杭州アジア大会(9月29日~10月5日)の陸上日本選手団が9月26日、現地に向けて出発。東京・羽田空港で女子主将を務める廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が取材に応じた。
ブダペスト世界選手権10000mで7位入賞を果たした廣中。初出場となるアジア大会には、5000mと10000mの2種目に出場する。「世界陸上が終わって励みにしてきた大会。パリ五輪を目指して自信をつけていきたいです」と意気込みを語った。
9月に入って2週間ほど米・ボルダーでトレーニング。疲れを取りながらも、女子マラソンに出場する大西ひかりや10月15日のパリ五輪マラソン代表選考レース、マラソングランドチャンピオンシップに出場する鈴木亜由子、太田琴菜といったチームメイトに刺激を受けて調整してきた。「お互い高みを目指していく中でモチベーションになったのは良かったです」。
1歳年上の田中希実(New Balandce)が9月8日に5000mで14分29秒18の日本新をマーク。翌週のダイヤモンドリーグファイナルで6位に入った。「すごいなという気持ちもありますが、新たな歴史を切り開き、14分半を切れば世界で戦えるんだと見せてもらったので、そこに向かって背中を追う気持ちでやっていきたい」と話している。
女子主将の話があったのはボルダーから帰国した9月20日頃。「私でいいのかな」と思ったそうだが、「ありがたい」と引き受けた。陸上初日(9月29日)には10000mが控える。「走りでチームを引っ張れるものを出せたら良いな」と語り、出場5日目の5000mと合わせて「メダルは確実に取りたい」と意気込んでいた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025