◇鹿児島特別国体(10月13~17日/鹿児島・鴨池陸上競技場)1日目
鹿児島特別国体の1日目に少年男子A5000mが行われ、折田壮太(兵庫・須磨学園高3)が13分57秒00で優勝を飾った。
得意のラストスパートまで中団でレースを進めた折田。ラスト1周で強烈なスパートを仕掛けて一気に勝負をつけた。
気温も下がり、雨も降る中だが「雨は苦手ではなかったので良い方向に転がってくれました」と意に介さず。堂々としたレースぶりを披露した。
9月24日の日体大競技会で高校歴代2位の13分28秒78をマークした折田。マークされる立場ではあるが、「アドバンテージがあるわけだありません。1試合、1試合、チャレンジャーとして臨んでいるので、これまでの試合や記録というのは捨てて、自分がゼロから勝つように臨んでいます」と話す。
今回、あこがれていた兵庫のユニフォームを初めて身にまとい、「それが本当にうれしかった」と笑顔を見せる折田。ここからはチームとして全国高校駅伝出場に向かっていくが、「ロードは得意。任された区間で全力を出してチーム一丸で頑張りたい」と語った。
3000m障害で高校記録を持つ永原颯磨(長野・佐久長聖高3)は14分16秒57で20位。「10月の頭に左足を痛めてしまいました。走り始めたのは3日前、鹿児島に入ってから。自分の調整不足なので言い訳になりません」と唇を噛み、「全国高校駅伝優勝を目指して、今までの経験を生かしていきたい」と意気込みを語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ
第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025