HOME 国内、中学

2023.10.09

U16の4×100mリレーは男女ともに千葉がV 「チーム千葉だと強くなれる」/リレフェス
U16の4×100mリレーは男女ともに千葉がV 「チーム千葉だと強くなれる」/リレフェス

U16の4×100mRで男女そろって優勝を決めた千葉

◇みんなでつなごうリレーフェスティバル2023(10月7日~8日/東京・国立競技場)

日本選手権リレーと併催で行われたリレーフェスティバル(リレフェス)。2回目の開催となった今大会は非公認も含めて16種目のリレーが行われ、昨年以上の盛り上がりを見せた。

都道府県対抗で争われたU16の4×100mリレーでは千葉が男女ともに優勝を果たし、男子は41秒38の大会タイ、女子は46秒70の大会新と圧倒的な強さを見せつけた。

広告の下にコンテンツが続きます

男女ともに4走での逆転劇となり、女子では先手を奪った広島に対し、千葉のアンカー・伊藤優亜(旭二3)が猛追。残り50m付近でトップに立つと、そのままフィニッシュラインを駆け抜けて勝利をつかんだ。

2走の内藤美紗(桜台3)が「練習ではバトンパスが失敗していたけど、決勝ではうまく渡せられた」と笑顔を見せると、1走の山﨑蒼海(多古3)は「優勝と大会新を狙っていたので、2つとも達成できてうれしい」と話す。

全中1000m7位入賞の実績を持つ伊藤は「自分たちが優勝して男子を勢いづけようと話していたので、その通りになって良かったです」とバトンを男子に渡した。

広告の下にコンテンツが続きます

続く男子はアンカーに男子100m10秒56の中学記録を持つ片山瑛太(鎌ケ谷二3)を据えるオーダー。1走から堅実な中継を見せ、4番手で片山につなぐと、前を行く埼玉や茨城をすぐさま抜いてトップへ。片山はさらにリードを拡大して歓喜のフィニッシュに飛び込んだ。

メンバーは「女子が勝っていたので負けられなかった」と口をそろえ、片山は「バトンをもらった時点で勝てると確信できました。千葉は各々のレベルも高いですが、『チーム千葉』で協力するともっと強くなると思っています。今回も予選から余裕を持ってレースに臨めました」と胸を張る。

個々の走力の高さに加え、チームワークでも勝った千葉の総合力が光る大会となった。

◇みんなでつなごうリレーフェスティバル2023(10月7日~8日/東京・国立競技場) 日本選手権リレーと併催で行われたリレーフェスティバル(リレフェス)。2回目の開催となった今大会は非公認も含めて16種目のリレーが行われ、昨年以上の盛り上がりを見せた。 都道府県対抗で争われたU16の4×100mリレーでは千葉が男女ともに優勝を果たし、男子は41秒38の大会タイ、女子は46秒70の大会新と圧倒的な強さを見せつけた。 男女ともに4走での逆転劇となり、女子では先手を奪った広島に対し、千葉のアンカー・伊藤優亜(旭二3)が猛追。残り50m付近でトップに立つと、そのままフィニッシュラインを駆け抜けて勝利をつかんだ。 2走の内藤美紗(桜台3)が「練習ではバトンパスが失敗していたけど、決勝ではうまく渡せられた」と笑顔を見せると、1走の山﨑蒼海(多古3)は「優勝と大会新を狙っていたので、2つとも達成できてうれしい」と話す。 全中1000m7位入賞の実績を持つ伊藤は「自分たちが優勝して男子を勢いづけようと話していたので、その通りになって良かったです」とバトンを男子に渡した。 続く男子はアンカーに男子100m10秒56の中学記録を持つ片山瑛太(鎌ケ谷二3)を据えるオーダー。1走から堅実な中継を見せ、4番手で片山につなぐと、前を行く埼玉や茨城をすぐさま抜いてトップへ。片山はさらにリードを拡大して歓喜のフィニッシュに飛び込んだ。 メンバーは「女子が勝っていたので負けられなかった」と口をそろえ、片山は「バトンをもらった時点で勝てると確信できました。千葉は各々のレベルも高いですが、『チーム千葉』で協力するともっと強くなると思っています。今回も予選から余裕を持ってレースに臨めました」と胸を張る。 個々の走力の高さに加え、チームワークでも勝った千葉の総合力が光る大会となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

400m・中島佑気ジョセフ「たくさんの人に力をもらった」高野超え6位入賞で「見えた景色」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞を果たした。 1991年東京大会の高野 […]

NEWS 鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

2025.09.18

鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝1組に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の6着。2003年パリ大会の末續慎吾、2 […]

NEWS マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

2025.09.18

マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝に出場した中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位となり、1991年東京大会で高野進が7位だっ […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝1組の中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で6位に入った。 日本人選手が世界陸上で決勝を走ったの […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top