HOME 国内、日本代表

2023.09.26

400m日本記録保持者の佐藤拳太郎が意気込み「44秒77は最高点ではない。修正して更新したい」/アジア大会
400m日本記録保持者の佐藤拳太郎が意気込み「44秒77は最高点ではない。修正して更新したい」/アジア大会

佐藤拳太郎(富士通)

杭州アジア大会(9月29日~10月5日)の陸上日本選手団が9月26日、現地に向けて出発。東京・羽田空港で男子主将の佐藤拳太郎(富士通)が取材に応じた。

400mで7月のアジア選手権を制し、8月のブダペスト世界選手権では髙野進(東海大教)が1991年に打ち立てた日本記録を0.01秒更新する44秒77をマーク。「今季は強い選手になりたいと思ってやってきた。アジア大会は勝ち切りたい」と今季2度目のアジア覇者へ意気込みを口にした。

広告の下にコンテンツが続きます

ブダペストでは32年ぶりに400mの歴史を動かしたが、「44秒77は最高点の記録ではなく、まだ修正点がある。そこを修正して記録を更新したいです」と意気込む。

2日前の全日本実業団対抗選手権で200m(20秒70/-1.0で優勝)を走ったばかり。アジア大会では9月29日に400m予選、30日に準決勝、決勝が行われる。「どんな状況でもしっかりタイムを出したいです。どんなコンディションでも44秒中盤、前半を出せるような選手が五輪、世界選手権で決勝に残っています。私もその一人になりたい」。

ブダペストでは佐藤風雅(ミズノ)も44秒台に突入し、「刺激になる。今は44秒台が(現役選手で)2人だが、3、4、5人と増えてスタンダードになれたら良いですね」と話した。

日本男子主将として「日本の陸上選手が強いところを見せたい」と佐藤。まずは自らのレースでその強さをアピールするつもりだ。

広告の下にコンテンツが続きます
杭州アジア大会(9月29日~10月5日)の陸上日本選手団が9月26日、現地に向けて出発。東京・羽田空港で男子主将の佐藤拳太郎(富士通)が取材に応じた。 400mで7月のアジア選手権を制し、8月のブダペスト世界選手権では髙野進(東海大教)が1991年に打ち立てた日本記録を0.01秒更新する44秒77をマーク。「今季は強い選手になりたいと思ってやってきた。アジア大会は勝ち切りたい」と今季2度目のアジア覇者へ意気込みを口にした。 ブダペストでは32年ぶりに400mの歴史を動かしたが、「44秒77は最高点の記録ではなく、まだ修正点がある。そこを修正して記録を更新したいです」と意気込む。 2日前の全日本実業団対抗選手権で200m(20秒70/-1.0で優勝)を走ったばかり。アジア大会では9月29日に400m予選、30日に準決勝、決勝が行われる。「どんな状況でもしっかりタイムを出したいです。どんなコンディションでも44秒中盤、前半を出せるような選手が五輪、世界選手権で決勝に残っています。私もその一人になりたい」。 ブダペストでは佐藤風雅(ミズノ)も44秒台に突入し、「刺激になる。今は44秒台が(現役選手で)2人だが、3、4、5人と増えてスタンダードになれたら良いですね」と話した。 日本男子主将として「日本の陸上選手が強いところを見せたい」と佐藤。まずは自らのレースでその強さをアピールするつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.03

【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日)

【大会結果】第39回静岡国際陸上(2024年5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) グランプリ <男子> 200m 400m   小渕瑞樹(登利平AC)   46秒14 800m   落合晃(滋賀学園高)   1分 […]

NEWS 走高跳・好調の髙橋渚が自己新の1m88!パリ五輪出場目指し「チャレンジャーとして楽しみ」/静岡国際

2024.05.03

走高跳・好調の髙橋渚が自己新の1m88!パリ五輪出場目指し「チャレンジャーとして楽しみ」/静岡国際

◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、女子走高跳は髙橋渚(センコー)が優勝した。日本歴代8位の自己記録(1m87)を1cm更新する1m88に […]

NEWS 800m落合晃 衝撃の1分46秒54「狙っていた」高校新、U20日本新!!「可能性低くてもオリンピック狙う」/静岡国際

2024.05.03

800m落合晃 衝撃の1分46秒54「狙っていた」高校新、U20日本新!!「可能性低くてもオリンピック狙う」/静岡国際

◇静岡国際陸上(5月3日/小笠山総合運動公園静岡スタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が5月3日に行われ、男子800mは落合晃(滋賀学園高3)が優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 先に行われた女子80 […]

NEWS 真夏の福岡IHに向け、都府県大会が4日からスタート!! 山梨皮切りに6月上旬まで各地で実施

2024.05.03

真夏の福岡IHに向け、都府県大会が4日からスタート!! 山梨皮切りに6月上旬まで各地で実施

今夏の福岡インターハイ(7月28日~8月1日/福岡・博多の森競技場)を目指し、5月4日から山梨県大会を皮切りに都府県大会が始まる。 全国インターハイは、5月上旬から6月上旬までに各地で行われる都府県大会、さらに、6月中旬 […]

NEWS 旭化成にケニア人のエマニュエル・キプルトが加入 「トラックや駅伝でベストを尽くしたい」 5000mベストは13分08秒42

2024.05.03

旭化成にケニア人のエマニュエル・キプルトが加入 「トラックや駅伝でベストを尽くしたい」 5000mベストは13分08秒42

旭化成は5月3日、ケニア人のエマニュエル・キプルトが新加入したことを発表した。 キプルトは24歳。22年には5000mで13分08秒42の自己記録をマークし、23年世界クロスカントリー選手権の代表にも選ばれている。昨年は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top