杭州アジア大会(9月29日~10月5日)の陸上日本選手団が9月26日、現地に向けて出発。東京・羽田空港で男子主将の佐藤拳太郎(富士通)が取材に応じた。
400mで7月のアジア選手権を制し、8月のブダペスト世界選手権では高野進(東海大教)が1991年に打ち立てた日本記録を0.01秒更新する44秒77をマーク。「今季は強い選手になりたいと思ってやってきた。アジア大会は勝ち切りたい」と今季2度目のアジア覇者へ意気込みを口にした。
ブダペストでは32年ぶりに400mの歴史を動かしたが、「44秒77は最高点の記録ではなく、まだ修正点がある。そこを修正して記録を更新したいです」と意気込む。
2日前の全日本実業団対抗選手権で200m(20秒70/-1.0で優勝)を走ったばかり。アジア大会では9月29日に400m予選、30日に準決勝、決勝が行われる。「どんな状況でもしっかりタイムを出したいです。どんなコンディションでも44秒中盤、前半を出せるような選手が五輪、世界選手権で決勝に残っています。私もその一人になりたい」。
ブダペストでは佐藤風雅(ミズノ)も44秒台に突入し、「刺激になる。今は44秒台が(現役選手で)2人だが、3、4、5人と増えてスタンダードになれたら良いですね」と話した。
日本男子主将として「日本の陸上選手が強いところを見せたい」と佐藤。まずは自らのレースでその強さをアピールするつもりだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
-
2025.12.06
-
2025.12.05
-
2025.12.05
-
2025.12.04
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.06
マラソン・川内優輝が第二子誕生を報告!「ソワソワしていました」15回目防府読売前日に吉報
男子マラソンプロランナーの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が12月6日に自身のSNSを更新し、第二子の誕生を報告した。 川内は17時前に投稿し「先ほど次男の夢翔が生まれました」と名前も明かした。元実業団ランナーでもあ […]
2025.12.06
高3・吉田彩心が1万m32分38秒74の高校歴代2位 11月下旬の5000mに続き、2週連続の快走/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
田中希実3年8ヵ月ぶり10000m激走!日本歴代7位の30分54秒40に「驚いています」/エディオンDC
◇エディオンディスタンスチャレンジin大阪2025(12月6日/ヤンマースタジアム長居) 長距離特化の記録会エディオンディスタンスチャレンジが行われ、女子10000m(C組)はカリバ・カロライン(日本郵政グループ)が30 […]
2025.12.06
第一工科大が最終区での逆転で3年ぶり栄冠! 初V目指した鹿児島大は13秒差で涙/島原学生駅伝
12月6日、第43回九州学生駅伝が長崎県島原市の市営競技場をスタートし、島原文化会館にフィニッシュする7区間57.75kmのコースで行われ、第一工科大が3時間3分10秒で3年ぶり21回目の優勝を飾った。 第一工科大は1区 […]
2025.12.06
全日本入賞の福岡大が全区間トップで圧勝 九大5年連続2位 佐賀大は過去最高3位/九州学生女子駅伝
12月6日、第25回九州学生女子駅伝(5区間22.8km)が長崎県島原市で行われ、福岡大が1時間17分31秒で14回目の優勝を果たした。 10月の全日本大学女子駅伝で8位に入賞している福岡大は1区から他校を圧倒。前回に続 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025