2023.07.01
ホクレン・ディスタンスチャレンジの開幕戦・士別大会が7月1日に行われ、女子1500mA組で田中希実(New Balance)が4分12秒75の1着でフィニッシュした。
ペースメーカーにただ1人ついた田中は、400mを65秒、800mは2分13秒で通過。ここでペースメーカーが離脱すると、そこから独走。1000mを2分47秒、ラスト1周を3分05秒、1200mは3分22秒で通過し、フィニッシュまでほぼイーブンペースでまとめた。
これが2年連続1500m、5000m2冠に輝いた6月上旬の日本選手権以来、約1ヵ月ぶりのレース。日本選手権後はケニアに渡って高地練習をこなしてきた。
レース後の表彰式で、地元の士別中の生徒からの「ウォーミングアップはどうやったのですか?」という質問に、「ウォーミングアップのタイミングを間違えて、1時間早く終わってしまった」と笑って明かすなど、8月のブダペスト世界陸上に向けてエンジンがかかるのはこれからという段階。2週間後に控えるアジア選手権などレースを重ねながら、徐々に調子を上げてくるだろう。
1500mでは8位だった東京五輪以来、5000mでは3大会連続のファイナルの舞台へ、一歩一歩近づいている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会