒のマイケル・ギザエが2年ぶり2度目の優勝 細谷恭平はセカンドベストの2時間7分23秒で4位/福岡国際マラソン
福岡一高卒のマイケル・ギザエが2年ぶり2度目の優勝 細谷恭平はセカンドベストの2時間7分23秒で4位/福岡国際マラソン

マラソンの細谷恭平

◇福岡国際マラソン2023(12月3日/福岡)

JMCシリーズG1でパリ五輪代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジの福岡国際マラソンが行われ、マイケル・ギザエ(スズキ/ケニア)が2時間7分08秒(速報値)で優勝した。21年にも制しており、2年ぶり2度目のVとなる。

広告の下にコンテンツが続きます

2位に楊紹輝(中国)が中国新となる2時間7分09秒で続き、3位にソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー)。日本人最上位の4位に細谷恭平(黒崎播磨)が2時間7分23秒のセカンドベストで食い込んだ。

細谷は終始トップ集団を走り、10km以降は日本人でただ1人海外勢とレースを進める。パリ五輪MGCファイナルチャレンジ派遣設定記録2時間5分50秒を狙うため、「30kmを越えてから牽制し合っていた」ため、ペースアップするため前を引っ張ったが、40km過ぎにトップ3から離された。

10月15日のMGCでは転倒により途中棄権。だが、大きなケガには至らず1ヵ月半で自己2番目の力走。パリ五輪に向けては、2月の大阪、3月の東京を見据えていくことになる。細谷は「自分の中出は力を出し切れましたが、目標に届かず悔しいですが次につながる」と前を向いた。

◇福岡国際マラソン2023(12月3日/福岡) JMCシリーズG1でパリ五輪代表選考会マラソングランドチャピオンシップ(MGC)ファイナルチャレンジの福岡国際マラソンが行われ、マイケル・ギザエ(スズキ/ケニア)が2時間7分08秒(速報値)で優勝した。21年にも制しており、2年ぶり2度目のVとなる。 2位に楊紹輝(中国)が中国新となる2時間7分09秒で続き、3位にソンドレノールスタッド・モーエン(ノルウェー)。日本人最上位の4位に細谷恭平(黒崎播磨)が2時間7分23秒のセカンドベストで食い込んだ。 細谷は終始トップ集団を走り、10km以降は日本人でただ1人海外勢とレースを進める。パリ五輪MGCファイナルチャレンジ派遣設定記録2時間5分50秒を狙うため、「30kmを越えてから牽制し合っていた」ため、ペースアップするため前を引っ張ったが、40km過ぎにトップ3から離された。 10月15日のMGCでは転倒により途中棄権。だが、大きなケガには至らず1ヵ月半で自己2番目の力走。パリ五輪に向けては、2月の大阪、3月の東京を見据えていくことになる。細谷は「自分の中出は力を出し切れましたが、目標に届かず悔しいですが次につながる」と前を向いた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.04

ニシ・スポーツが東京世界陸上とスポンサー契約を締結 公式サプライヤーにも選定

公益財団法人東京2025世界陸上財団は7月4日、株式会社ニシ・スポーツとスポンサー契約を締結したことを発表した。 ニシ・スポーツは陸上競技の専門メーカーとして、スターティングブロックやハードルといった陸上競技用器具をはじ […]

NEWS 400mHボルが結婚!世界歴代2位、23年世界陸上金メダリストの25歳

2025.07.04

400mHボルが結婚!世界歴代2位、23年世界陸上金メダリストの25歳

女子400mハードルのフェムケ・ボル(オランダ)が自身のSNSを更新し、結婚したことを報告した。 25歳のボル。自己記録の50秒95は世界歴代2位。23年ブダペスト世界選手権では金メダルに輝いた。昨年のパリ五輪では男女混 […]

NEWS 日本選手権、2日目も猛暑のため競技時間変更 一部種目を夜に

2025.07.04

日本選手権、2日目も猛暑のため競技時間変更 一部種目を夜に

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の2日目の競技開始時間の変更が決まった。 広告の下にコンテンツが続きます 主催する日本陸連は、大会前から暑熱に関する […]

NEWS 東京世界陸上懸けた熱戦!20年ぶり国立開催の日本選手権、今日開幕

2025.07.04

東京世界陸上懸けた熱戦!20年ぶり国立開催の日本選手権、今日開幕

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が今日(7月4日)に開幕する。 広告の下にコンテンツが続きます 初日のトラック種目の決勝は男子3000m障害と女子5 […]

NEWS 日本選手権初日の競技日程が変更 暑熱対策の一環としてフィールド種目が14時以降開始へ

2025.07.03

日本選手権初日の競技日程が変更 暑熱対策の一環としてフィールド種目が14時以降開始へ

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の初日のタイムテーブル変更が発表された。 広告の下にコンテンツが続きます 大会のオープニング種目として女子棒高跳、同 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top