2026.06.11
滋賀インターハイ(7月30日~8月5日)を懸けた地区大会が6月に各地で行われる。
インターハイ南九州地区大会(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)は6月12日から15日まで沖縄県総合運動公園陸上競技場で開かれる。
大会初日に行われる女子ハンマー投と2日目の女子400mハードルには、インターハイでも主役候補になり得る選手が出場する。
投てき3種目に出場する坂口はな(鹿児島南3)は、5月上旬にハンマー投で57m56の高校歴代3位をマーク。県大会でも58m06とさらに更新し、今年の高校ランキングでトップに立つ。後半に記録を伸ばすことが多いため、今回は「全国Vを見据えて内容にもこだわりたい」と話す。13m51を持つ砲丸投は出場選手トップ、39m38の円盤投同2番の記録を持ち、投てき3冠も視野に入る。
400mハードルは、広島インターハイ2位の楠田ゆうな(鹿児島女3)に、熊本県大会を60秒23の大会新で制した笠松悠花(九州学院1)が挑む構図だ。笠松は中学時代に100mハードルで全中3位の実績を持ち、滑らかなハードリングを武器にいきなり全国トップクラスのタイムを叩き出した。一方の楠田は自己ベスト58秒72。経験の楠田、勢いの笠松という見応えのある対決になる。
跳躍もハイレベルだ。走幅跳は、熊本県大会で5m89(+0.6)の県高校新をマークした竹本光(熊本中央3)が中心。三段跳でも12m42(-0.4)の大会新を出しており、南九州大会2冠の最有力候補と言える。
ただ、走幅跳には、松川そら(那覇国際3)が5m73の自己ベストで迫り、1年生の山田心々和(鹿児島南1)も追い風参考で5m76(+3.0)を残している。三段跳でも昨年のインターハイ8位の今屋沙和子(熊本3)が控え、勝負強さが問われる展開になりそうだ。
男子は、トラック種目を中心に混戦模様。100mは自己ベスト10秒33、インターハイ6位の安田夢雄生(明桜館3鹿児島)が実績でリードするが、県大会は10秒56(-0.1)でまだ本調子とは言い切れない。対するのは、沖縄県大会を10秒87(-2.2)で制した、全中6位入賞の実力がある平仲航アシュリー(那覇西2)と宮崎県大会短距離2冠の松山直人(宮崎工3)。誰が勝ってもおかしくない、屈指の混戦種目だ。
5000mは、前回優勝の藤井雄大(宮崎日大3)が2連覇なるか。U20日本選手権3000m4位の中島陸斗(鹿児島城西3)を抑え、鹿児島県大会を14分06秒97の大会新で制した米永侑悟(鹿児島工3)は、前回7位の雪辱に挑む。
さらに最終日の110mハードルには、5月のU20アジア選手権で銀メダルに輝いた髙城昊紀(宮崎西3)もエントリー。昨年の全中走高跳覇者で、鹿児島県大会で走高跳と走幅跳、三段跳の3冠を飾っている迫田大輝(鹿児島南1)も注目だ。ハイレベルな戦いと大混戦の両方が繰り広げられる、見応えのある4日間になりそうだ。
全国インターハイは7月25日~29日に広島・ホットスタッフフィールド陸上競技場(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。
文/田端慶子
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