HOME 国内

2023.07.01

ハンマー投・村上来花が63m35で初優勝!初のシニア国際大会へ「楽しみたい」/実業団学生対抗
ハンマー投・村上来花が63m35で初優勝!初のシニア国際大会へ「楽しみたい」/実業団学生対抗

23年実業団・学生対抗女子ハンマー投で優勝を飾った村上来花

◇秩父宮賜杯第63回実業団・学生対抗(7月1日/神奈川県平塚市・レモンガススタジアム平塚)

日本グランプリシリーズの実業団・学生対抗(2023オールスターナイト陸上)が行われ、女子ハンマー投は村上来花(九州共立大)が初優勝を飾った。

1回目にこの日最高となる63m35をマーク。自身4番目の好記録を出した。2回目に62m98、3回目も60mオーバー(60m71)。「久しぶりに63mを出せて、アベレージも残せたのは評価したいです」と振り返る。

2位となった日本選手権以降は「遠心力を出すためにターンの入りの膨らみを大きく」する意識で取り組み、それを試したと言い、「そこはできたと思います」。次は無意識でできるように染みこませていく。

昨年はU20世界選手権で銅メダルという快挙を成し遂げた村上。7月12日から始まるアジア選手権の代表にも選出され、シニア初の国際舞台に挑む。「悔いのないようにして入賞を目指します」と目標を掲げつつ「まずは楽しむこと」と笑顔を見せる。

◇秩父宮賜杯第63回実業団・学生対抗(7月1日/神奈川県平塚市・レモンガススタジアム平塚) 日本グランプリシリーズの実業団・学生対抗(2023オールスターナイト陸上)が行われ、女子ハンマー投は村上来花(九州共立大)が初優勝を飾った。 1回目にこの日最高となる63m35をマーク。自身4番目の好記録を出した。2回目に62m98、3回目も60mオーバー(60m71)。「久しぶりに63mを出せて、アベレージも残せたのは評価したいです」と振り返る。 2位となった日本選手権以降は「遠心力を出すためにターンの入りの膨らみを大きく」する意識で取り組み、それを試したと言い、「そこはできたと思います」。次は無意識でできるように染みこませていく。 昨年はU20世界選手権で銅メダルという快挙を成し遂げた村上。7月12日から始まるアジア選手権の代表にも選出され、シニア初の国際舞台に挑む。「悔いのないようにして入賞を目指します」と目標を掲げつつ「まずは楽しむこと」と笑顔を見せる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]

NEWS 9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

2025.04.30

9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート

東京都は今年9月に国立競技場をメイン会場として開かれる世界選手権に都内の子どもたちを無料招待すると発表した。 「臨場感あふれる会場での観戦を通じて、都内の子供たちにスポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」というのが目的。 […]

NEWS 新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

2025.04.30

新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!

「陸上競技の魅力を最大限に引き出し、観客と選手の双方にとって忘れられない体験を」をコンセプトに、三重県で開催されてきた『THE GAME』。今年は会場を大阪府。万博記念競技場を移して、9月14日に行われることが決まった。 […]

NEWS 中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成

2025.04.30

中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成

女子短距離で数々のトップ選手を育成した北海道ハイテクアスリートクラブ前監督の中村宏之氏が4月29日に逝去した。享年79。 中村氏は1945年6月9日生まれ。北海道・札幌東高,日体大で三段跳、走幅跳選手として活躍し、卒業後 […]

NEWS 女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権

2025.04.30

女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権

4月25日から27日まで、アルゼンチンのマル・デル・プラタで南米選手権が開催され、女子七種競技ではM.アラウホ(コロンビア)が6396点(13秒13、1m73、13m55、24秒43/6m55、47m62、2分17秒38 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top