HOME 国内

2023.06.04

110mH泉谷駿介 2年ぶり日本新の13秒04!「自信になります」今季世界2位で堂々世界陸上内定/日本選手権
110mH泉谷駿介 2年ぶり日本新の13秒04!「自信になります」今季世界2位で堂々世界陸上内定/日本選手権

世界のトップに近づく13秒04の日本記録で23年日本選手権男子110mH優勝した泉谷駿介

【動画】日本新&代表内定を勝ち取った泉谷の喜びの声をチェック

泉谷は2年ぶりの日本新! 日本歴代10傑をチェック!

13.04 -0.9 泉谷 駿介(住友電工)       2023. 6. 4
13.10 0.6 高山 峻野(ゼンリン)       2022. 8. 6
13.16 1.7 金井 大旺(ミズノ)        2021. 4.29
13.25 0.3 村竹ラシッド(順大3+)      2023. 3.11
13.36 0.3 石川 周平(富士通)        2023. 5.21
13.38 1.2 野本 周成(愛媛陸協)       2021. 6.27
13.39 1.5 谷川  聡(ミズノ)        2004. 8.24
13.40 0.0 増野 元太(ヤマダ電機)      2017. 6.24
13.41 0.3 藤井 亮汰(三重県スポ協)     2021. 7.17
13.42 0.3 石田トーマス東(勝浦ゴルフ倶楽部) 2023. 5.21

広告の下にコンテンツが続きます
◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)4日目 ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の最終日に男子110mハードル決勝が行われ、泉谷駿介(住友電工)が13秒04(-0.9)の日本新記録で連覇を飾り、ブダペスト世界選手権代表に内定した。 セイコーゴールデングランプリで13秒07をマークして優勝していた泉谷。そこから2週間後、再びとてつもない走りを再現した。 「同じような流れでいけたと思います」。スタートはまだ控えめだが、今季調子がいい「中盤からの刻み」でグングンとリズムアップ。高山峻野(ゼンリン)も食らいついて「あ、やばいと思った」と言うが、そこからは圧巻だった。まるでハードルごとに加速しているかのような走りで差を広げ、フィニッシュ。会場が沸いた。2年ぶり自己新はそのまま日本新。今季世界リスト2位の記録でブダペスト世界選手権代表を決めた。 13秒0台を2本そろえたことに「まだ実感は湧きませんが、自信になります」と笑顔。それでも「ピークは夏に来るようにしているのもあって、前半は少し落ち着いてしまっているイメージ」と、元々の持ち味である爆発的な加速はこれから。それを踏まえれば日本初の12秒台、そして世界大会のファイナルがいよいよ現実味を帯びてきた。実際、泉谷自身も「見えてきました」と胸を張る。 昨年のオレゴン世界選手権では準決勝に進んだがファイナルにあと一歩届かず。それ以降は「冷静に」をテーマに頭を落ち着かせつつ、その上で「気持ちでタイムが左右する」と言うように、熱いものを心の内側にたぎらせる。 この後は欧州転戦する予定で「どこまで中盤が通用するか確認したい」。13秒0台へと突入してから2年。いよいよ、その時がやってくる。

【動画】日本新&代表内定を勝ち取った泉谷の喜びの声をチェック

泉谷は2年ぶりの日本新! 日本歴代10傑をチェック!

13.04 -0.9 泉谷 駿介(住友電工)       2023. 6. 4 13.10 0.6 高山 峻野(ゼンリン)       2022. 8. 6 13.16 1.7 金井 大旺(ミズノ)        2021. 4.29 13.25 0.3 村竹ラシッド(順大3+)      2023. 3.11 13.36 0.3 石川 周平(富士通)        2023. 5.21 13.38 1.2 野本 周成(愛媛陸協)       2021. 6.27 13.39 1.5 谷川  聡(ミズノ)        2004. 8.24 13.40 0.0 増野 元太(ヤマダ電機)      2017. 6.24 13.41 0.3 藤井 亮汰(三重県スポ協)     2021. 7.17 13.42 0.3 石田トーマス東(勝浦ゴルフ倶楽部) 2023. 5.21

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.10

男子4継・早大が12年ぶりV!!エース・井上直紀「先輩からの思いと去年の悔しさ」ぶつける/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に男子4×100mリレー決勝が行われ、早大が39秒06をマークして優勝。早大としては第91回(2012年)に九鬼巧らを擁して以来、1 […]

NEWS 400m豊田兼が45秒82で初優勝!慶大主将として覚悟の激走/関東IC

2024.05.10

400m豊田兼が45秒82で初優勝!慶大主将として覚悟の激走/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に男子1部400m決勝が行われ、豊田兼(慶大)が45秒82で、自身関東インカレ初優勝を飾った。 広告の下にコンテンツが続きます 準決 […]

NEWS セイコーGGP 西裕大、川端魁人、吉津拓歩、今泉堅貴の世界リレー代表勢と走幅跳・津波響樹、山川夏輝が追加出場

2024.05.10

セイコーGGP 西裕大、川端魁人、吉津拓歩、今泉堅貴の世界リレー代表勢と走幅跳・津波響樹、山川夏輝が追加出場

男子200m、400m、走幅跳の出場予定全選手をチェック! ○……5月10日発表の追加選手 ●男子200m レイニエル・メナ(キューバ) ロドニー・ブレンドン(カナダ) ジョセフ・ポール・アモア(ガーナ)○ 飯塚翔太(ミ […]

NEWS 編集部コラム「地区別高校記録」

2024.05.10

編集部コラム「地区別高校記録」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り […]

NEWS 女子ハンマー投優勝はタイの26歳・コンポン!「とてもうれしい」指導受けたいと来日/関東IC

2024.05.10

女子ハンマー投優勝はタイの26歳・コンポン!「とてもうれしい」指導受けたいと来日/関東IC

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に女子100mハードル決勝が行われ、女子ハンマー投はコンポン・ミンガモン(流経大)が60m27で初優勝した。2位に大沢柚月(56m8 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top