2026.06.08
ダイヤモンドリーグ(DL)第5戦のバウハウス・ガラがスウェーデン・ストックホルムで6月7日に開催され、女子800mではA.ヴェロ(スイス)が世界歴代3位の1分53秒98で優勝した。
ヴェロは昨年の東京世界選手権で6位。レースでは序盤からパリ五輪金メダルのK.ホジキンソン(英国)との一騎打ちとなり、400mは55秒8で通過。2周目に入ったところでホジキンソンが前に出たが、残り100mからスパートしたヴェロが先着した。
女子800mの1分53秒台は史上3人目。世界記録の1分53秒28(J.クラトフヴィロヴァ)、歴代2位の1分53秒43(N.オリザレンコ)はいずれも1980年代に出された記録で、ヴェロの1分53秒98は、1984年以降では世界最高記録となった。
22歳のヴェロは「今日は精神的にも身体的にも準備が整って、絶好の日だった。信じられない気分で、起こったことを受け止めるのに時間が必要だけど、自分のタイムやすべてにとても満足している」と、従来の自己記録を2秒以上も更新する快挙に興奮気味に語った。
また、2位のホジキンソンも歴代6位の1分54秒33をマークしている。
男子棒高跳では、ブダペスト・東京世界選手権銅メダルのK.マーシャル(豪州)が5m90でDL初優勝した。世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)は6m00と6m05をクリアできず、5m80で2位となった。デュプランティスは23年8月から続いていた連勝が「40」でストップ。3年ぶりの敗戦には「マーシャルのパフォーマンスに脱帽です。今日は集中力が散漫で言い訳はできない。もうすぐ結婚式を控えているので、今日の結果に怒ったりせず家族と楽しい時間を過ごしたい」と前向きなコメントを残した。
女子3000m障害はM.ブザヤニ(チュニジア)が8分59秒28で大会新V。女子砲丸投は東京五輪金メダルのJ.スキルダー(オランダ)が20m89の大会新で制した。
男子800mでは17歳のC.ルッケンハウス(米国)が1分42秒70でDL初出場で初優勝。男子3000m障害は五輪・世界選手権で4度金メダルを獲得しているS.エル・バッカリ(モロッコ)が8分10秒40で快勝し、女子円盤投は五輪2連覇中のV.シオン(米国)が68m60で今季DL3勝目を挙げた。
女子100mは東京世界選手権金メダルのM.ジェファーソン・ウッデン(米国)が10秒84(+0.8)で貫禄を示し、男子200mは五輪2大会連続銀メダルのK.ベドナレク(米国)が19秒87(+1.0)で制した。
DLの次戦はノルウェー・オスロで6月10日に開催される。
【動画】DLストックホルムのハイライト
httpv://www.youtube.com/watch?v=q_AdyHrlkYE女子800m世界歴代10傑
1.53.28 J.クラトフヴィロヴァ(チェコ)1983. 7.26 1.53.43 N.オリザレンコ(ソ連) 1980. 7.27 1.53.98 A.ヴェロ(スイス) 2026. 6. 7 1.54.01 P.ジェリモ(ケニア) 2008. 8.29 1.54.25 C.セメニャ(南アフリカ) 2018. 6.30 1.54.33 K.ホジキンソン(英国) 2026. 6. 7 1.54.44 A.キロット(キューバ) 1989. 9. 9 1.54.62 L.オディラ(ケニア) 2025. 9.21 1.54.81 O.ミネイェワ(ソ連) 1980. 7.27 1.54.90 G.ハンター・ベル(英国) 2025. 9.21RECOMMENDED おすすめの記事
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