HOME ニュース、国内

2021.11.21

佐藤圭汰が3000mで7分50秒81の日本高校最高! 従来の記録を8秒以上更新/京都陸協記録会
佐藤圭汰が3000mで7分50秒81の日本高校最高! 従来の記録を8秒以上更新/京都陸協記録会

佐藤圭汰(洛南高)


11月21日に京都市の西京極補助競技場で行われた第9回京都陸協記録会の男子3000mで佐藤圭汰(洛南3京都)が7分50秒81をマーク。16年に遠藤日向(学法石川・福島)が出した日本高校最高記録(7分59秒18)を8秒37も更新しただけでなく、留学生のJ.カリウキが19年前に樹立した日本高校国内国際記録(7分51秒21)も上回った。また、このタイムは日本歴代では10位、U20日本歴代では今年6月に三浦龍司(順大)が出した7分48秒07に次ぐ歴代2位の快記録となった。

佐藤は7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会の1500mで3分37秒18と22年ぶりに日本高校記録を更新すると、10月の日体大長距離競技会では5000mで13分31秒19で走り、2種目で高校記録保持者となっていた。

7月に1500mの高校記録を樹立した直後には、「1500mの高校記録が一番難しいと思っていたので、それが達成できたということは、5000mや3000mでも、絶対に(新記録樹立は)いけると思う」と話していた佐藤。今月7日に京都府高校駅伝の1区(10km)で29分15秒の区間賞を獲得した疲れを見せることなく、スタートからほぼ単独走となるなかで、有言実行の快挙を達成した。

広告の下にコンテンツが続きます

■男子3000m高校歴代5傑(2021.11.21時点)
7.50.81 佐藤 圭汰(洛南3京都)   2021年
7.59.18 遠藤 日向(学法石川3福島) 2016年
8.04.99 大森龍之介(佐野日大3栃木) 2016年
8.05.82 佐藤 悠基(佐久長聖3長野) 2004年
8.06.44 吉居 大和(仙台育英3宮城) 2019年

■男子3000mU20日本歴代5傑(2021.11.21時点)
7.48.07 三浦 龍司(順大2)      2021年
7.50.81 佐藤 圭汰(洛南高3京都)   2021年
7.54.79 遠藤 日向(住友電工)     2017年
7.57.58 大野 龍二(旭化成)      2004年
8.04.99 大森龍之介(佐野日大高3栃木) 2016年

11月21日に京都市の西京極補助競技場で行われた第9回京都陸協記録会の男子3000mで佐藤圭汰(洛南3京都)が7分50秒81をマーク。16年に遠藤日向(学法石川・福島)が出した日本高校最高記録(7分59秒18)を8秒37も更新しただけでなく、留学生のJ.カリウキが19年前に樹立した日本高校国内国際記録(7分51秒21)も上回った。また、このタイムは日本歴代では10位、U20日本歴代では今年6月に三浦龍司(順大)が出した7分48秒07に次ぐ歴代2位の快記録となった。 佐藤は7月のホクレン・ディスタンスチャレンジ千歳大会の1500mで3分37秒18と22年ぶりに日本高校記録を更新すると、10月の日体大長距離競技会では5000mで13分31秒19で走り、2種目で高校記録保持者となっていた。 7月に1500mの高校記録を樹立した直後には、「1500mの高校記録が一番難しいと思っていたので、それが達成できたということは、5000mや3000mでも、絶対に(新記録樹立は)いけると思う」と話していた佐藤。今月7日に京都府高校駅伝の1区(10km)で29分15秒の区間賞を獲得した疲れを見せることなく、スタートからほぼ単独走となるなかで、有言実行の快挙を達成した。 ■男子3000m高校歴代5傑(2021.11.21時点) 7.50.81 佐藤 圭汰(洛南3京都)   2021年 7.59.18 遠藤 日向(学法石川3福島) 2016年 8.04.99 大森龍之介(佐野日大3栃木) 2016年 8.05.82 佐藤 悠基(佐久長聖3長野) 2004年 8.06.44 吉居 大和(仙台育英3宮城) 2019年 ■男子3000mU20日本歴代5傑(2021.11.21時点) 7.48.07 三浦 龍司(順大2)      2021年 7.50.81 佐藤 圭汰(洛南高3京都)   2021年 7.54.79 遠藤 日向(住友電工)     2017年 7.57.58 大野 龍二(旭化成)      2004年 8.04.99 大森龍之介(佐野日大高3栃木) 2016年

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.24

「3強」立命大の連覇か、名城大のV奪還か、大東大の初優勝か?城西大、大阪学大らも追随/全日本大学女子駅伝見どころ

第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は10月26日、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート・フィニッシュとする6区間38.0kmで開催される。 前回8位までに入ってシード権を持つ立命 […]

NEWS 競歩新距離で日本初開催!世界陸上メダリスト・勝木隼人、入賞の吉川絢斗も登録 アジア大会選考がスタート/高畠競歩

2025.10.24

競歩新距離で日本初開催!世界陸上メダリスト・勝木隼人、入賞の吉川絢斗も登録 アジア大会選考がスタート/高畠競歩

来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が10月26日に山形県高畠町で開かれる。 競歩はこれまで20㎞、35㎞(以前は50㎞)という2種目で行われてきたが、世界陸連(WA)はハーフマラソン(2 […]

NEWS 前回V國學院大の2冠か!? 駒大、青学大、中大、創価大も有力 早大、城西大、帝京大の底力は? 独自の最新データで分析/全日本大学駅伝

2025.10.24

前回V國學院大の2冠か!? 駒大、青学大、中大、創価大も有力 早大、城西大、帝京大の底力は? 独自の最新データで分析/全日本大学駅伝

第57回全日本大学駅伝対校選手権大会は11月2日、愛知・熱田神宮西門前をスタートし、三重・伊勢神宮内宮宇治橋前にフィニッシュする8区間106.8㎞で行われる。 出雲駅伝では國學院大が2連覇を飾り、伊勢路でも連覇に照準を定 […]

NEWS 女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場

2025.10.24

女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場

今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400 […]

NEWS 後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

2025.10.24

後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

京都府私学総体が10月24日に西京極で行われ、男子400mで後藤大樹(洛南1)が46秒80を叩き出した。自身初の400m個人レースで出したこの記録は、山木伝説(九里学園)が2011年に樹立した高1最高(47秒31)を14 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top