2023.08.06
日本グランプリシリーズG2の富士北麓ワールドトライアルが8月6日、山梨・富士北麓公園陸上競技場で行われた。
男子100mには東京五輪代表の多田修平(住友電工)が出場。予選を10秒13(+1.6)の大会タイ記録でトップ通過を果たし、決勝は向かい風1.0mがふくなか、10秒20をマークして優勝した。
多田は7月29日のAthlete Night Games(福井)でも10秒10のシーズンベストを出しており、2試合連続10秒1台と復調してきた。
女子200mはアジア選手権代表の鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が快走。自己記録23秒17(日本歴代3位)に次ぐ自己2番目の23秒27(+0.4)で勝利を収めた。2位に青野朱李(NDソフト)が23秒61で続き、3位は23秒75の松林玲佳(MMG)で、ここまで大会新だった。
男子200mに出場した山縣亮太(セイコー)は8位。予選20秒94(+0.6)、決勝は21秒12(-1.5)。200mは染谷佳大(大和ハウス)が20秒79で優勝した。女子400mは岩田優奈(スズキ)がシーズンベストとなる53秒80で制している。
男子100mのチャレンジレースにアジア選手権覇者の栁田大輝(東洋大)が出場。代表入りが濃厚なブダペスト世界選手権前最後のレースで10秒20(-0.4)でトップだった。
富士北麓ワールドトライアル優勝者一覧
●男子 100m 多田修平(住友電工) 10秒20(-1.0) 200m 染谷佳大(大和ハウス) 20秒79(-1.5) 110mH 西徹朗(早大) 13秒82(+0.7) 400mH 山本竜大(SEKI A.C.) 49秒53 走高跳 佐藤凌(タカトミ) 2m21 走幅跳 北川凱(東海大) 7m63(+1.2)、 三段跳 城崎滉青(東洋大) 15m93(+1.6) ●女子 100m 坂野七海(大阪陸協) 11.79(-0.4) 200m 鶴田玲美(南九州ファミリーマート) 23秒27(+0.4) 400m 岩田優奈(スズキ) 53秒80 100mH 大松由季(サンドリヨン) 13秒22(-0.2) 400mH 川村優佳(早大) 58秒18 走高跳 髙橋渚(メイスンワーク) 1m81 三段跳 剱持早紀(長谷川体育施設) 12m94(+0.9)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.08.25
ダイヤモンドリーグ・ファイナルのエントリー発表 北口榛花が4年連続、村竹ラシッドは初
-
2025.08.25
-
2025.08.25
-
2025.08.25
-
2025.08.25
2025.08.19
15年ぶりの箱根総合優勝へ 早大駅伝主将・山口智規「夏合宿で底上げを」 妙高で合同取材会
-
2025.08.24
-
2025.08.25
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.08.26
サニブラウン主催のDAWN GAMESファイナル 本人参加10/13に都内で開催!台風中止の東日本予選も併催
株式会社UDN SPORTSは8月26日、マネジメント契約を結ぶサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が創立した主催大会の「DAWN GAMES」の決勝大会を10月13日に東京・大蔵運動公園陸上競技場で開催すると発表し […]
2025.08.25
ダイヤモンドリーグ・ファイナルのエントリー発表 北口榛花が4年連続、村竹ラシッドは初
世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)のレギュラーシリーズが終了し、スイス・チューリヒで行われるファイナルのエントリーが確定した。 女子やり投の北口榛花(JAL)は4年連続の進出。シーズンベストは64m63だが、 […]
2025.08.25
100m・菅野翔唯が10秒31で優勝! 女子200m・野見山寧祢、女子400m・今峰紗希もV/日韓中ジュニア交流競技会
◇第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25・27日/中国・内モンゴル自治区)1日目 各国の高校生世代が集う「日・韓・中ジュニア交流競技会」が行われ、男子100mは菅野翔唯(東農大二2群馬)が10秒31で優勝した。 […]
2025.08.25
日本選手権の失格取り消しとなった佐藤風雅所属のミズノ「真摯に対応していただいた」
日本選手権の男子400m決勝で1着入線のあと、曲走路においてラインの内側を走行したとして失格の判定が下っていた佐藤風雅(ミズノ)の競技結果が再審議の結果、失格が取り消されて優勝となったことについて、所属先のミズノがコメン […]
2025.08.25
佐藤風雅の失格取り消しについて日本陸連が経緯説明「踵がラインを踏んでいる」は「踏み越えていない」再発防止へルール理解の徹底図る
日本陸連は8月25日、第109回日本選手権(7月4日~6日)の男子400m決勝でトップでフィニッシュした佐藤風雅(ミズノ)が失格と裁定されたことについて、ジュリーによる再審議の結果、取り消しとなったことを発表した。 その […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99