12月17日に行われる第31回全国中学校駅伝(滋賀・野洲)の出場を目指す中学駅伝の県大会が、11月2日から5日にかけて7会場で行われた。
2日の新潟では強い雨が降る中でのレースとなるなか、女子は五泉北が1区安達優衣(3年)の区間賞から1度もトップを譲らずに逃げ切って初優勝。男子は中郷がアンカーの岡田幸輝(3年)が19秒差を逆転して全国大会出場を決めている。
3日に行われた長野県大会は男女ともに赤穂が制した。男子は3000mで全中出場の滝澤秀斗(3年)が、2区(2.96km)で8分38秒の区間新記録を樹立。全長17.8kmのコースを55分33秒の好タイムでタスキをつないだ。女子(11.6km)は2区の宮澤和(3年)の区間賞でトップに立ち、その後も後続を引き離し、2位に2分以上の大差をつける39分59秒で圧勝した。
昨年、男子の酒井根が日本一に輝いた千葉は常盤松が初優勝。1区8位から2区の小倉晃明(2年)が区間1位で5人を抜く力走を見せチームに貢献した。女子も有秋が初めて県大会制覇。2区から4区の連続区間賞でライバルを圧倒している。
5日の山梨では男子で全国優勝経験のある櫛形が、男女そろって快勝。男子では6区区間中5区間で区間賞を獲得する活躍を見せ、女子も1区から常に先頭を走る継走で、男子は3年連続13回目、女子は3年連続18回目の全国切符を手にした。
中学駅伝の都府県大会は11月19日まで行われ、男女の優勝校(開催地の滋賀は2位まで)が全国大会に出場する。
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